部屋を香りで満たしてくれるアロマディフューザー。電気や火を使うものもありますが、リードディフューザーならボトルにステックを刺しておくだけで香りを楽しむことができ、インテリアとしてもお部屋に映えます。インテリアショップや雑貨屋などでも手に入り、プレンゼントとしてもおすすめです。今回は、1万円以下で気軽にポチれるおしゃれなリードディフューザーをピックアップ。選び方のポイントや自宅で作る方法なども合わせて紹介します。
目次
ADVERTISING
香りを楽しむインテリア。リードディフューザーとは?
リードディフューザーとは、筒状の本体に入れたアロマオイルの中にスティック(リード)を挿入して使用するフレグランスです。多孔質状の細長いリードがアロマオイルを吸いこみ、オイルが空気中で気化することで部屋中に香りが拡散する仕組みになっています。
リードディフューザーのメリット・デメリット
<メリット>
・場所を選ばず手軽に使用できる
・挿すリードの本数が多いほど香りが強くなるため、香りの強の調整が可能
・電気や火で熱を加える必要がないため火災の心配がない
・手入れの手間がなく、湿気や乾燥を気にせず1年使用できる
・水を使用しないためカビや水垢が発生せず衛生的
<デメリット>
・動物へのエッセンシャルオイルの安全性は確証されていないため、室内で生き物を飼っている場合は注意が必要
・精油や香りによってアレルギー症状や化学物質過敏症を引き起こす場合がある
・本体がガラス製のものが多く、蓋が付いていないため倒すと室内に香りが広がって香害になる
リードディフューザーの選び方
1.サイズ
リードディフューザーは、トイレや洗面所など狭い空間に適した50ml〜100mlのサイズから、10畳以上の広さに適した500ml〜2000mlの大容量サイズまで販売されています。ディフューザーは部屋の広さに合わせて選び、香りが足りない場合はリードを足して調整するのがおすすめです。しかし、香りが拡散されやすい通気性の良い場所や強い臭いが漂うタバコを吸う空間で使用する場合は通常より消費が早くなるため、あらかじめ大きめのサイズにしておくと安心です。
2.スティックの素材
オイルを吸い上げるためのスティックの素材には、藤(トウ)、葦(ヨシ)、竹、柳などが採用されています。毎日液体につけることで目詰まりを起こして吸い上げるスピードが低下したりするため、匂いが無くなったら逆さにするなどして調整する必要があります。また、スティックのみを販売しているブランドも多く、よく目にする棒状のものから枝のような形状のものまでさまざまな種類が存在します。中には人工素材のものもあり、人工素材は天然素材に比べて吸い上げるスピードが早いためより匂いを拡散させたい場所の利用に適しています。
3.利便性
リードディフューザーはボトルのサイズや使用環境にもよりますが、通常は数週間〜数ヶ月で本体のオイルが無くなります。お気に入りの香りを長く楽しみたい場合は、詰め替えも販売しているブランドのアイテムを購入するのがおすすめです。
おすすめリードディフューザー8選
シロ(SHIRO)
ライチやプラムなどのみずみずしいフルーツと、透明感のある自然な石けんの香りの「サボン」。真っ白で主張しすぎないボトルがどんなお部屋にもマッチします。
リトゥ(retaW)
デスクやベッドサイドテーブルに置いて、香りを近くで感じることができるミニサイズのディフューザー。シャンパンとベルガモットがブレンドされた大人な果実の香りです。
大香
天然のファブリックを香りで表現したシリーズから、軽く柔らかなリネンをイメージしたその名も「リネン」。フロスト加工のボトルから小枝のように伸びるスティック、ファブリックラベルのデザインまで全て白で統一され、ベッドルームが爽やかな香りに包まれそう。
レイヤードフレグランス(LAYERED FRAGRANCE)
こちらのブランドは「香りをレイヤードする」をコンセプトに16種類の香りを展開しており、空間ごとに香りを使い分けるのがおすすめ。たとえばこの"砂糖に浸したライチ"の香り「シュガーライチ」をベッドルームに、「シャンパン」をリビングに、「オレンジブロッサム」を玄関に置くことで、部屋ごとに香りの違いを楽しめます。
ドットール・ヴラニエス(Dr.Vranjes)
ザクロの種を砕いた時に広がる、フレッシュな甘さを香りで表現。ブランドの発祥地であるイタリア・フィレンツェの聖堂にインスパイアされたまるでお酒のようなボトルが優雅な雰囲気を演出します。
ボーティボ(VOTIVO)
太陽の光を浴びた真っ白な洗濯物のような、クリーンでさっぱりとした香り。ブランドの刻印が入った印章にはスズを使用したアンティーク調のデザインです。
クルティ ミラノ(CULTI MILANO)
ボトル部分に使用した木のディテールがナチュラルな印象を与えるディフューザー。天然の香料を用いており、煎茶やアールグレイをブレンドした「テ(THE)」は日本でも人気の香りです。
ミッレフィオーリ(Millefiori)
細い筒状のスマートなデザインで、シックな部屋置きたいディフューザー。「シルバースピリット」穏やかな気持ちになれるシトラスの甘い香り。
ロタンティック(Lothantique)
南フランスで作られる「ロタンティック(Lothantique)」のディフューザーは、薬瓶のようなグレーのボトルがキュート。ローズにペッパーをブレンドした「ホワイトティー」の香り。
番外編:実は作れる!オリジナルディフューザーの作り方
リードディフューザーは薬局やAmazon、100円ショップで揃う材料で簡単に作成できます。また、一度材料を揃えれば繰り返し利用できるのでコストパフォーマンスも魅力です。アロマエッセンスは1つに絞ったり、数種類をブレンドしたりと自分仕様に楽しむことができます。
<材料>
・無水エタノール
・アロマエッセンス:1〜4種類
・リードスティック:10本程度
・ガラス瓶(本体)
<作り方>
1. 無水エタノールをガラス瓶の半分〜8分目くらいまで注ぐ
2. 無水エタノールに対して比率が9:1になるようにエッセンシャルオイルを入れる。
ポイント:無水エタノールは蒸発しやすいため、長持ちさせたい場合はグリセリンを5〜10滴たらすのがおすすめです。
3. リードスティックを入れる
ポイント:容器に対してスティックが長すぎると減りが早くなるため本体の1.5〜2倍くらいの長さに調節します。
リードディフューザーはバリエーションが豊富で色々試したくなっちゃいますよね。香りで選ぶもよし、デザインで選ぶもよし、ディフューザーを上手に取り入れてお部屋をグレードアップしてみてください!
ADVERTISING
RANKING TOP 10
アクセスランキング
sacai Men's 2025 SS & Women's 2025 Spring Collection