ADVERTISING

新宿に世界最大のジンズが誕生 コンタクトやカフェまで「すべてが揃う」店舗に

Video by: FASHIONSNAP

 アイウェアブランド「ジンズ(JINS)」が、4月23日にオープンする世界最大の旗艦店「JINS 新宿店」の店内をメディア向けに公開した。ジンズは、昨月末に東京・銀座の銀座3丁目交差点の一角にも初のグローバル旗艦店をオープン。同店限定のハイエンドモデルの販売や名和晃平のアート作品の展示など「ここにしかないジンズ」を打ち出した銀座店に対して、新宿店では、アイウェアをはじめ、コンタクトやカフェ、アートまで「ぜんぶ、ここにある」をコンセプトに掲げる。

ADVERTISING

銀座と新宿から グローバル戦略の重要拠点

 新宿店が位置するのは、新宿三丁目交差点の一角。2023年9月まで「バーバリー(BURBERRY)」新宿店が入居していたテナントで、対角には伊勢丹新宿店、新宿通りを挟んだ向かいには「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」新宿店が位置する一等地だ。

 「ここにしかない」銀座店と「すべてがある」新宿店を同時期に出店することでジンズの世界観を明確に打ち出すという計画は長年にわたり温められてきた。田中仁会長の熱烈なアプローチを経て出店に至った銀座・教文館ビルの銀座店と同様に、新宿店の出店も長年の交渉を経て実現したという。

 2つの旗艦店の立て続けとなる出店の最大の狙いは、同社が掲げるグローバル化のさらなる加速。訪日客が多く訪れる銀座と新宿という2拠点にブランドの世界観を体現した店舗を展開することで、インバウンド客のブランド認知拡大と同時に、日本に頻繁に視察に訪れている東南アジアのデベロッパーらに向けてブランドの存在感と世界観をアピールする狙いがある。

新宿の多様性 × 前橋の「生糸」

 外装を手掛けたのはジンズ前橋本社屋を設計した建築家の青木淳と、これまでにもジンズの一部店舗の設計を担当してきた建築家の中村竜治。師弟関係にある両者の共同設計は今回が初だという。

店舗外観

 店舗設計の全体コンセプトは、新宿三丁目という街とジンズ、古くからある建物の三者の関係を“編み直す”こと。ジンズの創業の地である群馬県・前橋の発展を支えた「生糸」をイメージした白いアルミパイプを配した外装は、ランダムに光を反射し、多くの人が行き交う新宿の多様性を表現している。中村竜治による内装では、天井や床などの既存の躯体や設備の跡を活かしつつ、木箱やコーヒーの麻袋を活用した什器、ソファを設置。階段はバーバリー時代のものをそのまま使用するなど、元々あるものを受け入れ、ブランドの世界観を新たに重ねるように表現した。店内サインは、アーティストでグラフィックデザイナーの田中義久が主宰するcentre Inc.が担当した。

店舗内装

左:全身鏡、右:木箱に立てかけたミニマルな卓上鏡

 店舗入り口と1階店内には、現代美術家の田村琢郎の作品を常設展示。カーブミラーや道路をモチーフに、複雑に交差する人の視線といった新宿のイメージを表現している。

最大面積、最多点数 ジンズの「すべて」が揃う3フロア

 地上1階から3階までの3層構成で、店舗延床面積はジンズ最大の約1000平方メートル。最多となる約1300点の商品が揃う。

◆1階:限定アイウェア、コンタクト、ウェアラブルデバイスまで

 1階の入り口脇では、これまで一部店舗とオンラインで取り扱ってきたコンタクトレンズを紹介。8色展開のカラーコンタクトとワンデーコンタクト、3月に発売した瞳の負担を軽減するワンデーコンタクト「シリコーンハイドロゲルモデル」の3ラインをフルラインナップし、ほぼ全商品を即日購入することができる。


 入り口の正面では、同店限定モデルを展開。従来の人気モデルの形状を基に、ネジをあえて見せるデザインや、ジンズでは珍しい鮮やかなカラーのフレームなど、「遊び心」や「現代のヴィンテージ」をイメージしたデザインに仕上げている。

 1階奥では、頭の動きだけでデジタルデバイスを操作できるウェアラブルデバイス「ジンズアシスト(JINS ASSIST)」の専用コーナーを設けている。昨年2月に発売以降これまでオンラインのみで取り扱っており、店頭で実際に操作を体験することができるのは同店のみとなる。

デバイス単体で販売しており、メガネのテンプルに装着することで使用できる。価格は1万5000円。

◆2階:9つの視力測定器&「RIM」初のショップインショップ

 2階には、姉妹ブランド「リム(RIM)」がショップインショップ形式でジンズ店内に初出店。人気のメガネケース刻印サービス(有料)も導入する。

 カラーレンズはジンズとリムでそれぞれ異なるカラーを展開しているが、新宿店ではレンズ変更が可能なアイウェアすべてが両者のカラーレンズから好きなものを選ぶことができる点が特徴だ。

視力測定器は9台(ジンズ最多)

◆3階:カフェスペースとロッカー

 3階には、ジンズが展開する「オンカコーヒー(ONCA COFFEE)」のカフェが出店。前橋のジンズパークに店舗を構えるオンカコーヒーのロースタリー&カフェで焙煎されたコーヒーと、自社ベーカリー「エブリパン(EVERYPAN)」のフードを提供する。カフェのみの利用も可能で、ジンズとリムのオープンが朝10時半なのに対して、オンカコーヒーは7時半から営業する。

コーヒー豆の麻袋を活用したソファ

 新宿店では、現在全国の主要店舗で実施している訪日外国人観光客向け企画「JINS 30min Night Walk」を導入。ジンズでは会計後、最短30分でメガネを受け取ることができることから、受取までの時間を街歩き体験として提供するという試みで、専用のメガネ拭きを新宿エリアの提携店舗で提示することで特典を受けることができ、店舗周辺の散策が楽しめる。このほか、店内各所では銀座店と同様に最新の多言語対応AIが内蔵された端末を設置し、幅広い来店者の快適な購入体験をサポートする。

 先にオープンした銀座店は連日盛況で、想定以上の高いインバウンド率だと担当者は手応えを語っている。新宿店は開店前の取材時から、中の様子を伺う観光客の姿が見られた。東京の都心における大型出店がアイウェアのグローバル市場にどのようなインパクトを与えていくか、注目が集まる。

最終更新日:

◾️ジンズ 新宿店
オープン日:2026年4月23日(木)
所在地:東京都新宿区新宿3-1-20
営業時間:10:30〜21:30

◾️オンカコーヒー 新宿店
営業時間:7:30〜21:30(オープン初日のみ10:30〜)

FASHIONSNAP 編集記者

橋本知佳子

Chikako Hashimoto

東京都出身。映画「下妻物語」、雑誌「装苑」「Zipper」の影響でファッションやものづくりに関心を持ち、美術大学でテキスタイルを専攻。大手印刷会社の企画職を経て、2023年に株式会社レコオーランドに入社。ファッション雑貨、アクセサリー、繊維企業を中心に取材。

ADVERTISING

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント