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日本の背広散歩がフィレンツェに、世界的なメンズファッションの祭典「ピッティ・イマージネ・ウオモ」開幕

 イタリア・フィレンツェで年2回開催されるメンズウェアの見本市「第109回ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Immagine Uomo、以下ピッティ)」が開幕した。現地時間1月16日まで開かれ、初日となる13日には、散歩兼ショーとして日本式スーツスタイルを提案する「背広散歩(SEBIRO SANPO)」が、ヨーロッパで初めてイベントを開催した。

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 1972年にスタートしたピッティは、世界最大規模のファッション合同展として知られ、前回は700以上のブランド(うち海外が44%)が参加し、1万3300人のバイヤーを含む2万人以上が来場。過去には、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)」「フェンディ(FENDI)」「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」など、錚々たる面々がファッションショーを開催し、世界的なメンズファッションの祭典を盛り上げた。

 第109回は「MOTION」をテーマに掲げ、ファッション界のダイナミズムと多様なインスピレーションを提案。前回を超える750ブランド(うち海外が47%)が参加し、「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」や、「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」、「ヘド メイナー(HED MAYNER)」がファッションショーを披露する。

Image by: FASHIONSNAP

 2023年にスタートした「背広散歩」は、スーツを普段着として楽しむことを目的とした「スーツウォーク」イベント。三越伊勢丹やヴィンテージショップなどの関係者が中心となり、SNSで参加者を募り、これまで東京、大阪、ソウルなどで「スーツは特別なものではない」というメッセージを発信してきた。13日にはピッティの会場であるフォルテッツァ・ダ・バッソを出発点に、男性のエレガンスを体現する人々がフィレンツェの歴史地区の通りを歩きながら、それぞれのテーラリング観を示す自然発生的なパレードを披露。毎回の参加人数は約100人だが、ピッティではエントリーの段階で180人にのぼり、あいにくの雨ではあったものの、ピッティ会場からサンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)までさまざまな国の人々が各々の背広スタイルで散歩を楽しんだ。運営者の一人でビームスでPR経験を持つ安武俊宏は「背広散歩はファッション業界で働く6人が運営している非営利団体。今回はイタリア・ビエッラの老舗生地メーカー『ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(Vitale Barberis Canonico)』に協賛していただき、ヨーロッパで初めての実施となった。背広散歩を通して、スーツスタイルの本当の意味での普及に貢献していければ」とコメントした。

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Image by: FASHIONSNAP

フィレンツェを舞台に「背広散歩」

 今回のピッティでは新たな取り組みとして、フレグランスに特化した新セクション「HI BEAUTY」を導入。ヨーロッパを横断し、アジアにまで及ぶニューウェーブを象徴する独立系ブランドを厳選して紹介する。会場には、ソウル・江南発の「サランヘヨ(SARANGHAEYO)」やスウェーデンの香水ブランドで三越伊勢丹でも取り扱いがある「アモルン(AMOLN)」、2022年にソウルで立ち上げられたフレグランスブランド「ぺサドゥ(pesade)」など14ブランドが出展している。

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Image by: FASHIONSNAP

 また日本ブランドも多数出展。ピッティ初出展となった土屋鞄製造所は、ライダースジャケットをモチーフにした、「エー レザー(A LEATHER)」とのコラボレーションランドセルを披露。スエード地で作られ、8月24日から10月30日の期間でのデリバリーを予定している。そのほか、日本製商品の認証制度「Jクオリティー(J∞QUALITY)」の出展ブースには、構造タンパク質素材「ブリュード・プロテイン」を手掛けるバイオベンチャーのスパイバー(Spiber)が初参加。日本の高度な縫製・加工技術と融合させたジャケットやコートなどを発表した。

土屋鞄 × エー レザー

Image by: FASHIONSNAP

最終更新日:

◾️PITTI UOMO 109
期間:2026年1月13日〜1月16日
会場:Fortezza da Basso
オフィシャルサイト

◾️背広散歩:公式Instagram

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