Yue Minjunの作品をプリントした新作
Yue Minjunの作品をプリントした新作
Image by: COMME des GARÇONS

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コム デ ギャルソン・シャツが東京で初のショー 中国現代アーティストYue Minjunの作品をデザインに

Yue Minjunの作品をプリントした新作 Image by COMME des GARÇONS
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Image by: COMME des GARÇONS

 コム デ ギャルソンが7月28日、メンズコレクションの展示会初日に「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇONS SHIRT)」のフロアショーを開催した。通常なら6月末にパリのショールームでショーを行っているが、今回は約1ヶ月遅れて東京の本社での新作発表となった。

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 「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)」のショーが終わった1時間後、同じフロアでコム デ ギャルソン・シャツのショーが行われた。パリではいつも限られたスペースで招待客が寿司詰め状態になるが、今回は新型コロナウイルスによる感染症対策で席同士の間を空けており、来場するプレスの人数は10人以下まで絞っている。オム プリュスと同様に、一本の道を往復するランウェイではなく、8列ほど設置された客席の前方にモデルが登場し左右にウォーキングする形式。これまでのファッションショーがいかに"密"の状態で行われていたのかを、改めて認識させる距離感があった。

 定刻通りに1人目のモデルが現れた。黒のセットアップに、ボウタイと融合したような変形の襟が特徴のシャツ。前半はモノトーンや定番のストライプなど比較的ベーシックなスタイルで、ギミックは控えめ。スーツからシャツまで共地の3ピースは少しゆとりのあるシルエットとなっている。

 中盤で目を引いたのは、今シーズンの特徴でもあるアートワーク。中国・北京出身のアーティストYue Minjun(岳敏君、ユエ・ミンジュン)の作品を用いた。笑った顔の男性をクローンのように複製する作風が特徴で、数億円の値がつく作品もあり、中国を代表する現代アーティストの一人として知られている。今回のコラボレーションでは、ジャケットとショーツのセットアップに総柄で用いたり、プリントTシャツ、そしてシューズやバッグにもデザインし、シュールでアイロニカルな印象を残した。

 後半は、再びストライプやギンガムチェックなどの定番柄に、マルチカラーのパッチワークを織り交ぜた。足元は全ルックがスニーカーで、ピンクやブルーなど鮮やかなカラーを取り入れた「アシックス(asics)」とのコラボシューズが登場した。代表的なモデル「ターサー(TARTHER )」がベースとなっている。

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