昨今その勢いはとどまる所を知らないヴィンテージブーム。そのムーブメントを牽引する存在の1つと言っても過言ではない「VCM(Vintage Collection Mall)」が、F/STOREでポップアップイベントを開催します。今回は、VCMとゆかりのあるヴィンテージラバー7名の貴重な私物を販売。どのアイテムもラバー独自の審美眼のもと選ばれた貴重な逸品ばかりです。9月14日から9月22日まで期間限定での販売となるので、この機会をお見逃しなく!
VCM(Vintage Collection Mall)
年月を重ね、時代と海を超えて愛されてきた"ヴィンテージ"に特化した、ヴィンテージ総合プラットフォーム「VCM(Vintage Collection Mall)」。 大量生産・大量廃棄のこの時代に、ヴィンテージを“究極のサスティナブル”と捉え、価値あるヴィンテージアイテムを“ネクストラグジュアリー”として、後世に残していくことをコンセプトに、ショップとヴィンテージラバーを繋ぐ場の提供や情報発信を行っている。
@vcm_vintagecollectionmall @naoaki_tobe
目次
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堀内 健太
Kenta Horiuchi
1994年生まれ。LeeLooオーナー。ラグジュアリーブランドで経験を積みながら並行してLeeLooのオンラインショップをスタート。約5年前に独立し店舗をオープン。年に4回アメリカとヨーロッパへ買い付けに行き、当時のミュージシャンや音楽関係者、ファッションデザイナーなどから貴重な当時のアイテムを譲ってもらい独自のキュレーションでショップを運営。
出品したアイテムの選定基準
ここ数年で高騰を続けているファン垂涎のバンドのアイテムから、アートとしての側面も兼ね備えたユーロバンドの一着、さらには玄人好みのレーベルTまで、音楽関係のアイテムでラインナップ。音楽のジャンルが異なれば、アイテムも異なる、そんな奥深い世界を紹介していただきました。
音楽縛りを設けてセレクトしましたが、地域や音楽性が異なるバンドやレーベルから意図を持ってピックすることで、多彩なラインナップになったと思います。
王道からネクストまで、今注目したい音楽関連のアイテム3点
SELECT 1 : Red Hot Chili Peppers "One Hot Minute Sweat Shirt"
ここ最近の高騰ぶりが顕著で、ヴィンテージのバンドTシャツの中でも最も人気があると言っても過言ではない「レッド ホット チリ ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)」のスウェットです。普通だと面白くないと思ったので『ワン・ホット・ミリット』というアルバムの名作アートワークを採用しながら、珍しいデザインだったユーロブートのものを選びました。
フロントは刺繍なのに対し、両袖とバックは発泡プリントが入る豪華な4面デザインでかなり珍しいと思います。バンド自体は誰もが知っていてわかりやすさもありますが、いわゆる“普通”のものではなく、個人的にもおすすめです。
SELECT 2 : New Order "Technique"
続いてはヨーロッパのバンドから。イギリス・マンチェスター出身のロックバンドである「ニューオーダー(New Order)」のバンドTです。「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」や「シュプリーム(Supreme)」などとのコラボレーションでも知られる世界的グラフィックデザイナーの「ピーター・サヴィル(Peter Saville)」によるグラフィックを採用した一着。バンドTでありながらアートTとしての側面も持ち合わせており、当時から現代に至るまで色褪せることない魅力がある、名作中の名作だと思っています。当時のファッションはジャストで着るのが主流であり、当時の空気感を感じられるリアルなサイズ感も魅力的だと思います。
SELECT 3 : Warp Records
イギリスのシェフィールド発祥で、エレクトロやテクノ、EDMを中心にしていたワープレコーズ(Warp Records)というレーベルのTシャツです。エレクトロやテクノが音楽のジャンルとしても、古着のカテゴリーとしても、いま注目を集めていて、バンドTに次ぐネクストブレイクとしての意味合いも込めてセレクトしました。テクノやエレクトロの中でも一番人気がある「エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)」が所属していたことでも知られ、テクノといえばワープレコードと言われるほど、王道レーベルのTシャツです。
ここ最近のロックバンドTのブームに掘り続けていた人が次に注目しているのがこのジャンル。アメリカからヨーロッパのバンド、そしてエレクトロやテクノ、レイブ系へと熱が移っているのを店頭で接客していても肌で感じます。ロックバンドのように世界中を回ってツアーするような音楽のカテゴリーではないので、バンドものよりも圧倒的に数が少なく、見つけた時に買うのが吉ではないでしょうか。
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◼︎ヴィンテージラバーの私物マーケット
・#1「mushroom」オーナー 土田鏡
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