マスクの着用で目元のメイクが主役にすることが増えた今日この頃。鮮やかなアイシャドウやカラーアイライナー、カラーマスカラを楽しむ人も。そんなマスクメイクの悩みで多いのが、まゆげの整え方。それはアパレルで働くスタッフも同じ...。そこで、ビームス スタッフの丸海都さん(ビームス プレス)、中川遥(ビームス 町田)さん、ダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」のCOCOAさんと一緒に、「ヴィセ(Visee)」の新作を使って気軽に取り入れられるアイブロウテクニックを、コーセーメイクアップアーティスト土橋脩さんに聞いてきました。トータルコーディネートをシャープに見せてくれる”やりすぎない”メンズ向けのテクニックは必見!
※紹介商品は店舗により完売の場合あり
最新トレンド眉は”描く”より”際立たせる”?
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まずは最新のトレンド眉について、ヴィセで商品企画を担当している藤田麻友香さん(コンシューマーブランド事業部 C/B企画室 商品企画1課)に教えてもらいました!
藤田:「メイクはその時代や世相を表す」と言われていて、特に眉のメイクにはその違いが顕著に表れているんです。近年はコロナ禍でリラックス感のあるメイクをする人が増えていますが、反対にオンライン会議など自分の顔を確認する機会が多くなったために「きちんと感を出したい」といったニーズも高まっています。
中川:確かに、以前よりも目元のメイクが気になるようになりました!アイシャドウのカラーもいろいろ挑戦したくなりましたし。眉メイクもアイテムも色もたくさんあって、正直選ぶのが難しいくらい......。
丸:僕はこれまではまゆげにこだわっていたわけではないんですが、ちょっと気になり出していて。マスクをつける生活が続いていることで、トレンドの変化はあるんですか?
藤田:先ほどお伝えした”きちんと感”を出しつつ、個性を際立たせる眉メイクへの注目が高まっていますね。2020年ごろに流行った、ふんわりとした曲線的な眉から、今は自然な毛流れと立体感のある眉に移ってきているんです。そこで、ヴィセでは、「眉を描く」のではなく「眉を際立たせる」ような「洗練眉」を新たに提案しています。
メンズのアイブロウはナチュラル仕上げでも スタイリングが引き締まる
眉トレンドを学んだところで早速、ファッションに合うアイブロウに挑戦です!
丸:今日のコーディネートは、ビームスの春夏のテーマ「カレッジスタイル」を僕なりに表現してみました。程よいルーズ感と、軽い色合いで、柔らかい雰囲気のコーディネートです。ビームス ビューティ部員になって、スキンケアやフレグランスは色々とチェックするようになったのですが、眉メイクは全くしたことがなくて、普段は形を整える程度しかしていません...。
土橋:丸さんのような男性は多いと思いますよ!なので、今日は簡単に取り入れられて、”違和感のない””ナチュラルな仕上がり”の眉メイクにしますね。
丸:お願いします!
①「アイブロウパウダー」BR-5 ニュアンスブルーを使用。淡い色を手の甲などで混ぜてトーンを調整(いきなり濃い色ではなく淡い色にするのがポイント!)。眉山から、眉尻に流すようにのせる。最後にブルーを軽く乗せるとクリアでシャープなニュアンスに。
②眉まわり用コンシーラー「アイブロウエンハンサー」で輪郭を縁取り。(眉山の下の産毛を消すだけでも整った印象に◎)
③仕上げに「スタイリング クリア アイブロウ」で毛流れを整える。
丸:おお!思っていたよりも自然な仕上がりで、自まゆげっぽいですね。
土橋:ファッションの延長でサッと取り入れたい人には、このステップがおすすめです。普段からメイクをする人や、もっとシャープな印象を強めたい人はパウダーの量を調整して眉の存在感を出すのも素敵なんですけど。
丸:確かにそうですね。どのアイテムも初めて体験しましたが、コンシーラーで産毛の存在感を消すだけでも結構印象が変わったのが新鮮でした!
土橋:しっかりまゆげが生えている男性はコンシーラーで輪郭を整えるだけでもいいと思いますよ。
丸:それから、透明なアイブロウマスカラはなんだかスタイリング剤みたいで、僕でも使いやすいかも?と思いました!
春夏に着たいシアー素材には、ピンクブラウンでエアリーなニュアンスをプラス
中川:スタイリングポイントは、「レイ ビームス(Ray Beams)」の今季のテーマにもある「シアーアイテム」を取り入れました!生地に少し光沢感があるので、ナチュラルカラーでまとめつつ、春らしい華やかな雰囲気も出しました。
土橋:普段の眉メイクのお悩みはありますか?
中川:左右差があるのが気になるんです。でもペンシルで描いてもバランスが取るのが難しくて。
土橋:なるほど。今季の新作はそういう方にもおすすめなので、早速メイクしていきますね。
①先に「アイブロウエンハンサー」でラフに縁取り、ガイドラインを作る。(大まかでも大丈夫!)
②「アイブロウパウダー」BR-3 ピンクブラウンで、縁取った中に色を入れていく。眉山→眉尻の順がおすすめ。
③「アイブロウペンシル」BR-303 ピンキッシュブラウンを使って、毛の少ないところを埋めるように、少しだけ書き足す。
④「アイブロウマスカラ」BR-2 ピンクブラウンで毛流れを整えながらニュアンスをプラス。
中川:先にコンシーラーで縁取りするのが新鮮でした!これで左右差をラフに整えてから埋めていくと簡単ですね。
土橋:どうしても、描き足しながら眉を作っていくと、形や濃さのバランスを取るのが難しいので、この方法はおすすめです。眉まわりの肌トーンも整えられるので、それによって自然な立体感が出るのもポイントなんです。
中川:確かに、濃いわけではないのに、眉の存在感があって目元のメイクがぼやけてないですね。これは明日から取り入れたいテクニックです(笑)
土橋:今回は最初に使いましたが、ちょっと形を失敗しちゃったなって時には、眉メイクの最後に”形の修正”として使うのも裏技ですよ。
シャープなブラックコーデこそ、眉メイクに抜け感を
KOSÉ 8ROCKS:コーセーが立ち上げた、日本発プロダンスリーグ「D. LEAGUE」に出場するダンスチーム。ブレイクダンス世界チャンピオンの監督兼ダンサー、ISSEI(イッセイ)を筆頭に、実力者がメンバーに名を連ねる。COCOAはブレイクダンスを中心とした動画がSNSで話題を呼び、TikTokのフォロワー数100万超の人気ダンサー。
COCOA:今日はブラックのセットアップで、ちょっと大人ぽいコーディネートです。ダンスのメイクは、存在感があって落ちにくいメイクが多いので、反対に普段の眉を含めメイクはほぼ何もしないんですよね。ニュアンスが違う眉メイクも挑戦してみたいです!
土橋:それでは、今日はスタイリングのクールな印象とリンクさせながら、抜け感のある眉メイクに仕上げていきたいと思います。
①「アイブロウパウダー」BR-5 ニュアンスブルーを使って、透明感のニュアンスをプラス。(洗練された雰囲気が出て、ダークトーンのファッションにおすすめ!)
②「アイブロウペンシル」BR-300 ブラウンで、色が飛びやすいところや、毛が足りないところ、眉山付近を軽く埋める。(今回はほとんどパウダーで仕上げ、ペンシルは微調整程度で)
③眉山から眉尻にかけて、上下を「アイブロウエンハンサー」で整える。肌トーンにかすかに明るさをプラスして、パウダーのふんわり感を残しつつ際立つ眉に。
④「スタイリングクリアアイブロウ」で眉頭の毛を立てて立体感を出す。眉尻にかけて毛流れを整える。(お好みで、最後にアイブロウパウダーでブルーを足しても良い)
COCOA:元からしっかりまゆげがあるので、描くと濃くなってしまわないか心配でしたが、ナチュラルで柔らか感じですね。
土橋:パウダーをメインに使ってエアリーに仕上げたのと、眉まわりの肌をアイブロウエンハンサーで整えたことで立体感を出したのがポイントなんです。
COCOA:ブルーのアイブロウパウダーはドキドキだったのですが、仕上がりは少しだけ青みのあるブラウンで、なんというか...エアリーなのにクールな雰囲気でかっこいい!
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