メルカリが、同社初の世界共通アプリ「メルカリ グローバルアプリ」の提供を開始した。本日から台湾と香港で公開しており、2026年春にはアメリカでも提供を予定。今後3年以内に50以上、中長期的に100以上の国や地域への展開を目指す。
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越境取引事業の新戦略発表会に登壇した迫俊亮 メルカリ執行役員 CEOは、グローバルアプリ提供開始の背景として「新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る」という創業時のミッションを挙げた。これまで、その一環として2019年には越境EC事業者との連携を通じた越境取引事業を開始。2024年に台湾、2025年には香港でウェブ版メルカリの提供を開始した。
現在、同社の越境取引事業の流通総額は年間で900億円を超える規模に成長しており、そのなかでエンタメ・ホビー関連は取引の約7割と圧倒的な人気を誇っている。2割を占めるファッション関連では、日本のブランドだけでなく、日本で使用され保存状態が良いグローバルブランドのアイテムを指す「ユーズド・イン・ジャパン」が人気を集めており、例えばアメリカでは米発「コーチ(COACH)」の日本限定商品の売れ行きが良いという。2024年時点での世界の越境市場の規模は約150兆円で、10年後の2034年には約998兆円まで拡大するという試算が出ているが、「現時点で世界のナンバーワンプレイヤーは存在していない」(迫CEO)。メルカリがこれまでの事業で培った圧倒的な在庫量と、日本発のコンテンツを強みに、世界一の越境プラットフォームを目指す。

Image by: FASHIONSNAP
今回、同社は越境取引事業の新戦略を策定。海外の購入者と日本国内の事業者双方の体験を向上させ、より簡単かつ安心・安全な取引環境実現を目指しており、その中核に世界共通のプラットフォーム「メルカリ グローバルアプリ」と、国内事業者の海外展開を支援する「メルカリグローバルEC基盤」を据える。「メルカリ グローバルアプリ」では、海外の購入者がアプリを通じて日本の「メルカリ」と「メルカリShops」の商品を、言語や決済、複雑な手続きといった障壁なく閲覧・購入することができる。「メルカリグローバルEC基盤」は、日本の事業者が「メルカリShops」の操作で海外の購入者へ商品を販売できることが特徴で、多様な海外決済への対応や、複雑な国際配送・通関手続き、外国語での顧客対応といった業務をメルカリがサポートする。

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