ミラノファッションウィークが毛皮自粛を促す新ガイドライン発表 9月から運用

ミラノファッションウィーク常連のフェンディ(写真は2026年秋冬コレクション)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight

ミラノファッションウィーク常連のフェンディ(写真は2026年秋冬コレクション)
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イタリアファッション評議会(Camera Nazionale della Moda Italiana、以下CNMI)が、今年9月に開催するミラノファッションウィークでの毛皮(ファー)の使用に関するガイドラインを発表した。参加ブランドに対し、同ファッションウィークのショーにおいて、動物の毛皮を使用した衣類、アクセサリー、その他のアイテムを展示しないよう求める方針だ。
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今回の取り組みは、CNMIが2012年に掲げたコミットメントおよび「サステナビリティ・マニフェスト」と「倫理規定」に定められた原則に沿ったものとし、動物福祉(アニマルウェルフェア)に関する新たな法規制も考慮しているという。
対象となる毛皮の定義は「もっぱら、または主として毛皮を得る目的で、飼育または野生で捕獲された動物の毛がついた皮膚(スキン)」とし、具体的にはキツネやミンク、コヨーテ、フィンラクーン(タヌキ)、オコジョ(アーミン)、ウサギ、カラクールなど。毛を完全に取り除いたレザーや、羊、子羊、ヤギ、仔牛、牛といった主に食用として飼育された動物の副産物、先住民族が伝統的な自給自足の狩猟技術で得た毛皮、消費者から回収された中古の動物毛皮、フェイクファー、毛皮を模して作られた革新的なアニマルフリーのバイオ素材、動物を殺したり皮を剥いだり飼育中に福祉を損なったりすることなく得られたウールや毛は対象外としている。ブランドの創造性やビジネス上の自律性を決して制限するものではなく、ペナルティも課さないという。CNMIも制作するコミュニケーションコンテンツにおいて、毛皮をプロモーションしないことを確約している。
CNMIのカルロ・カパサ(Carlo Capasa)会長は、「このガイドラインの発表は、CNMIがメイド・イン・イタリーを支援するために10年以上にわたって推進してきた、責任とサステナビリティへの取り組みをさらに一歩進めるものです。本取り組みは、私たちがすでに導入している戦略に則り、十分な認識とバランス感覚を持ってファッション業界の進化に向き合うという、CNMIの確固たる決意を改めて示すものです」と説明した。
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