八木通商が、キャサリン・ホルスタイン（Catherine Holstein）が手掛ける「ケイト（KHAITE）」との長期にわたる戦略的パートナーシップを締結し、ケイト・ジャパンを合同で設立した。同提携を通じ、八木通商はケイトを2026年秋冬シーズンから日本市場で展開する。

　ケイトは2016年にニューヨークで設立。ブランド名はキャサリンの呼称と「長い、流れるような髪」を意味するギリシア語に由来しており、「マスキュリンとフェミニン」「強さと柔らかさ」「構築感と流動性」といった相反する要素を内包したコレクションを発表している。2022年および2023年のCFDA「年間最優秀ウィメンズウェアデザイナー賞」の最高賞を受賞し、2024年と2025年には、アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーにノミネート。2025年11月現在、世界200以上の店舗で展開しており、2023年には初の旗艦店をニューヨーク・ソーホー地区のマーサーストリートにオープンした。ケンダル・ジェンナー（Kendall Jenner）、カイア・ガーバー（Kaia Gerber）、マーゴット・ロビー（Margot Robbie）、BLACKPINK、ジュリアン・ムーア（Julianne Moore）、リアーナ（Rihanna）などが着用したことでも知られている。

　両者は、国際市場におけるブランドのマーケットポジションとアジアでのビジネス強化を目的に同社を設立。八木通商の専門的なオペレーションノウハウや長年にわたる市場でのネットワークを活かして主要小売店やデジタルチャネルで展開し、グローバルラグジュアリー市場におけるブランドポジションの確立を目指す。

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◾️ケイト：公式サイト