
Image by: FASHIONSNAP

Image by: FASHIONSNAP
国内主要百貨店6社(三越伊勢丹、髙島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店、松屋、近鉄百貨店)の2026年9月度の既存店売上高をレポート。(全て前年同月比)
ADVERTISING

動向を読み解く3つのポイント
- 秋物の堅調:東京では5年ぶりに気温が平年未満となるなど、長雨の影響もあり暑さが和らいだ9月。全社で秋物衣料の好調が目立った。
- VIP向けイベントの盛況:大幅伸長となった三越伊勢丹と阪急阪神百貨店では、VIP顧客向けのイベントが好調。高額品の伸びが全体の売り上げを支えた。
- 万博や周年催事の反動:大丸松坂屋百貨店、松屋、近鉄百貨店の3社が前月に続き減収。松屋は前年の銀座店100周年キャンペーンをはじめとする大型催事の影響、近鉄百貨店と大丸松坂屋百貨店は大阪・関西万博などの反動で減収となった。
各百貨店の主要トピックス
- 三越伊勢丹(11.0%増):伊勢丹新宿本店(11.5%増)や三越日本橋本店(9.2%増)、銀座店(19.9%)が大幅伸長。丹青会・逸品会などVIP顧客向けイベントが好調で、外商とデータ活用を通じた顧客との関係深化が安定成長を支えた。海外顧客売上高も36%増と大きく伸長し、客単価・買上客数ともに前年を上回った。
- 髙島屋(4.0%増):免税売上高が12.8%増と大幅伸長。インバウンド客数は横ばいながら客単価が12.5%増と好調で、高額品のほか化粧品や子供・ホビー、スポーツ関連商品が伸び、全体の売上高に寄与した。国内顧客は、気温低下に伴い秋物衣料・雑貨が堅調に推移した。
- 大丸松坂屋百貨店(1.9%減):大阪・関西万博の反動や、梅田店改装に伴う売り場縮小の影響で減収。一方で、外商売上・免税売上ともに前年実績を上回った。13店舗中9店舗が前年実績を上回り、札幌店は17.3%増と前月に続き高伸した。
- 阪急阪神百貨店(9.5%増):阪急本店は、国内顧客・免税の売上高が9月として過去最高を更新。シルバーウィークの来店客数が前年に対して大幅に伸びたほか、過去最高の実績となったVIP顧客向け催事などが全体の売り上げを支えた。また、冷夏による秋物衣料の堅調も好材料となった。
- 松屋(1.9%減):免税売上高が約5%減となった一方、国内売上高は宝飾・時計、紳士服が牽引し、3.3%増と堅調に推移した。化粧品を中心とした一般品は約36%増と伸長した。
- 近鉄百貨店(1.5%減):全社では大阪・関西万博などの反動で減収となった一方、あべのハルカス近鉄本店は、開業以来最高の売上を記録した「大北海道展」などの催事が集客に寄与し、20.0%増と大幅伸長。連休の手土産需要を受けて菓子が、冷夏の影響で秋物衣料が好調に推移した。また、外商顧客向けイベントも好評だった。
現場の声
「丹青会は過去最高の売り上げを達成し、逸品会についても過去最高水準の実績だった。両イベントともにここ数年は右肩上がりで、顧客の皆さまからの期待も大きくなっているのを感じる」(三越伊勢丹 広報担当者)
「大丸 札幌店は、大規模リニューアルの影響もあり全体的に好調。特に韓国からのお客さまが増えているインバウンドが、顕著に売り上げを伸ばしている」(大丸松坂屋百貨店 広報担当者)
「今年改装したラグジュアリーフロアでの体験を通じて、より顧客との関係性が深まったという実感がある。VIP向け催事の盛況はその影響も大きい」(阪急阪神百貨店 広報担当者)
最終更新日:
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング

Dior -Women's- 2027 Spring Summer
2027 SPRING SUMMER

Mame Kurogouchi 2027 Spring Summer
2027 SPRING SUMMER

Maison Margiela 2027 Spring Summer
2027 SPRING SUMMER













