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【素材別】エコバッグの正い洗い方は?「洗濯ブラザーズ」が伝授

 7月1日からのプラスチック製買物袋の有料化に伴い、買い物時にエコバッグを持ち運ぶ機会が多くなりました。エコバッグはあまり汚れてないように見えても、毎日洗わずに使い続けると雑菌が増えてしまうのだそう。今回は"洗濯のプロ"洗濯ブラザーズさんに「ナイロン・ポリエステル」「コットン」「不織布」の素材別でエコバッグの洗い方を伝授してもらいました。

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<素材の見分け方>

 表示のタグがバッグに付いている場合はそちらの表記に従い、表示タグが付いてない場合は以下を参考にしてみてください。

ナイロン・ポリエステル→触るとツルツルした素材が特徴。折り畳めるエコバッグのほか、レインコートにも使われている素材です。
コットン→織り方によって硬さは異なりますが、Tシャツや肌着など多くのアパレルアイテムに使用されている素材。
不織布→手触りはざらざらとした印象。通気性や吸水性に優れていることからマスクや紙おむつに用いられている素材です。

※洗濯液は、洗濯洗剤のボトルの裏面に記載されている「洗濯物の量(kg)」に対応した「水量」と「洗剤量」の割合を参考にしてください。

ナイロン・ポリエステルのエコバッグ

おすすめの洗剤:弱アルカリ性洗剤

■手洗いする場合

①ウォッシュタブに水と洗剤を混ぜた洗濯液(汚れがひどい場合は40度を限度にぬるま湯と洗剤を混ぜた洗濯液)を作ります。
②目で見てわかる黒ずみなどは、洗濯ブラシ(なければ歯ブラシ)で洗濯液をつけてしっかり叩きます。生地が比較的強いので擦ってもOKです。
③プリントがある場合は裏返して3〜5分程度押し洗いします。その後、水を入れ替えてすすぎます。
④洗濯ネットに入れて、洗濯機で1分間脱水します。
⑤プリントがある場合は裏返しにし、折り畳んだりしないように干します。

■洗濯機で洗う場合

①汚れがひどい場合は前処理をします。

前処理のやり方:スプレー容器に洗剤を入れる→洗剤と同じ量の水を入れる→軽く振って混ぜる→汚れの気になるところに3回スプレーして洗濯用ブラシでたたく→15分程度放置

②洗濯機の設定はデリケートコースがお勧めですが、通常コースで他の衣類と一緒に洗ってもOKです。
③脱水時間は、デリケートコースの場合は5〜7分、通常コースの場合は1〜3分に設定します。
④「手洗いする場合⑤」と同じように干します。

☆洗濯ブラザーズからのワンポイントアドバイス
ナイロン・ポリエステルは、シワになりにくく生地が比較的強いですが、熱には弱いので乾燥機やアイロンは使用しないようにしましょう。

コットンのエコバッグ

おすすめの洗剤:弱アルカリ性洗剤

■手洗いする場合

①ウォッシュタブに水と洗剤を混ぜた洗濯液(汚れがひどい場合は40度を限度にぬるま湯と洗剤を混ぜた洗濯液)を作ります。
②目で見てわかる黒ずみなどは、洗濯ブラシ(なければ歯ブラシ)で洗濯液をつけてしっかり叩きます。この時はあまり擦らないようにしてください。
③3〜5分程度、シワにならないように押し洗いし、水を入れ替えてすすぎます。
④タオルなどで包んで水分を吸い取ります。
⑤プリントがある場合は裏返しにし、折り畳んだりしないように干します。

■洗濯機で洗う場合

①汚れがひどい場合は前処理をします。

前処理のやり方:スプレー容器に洗剤を入れる→洗剤と同じ量の水を入れる→軽く振って混ぜる→汚れの気になるところに3回スプレーして洗濯用ブラシでたたく→15分程度放置

②プリントがある場合は裏返しにして洗濯ネットに入れます。
③洗濯コースはデリケートコースを選択します。
④脱水時間は1分に設定します。
⑤「手洗いする場合⑤」と同じように干します。

☆洗濯ブラザーズからのワンポイントアドバイス
コットンはシワになりやすいので、手洗いがお勧めです。

不織布のエコバッグ

おすすめの洗剤:中性洗剤

■手洗いする場合

①ウォッシュタブに水と洗剤を混ぜた洗濯液(汚れがひどい場合は40度を限度にぬるま湯と洗剤を混ぜた洗濯液)を作ります。
②目で見てわかる黒ずみなどは、洗濯ブラシ(なければ歯ブラシ)で洗濯液をつけてしっかり叩きます。
③プリントがある場合は裏返しにし、3〜5分程度シワにならないように押し洗いして、水を入れ替えてすすぎます。
④タオルなどで包んで水分を吸い取ります。(不織布は絞ったりするとシワになるので注意!)
⑤プリントがある場合は裏返しにし、折り畳んだりしないように干します。

■洗濯機で洗う場合

①不織布は、シワになりやすいので必ず洗濯ネットを使用。この場合もプリントがある場合は裏返しにします。
②洗濯コースはデリケートコースに設定し、優しく洗います。
③脱水の時間は1分に設定します。
④「手洗いする場合⑤」と同じように干します。

☆洗濯ブラザーズからのワンポイントアドバイス
不織布はシワになりやすいので、手洗いがお勧めです。「手洗いする場合④」の際に、絞って脱水すると特にシワになりやすい素材なので注意してください。

【番外編】 保冷バッグの洗い方

 保冷バッグは表地と裏地の素材が違うので、極力洗わず内側を除菌シートで拭いてお手入れするのが理想です。それでもどうしても洗いたい場合について紹介。

①ウォッシュタブに水と中性洗剤洗剤をよく混ぜ、洗濯液を作ります。
②保冷バッグを入れ、優しく押し洗いします。
③綺麗な水で濯ぎます。
④タオルドライします。内側はしっかり水気を切るように拭いてください。
⑤風通りのいい場所で陰干しします。

☆洗濯ブラザーズからのワンポイントアドバイス
タオルドライをする際、内側のアルミ部分に水気が残っているとニオイの原因になります。しっかり水気を切りましょう。

洗濯ブラザーズ
茂木貴史、茂木康之、今井良の3人で結成し「毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動」をする集団。横浜でクリーニング店「リブレ ヨコハマ(LIVRER YOKOHAMA)」を経営する傍ら、劇団四季やシルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドといったアーティストの衣装クリーニングや、オリジナルのナチュラル洗剤の開発などを手掛けている。洗濯の楽しさを伝える活動として、全国の百貨店やセレクトショップなどでイベントやセミナー、講演を実施。昨年10月には初の著書「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」を刊行した。
洗濯ブラザーズ:公式サイト

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