鯖江のアイウェアメーカー シャルマンのオリジナルアイウェアブランド「ラインアート シャルマン(LineArt CHARMANT)」が、シャルマンの創業70周年を記念し、アーティストの佐々木香菜子とのコラボレーションモデルを発売した。発売に合わせて開催した記念イベントには佐々木のほか、2023年からブランドモデルを務める俳優の井浦新と中条あやみが登壇。眼鏡との付き合い方や、福井県鯖江市にあるシャルマンの工場を訪れた際のエピソードなどを語った。
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コラボでは、佐々木がカラーを監修したメガネフレーム6型と、佐々木自身がフレームに手作業でペイントを施した数量限定のサングラス4型の計10モデルをラインナップ。カラー監修モデルは5万1700〜6万1600円、ハンドペイントモデルは各18万7000円で、限定モデルにはシリアルナンバーを施し、専用ギフトボックスとケースが付属する。一部のラインアート シャルマン取扱店で順次販売しており、直営店「ラインアート シャルマン 銀座並木通り」では11月8日まで、佐々木のアートを用いたウインドウ演出やコラボレーションモデルの特別展示を行っている。





Image by: LineArt CHARMANT
井浦新「眼鏡は心を落ち着かせてくれる存在」
イベントには、井浦、中条、佐々木がそれぞれコラボモデルを着用して登壇。井浦はブラウンのコーデュロイのセットアップ、中条はレースをあしらったデニムのセットアップ、佐々木は淡いブルーのトップスにブラックのボトムを合わせ、アイウェアの色彩が際立つスタイリングを披露した。

今回の協業について佐々木は、「私は制作において、細部まで妥協せず仕上げることを大切にしています。工場の皆さんが同じように、一つひとつの工程にこだわっている姿に共通するものを感じました」とコメント。鯖江の工場でのものづくりに、自身の制作姿勢と通じる部分を感じたと振り返った。井浦も、アートと工業製品を掛け合わせる今回の取り組みについて「かなりアバンギャルドな試み」と表現し、佐々木のこだわりをプロダクトとして成立させるシャルマンの技術力に感銘を受けたという。
自身にとっての眼鏡について問われると、井浦は「服を着て靴を履くのと同じように、日常の中では当たり前のもの」と表現。実用品やファッションとして楽しむだけではなく、眼鏡が自身と周囲との間に一枚の“フィルター”として入ることで、緊張がほぐれたり心が落ち着いたりすることもあるといい、「呼吸をするのと同じように、毎日服を着るのと同じような感覚で眼鏡をかけている」と語った。一方、中条は眼鏡を「無意識の中の贅沢」と説明。普段何気なく身に着けるものだからこそ、耐久性や掛け心地に優れたものを使うことに価値を感じるという。また、初対面では相手の目を見ることが多いことから、「この人はこういう色の眼鏡をかけるのが好きなのかな、とその人のヒントになるものでもある」と話した。

井浦と中条は今回のコラボに合わせ、シャルマンの創業地である鯖江の本社工場を訪問。井浦は、独自素材「エクセレンスチタン」の開発者から素材開発について直接話を聞いたことや、職人たちが黙々と作業する姿が印象に残ったといい、「何も語らず、ただひたすら手を動かしている姿が一番雄弁だった」とコメント。中条が特に印象に残ったのは、シャルマンが製造する医療用の「マイクロ剪刀」で、精密な医療機器を手掛ける技術力に驚いたといい、「それだけの緻密さや安全性、信頼がこの工場にはある。その技術が眼鏡にも取り入れられているんだと思った」と話した。
また、シャルマンの原点である鯖江になぞらえ、自身の“原点”について問われる場面も。佐々木は、自身の作品に多く用いる青について「母の体内や地球の中にいたときの色のイメージが、子どもの頃から潜在意識の中に残っている」と話し、母親が自身の原点にあると明かした。井浦は、東京都内でありながら自然豊かな場所で育ち、少し電車に乗れば新宿や渋谷、原宿といった都会がある環境だったことを回想。自然と都会という対照的なものが身近にあった経験が、現在の発想にもつながっていると語った。 中条は自身の原点に両親を挙げ、母から掛けられた言葉や、幼少期にキャンプへ連れて行ってくれた父から教わった自然の中での知識が今でも残っていると説明。「父と母のバランスで自分ができているのかなと思う」と笑顔を見せた。
最終更新日:

左から中条あやみ、井浦新、佐々木香菜子
Image by: FASHIONSNAP













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