「ゲーエムベーハー」2021年秋冬コレクションに登場したデミクチュールのルック
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Fashionスタイル・トレンド

2021年はメンズクチュール元年? GmbHやヴァレンティノ、バレンシアガなど続々発表

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 ベルリン発のブランド「ゲーエムベーハー(GmbH)」が、デミクチュールラインを立ち上げた。デビューコレクションでは、男性向けにファードレスのようなコートなどを提案。一般的にクチュールコレクションは女性向けのドレス類が主要だが、近年ではメンズルックを発表するブランドが増えている。

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 GmbHは、デザイナーのSerhat Isikと写真家のBenjamin Alexander Husebyが2016年にローンチ。2018年にLVMHプライズのショートリスト、2020年にウールマーク・プライズのファイナリストに選出された気鋭ブランドだ。2021年秋冬から始動するデミクチュールラインは、完全受注オーダー形式で展開。GmbHでは、デザイナーのSerhat Isik自身が全アイテムのパターンを引いていることから、テーラリング技術をより活かせる機会を希望していたという。

 デビューコレクションでは、2021年秋冬コレクションのランウェイに登場したオフショルダーのジャケットやコートなどが揃う。全てのコートの内側に調節可能なコルセットが取り付けられており、好みでフェイクファーをカスタム可能。デミクチュールラインはGmbHから直販のみの取り扱いとなり、公式サイトもしくはEメールで、5月6日までラインシートの問い合わせやオーダーを受け付けている。

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 従来の「オートクチュールコレクション」は、パリのオートクチュール・プレタポルテ連合協会(通称サンディカ)の厳正な審査の上、認証を受けたデザイナーやブランドによって制作された高級注文服のコレクションを指す。プレタポルテ(既製服)とは違い一点ずつ顧客に合わせて仕立て、手作業によるディテールにこだわるメゾンも多く、価格は高額となる。オートクチュールコレクションで発表されるのは女性に向けたドレス類がほとんどだったが、近年ではメンズルックが増加。クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)時代の「ジバンシィ(GIVENCHY)」や、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のアーティザナルCo-edコレクションでは数年前からメンズモデルが起用されていたが、2021年に入ってからメンズクチュールのトレンドが加速した。

 「ヴァレンティノ」は、今年1月に発表した2021年春夏オートクチュールコレクションでメンズを初めてフィーチャー。シャツやトラウザーなど、細部までこだわった定番服をオートクチュールのランウェイに送り出した。

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 より男女の境界線が曖昧なルックが披露されたのは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による初のコレクションとなった「フェンディ(FENDI)」2021年春夏オートクチュールコレクション。ヴァージニア・ウルフの小説「オーランドー」の主人公にインスパイアされ、アシンメトリーのドレスやロングケープといったルックを性別の隔てなく男女のモデルに着せた。

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 さらに、今年は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」がオートクチュールコレクションを53年ぶりに発表する予定。デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)による初のクチュールコレクションでは、メンズのクチュールルックも発表する予定だという。7月に披露される同コレクションを機に、メンズクチュールへの注目はさらに高まりそうだ。

■GmbH
問い合わせ先:shop@gmbhgmbh.eu
公式サイト

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