メルカリと駿河屋が資本提携　エンタメ・ホビー領域におけるグローバルコマースを推進

　メルカリと駿河屋が、日本が強みを持つエンタメ・ホビー領域におけるグローバルコマースの推進および安心・安全な取引環境の構築を目的とした資本業務提携契約を締結した。

　同提携は、アニメ・ゲーム・漫画・キャラクター・ファンシーグッズといった日本文化に関連するエンタメ・ホビー商品の流通市場が急速に拡大していく一方、グローバル市場における正規流通が十分に整備されていない地域が多いことに由来する価格の不透明性や、偽造品・海賊版の流通が生じやすい市場構造への対策として実施。両社が持つテクノロジー基盤・越境ECの知見と、豊富な在庫・商品カタログデータ・専門的な鑑定力を組み合わせることで、世界中の需要に応える、エンタメ・ホビー領域における日本最大級の品揃えと、安心・安全な取引環境を実現するとしている。両社は同基盤を通じて、安心・安全に日本の多様な文化的価値を世界へ届ける新たな流通モデルの構築を目指すという。

　また、オンラインとオフライン店舗を組み合わせた「グローバルOMO（オンライン・オフライン連携）」を推進することで、エンタメ・ホビー商品の流通にとどまらず、日本ならではのリユース文化や多様な商品を通じた体験価値を世界へ届け、新しい価値循環の創出を画策する。

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