インサイド

COLORFULボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）　最初のピックアップは、はじまりのシーズンに願をかけた春色ウォレット。「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」の淡く優しいラベンダーカラーが魅力的な二つ折り財布は、安定の使い心地と質感を誇ります。オンオフ兼用で頼れるアイテムは、シックな色違いも要チェック。■ファスナー付きコインポケット■カードスロット×6　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するロエベ（LOEWE）　可憐なピンクと、ハッピーなイエローを採用した「ロエベ（LOEWE）」のパズルウォレット。柔らかなカーフレザーでカード類の収納もしやすく、アクセントにもなっているジッパータブでスムーズな所作も叶います。鮮やかなパネルカラーで、ポジティブな日々を楽しんで。■ファスナー付きコインポケット■カードスロット×6　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するバレンシアガ（BALENCIAGA）　メタリックなカラーにパワーが漲る、「バレンシアガ（BALENCIAGA）」の三つ折り財布。BBモノグラムのスタイリッシュなシルバーボディと、シックなブラックで仕上げたコンパートメントのバランスがおしゃれな、コンパクトサイズが嬉しい個性派アイテム。■スナップボタン留めコインポケット■カードスロット×3　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するヴァレンティノ（VALENTINO）　ヴィヴィッドなピンクにラブ運もアップしそうな「ヴァレンティノ（VALENTINO）」の二つ折り財布は、ローマンスタッズがパンクなワンポイント。使い勝手の良いシンプルなコンパートメントを装備した、ミニバッグにもすっきりと収まる華やかなウォレットです。■ファスナー付きコインポケット■カードスロット×5　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するグッチ（GUCCI）　手のひらに収まる二つ折り財布に、グラマラスなストロベリーをパッチした「グッチ（GUCCI）」。傷が目立ちにくいブラウンレザーのライニングとGGスプリームキャンバスが、ブランドの変わらないポリシーを紡ぐ、クラシカルかつ遊び心溢れるアイテムです。■ファスナー付きコインポケット■カードスロット×5　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するアニヤ・ハインドマーチ（Anya Hindmarch）　チャーミングな表情に心惹かれる、「アニヤ・ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」の三つ折り財布。主役級の存在感を放つうさぎのフラップを開くと、コインケースがお目見え。兎年のパワーもプラスし、最高の運をゲットできそうな予感。■スナップボタン留めコインポケット■カードスロット×4　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するBLACKサンローラン（SAINT LAURENT）　ハンサムなムードと、シーンを選ばないカラーで安心感もあるブラックウォレット。「サンローラン（SAINT LAURENT）」の二つ折り財布は、清楚なホワイトとのバイカラーが大人の洗練さを醸すおしゃれなアイテム。ゴールドのYSLロゴがセンシュアルに輝きます。■ファスナー付きコインポケット■カードスロット×6　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するメゾン マルジェラ（Maison Margiela）　手に馴染むブラックのグレインレザーに、シグネチャーのホワイトステッチが飾られた「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」の二つ折り財布。現金派にも嬉しい独立したコインパースが使いやすい、デイリースタイルがモードに決まるウォレットです。■ファスナー付きコインポケット■カードスロット×6　■紙幣用コンパートメントMATCHESFASHION で購入するヴェルサーチェ（VERSACE）　ジェントルなオーラを纏う、「ヴェルサーチェ（VERSACE）」のメドゥーサが静かに煌めく二つ折り財布は、コインポケットを除いたシンプルなデザイン。領収書やカード類の携帯がしやすいので、ビジネス用やキャッシュレス派におすすめ。■カードスロット×6■紙幣用コンパートメント×2　MATCHESFASHION で購入するアミ パリス（AMI Paris）　たっぷりとカードを収納できるケースも、キャッシュレスな現代に選びたいアイテム。「アミ パリス（AMI Paris）」のコンパクトウォレットはスナップボタン留めのカードスロットが扱いやすく、ジッパーポケットの中にもキャッシュやカードが収納可能です。■ファスナー付きポケット■カードスロット×8　MATCHESFASHION で購入するザ・ロウ（The Row）　ラッキーデーに新調したいアイテムとして、お財布に並び声が上がるカードケース。「ザ・ロウ（The Row）」の匿名性の高い優雅なホルダーは、プライベートにも大切なビジネスシーンにもマッチ。蛇腹のコンパートメントと計算されたサイズ感、上質なレザーに惚れぼれ。■スナップボタン留め■カードスロット×4　MATCHESFASHION で購入するアレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）　最後にご紹介するのは、パフィーなフォルムとアーティスティックなステッチディテールに魅了される「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」のカードケース。必需品だけがあればいい、そんなお出かけシーンでのお供やパスケースとしても活躍します。■メインポケット■カードスロット×2　MATCHESFASHION で購入する

お買いモノ

3月の最強開運日に狙うお財布は、春色とブラックどちらを選ぶ？

「ブラックタイ」が意味するもの　「ブラックタイ」を直訳すれば「黒いネクタイ」だが、ボウタイとタキシードといったフォーマルウェアを意味する男性のドレスコードでもある。ピッチョーリは今回、男らしさや正統性、ステータスなど様々な社会的意味を持つこの言葉を再定義。あらゆる制約を取り払い、現在と過去をミックス、パンクなアティテュードとメゾンのエレガントなカッティングを組み合わせた。 パンクに着こなすモデルたち　オープニングを飾ったのは、白いシャツ襟とネクタイをホルターネックのミニドレスに変えた象徴的なルック。モデルはバズカットで、長いアイラインを引いている。リップリングなど複数のピアスを着用し、背中には大きなタトゥが見えた。 　このほかにも個性豊かなモデルたちが登場し、パンクなムードを盛り上げる。足元にはスタッズ付きのアンクルブーツを履き、メゾンのアイコンである「ロックスタッズ」のバッグを手にしていた。ピッチョーリはこれを"ルネサンス パンク"と呼ぶ。「ヴァレンタイ」のバリエーション
　タイを取り入れたルックは「ヴァレンタイ（ValenTie）」と呼ばれ、無限のバリエーションを見せる。クラシックなスーツやシャツはもちろん、フルレングスのイヴニングガウンにも取り入れられた。タキシードもショートパンツと合わせ、ユニセックスかつ実用的なデイウェアへと生まれ変わった。力強さを増すグラフィックパターン　また、ダイナミックなグラフィックパターンもコレクションの鍵に。力強いドットやストライプ、格子模様がポップな遊び心をプラス。コントラストを効かせたデザインが目を引いた。ガーリーなミニスカートを主役に　そして「ヴァレンタイ」に合わせたマイクロミニのスカートも、ガーリーなインパクトを放つ。薔薇のモチーフをつなぎ合わせた立体的なミニスカートなど、クチュール的な表現がアクセントに。フリルやスパンコール、フェザーといった華やかな素材をミニスカートからイヴニングドレスまで取り入れ、メゾンのコードをコンテンポラリーに昇華していた。  SDGsに貢献するショーの形　今回ヴァレンティノは、会場に設置された木製のベンチやランウェイ全体を覆うモケット（織物）をショー終了後に再利用するなど、環境への影響を最小限に抑える取り組みを実施。また、フランスの非営利団体「ラ・レゼルヴ・デザール（La Réserve des arts）」とのパートナーシップの継続も発表した。ショーで使用された繊維素材の一部を同団体に寄付し、クリエイティビティの好循環を永続的に生み出していく活動に役立てていくという。ウィンウィン、フローレンス・ピューらも来場 　会場にはNCT / WayVのウィンウィン（WINWIN）やフローレンス・ピュー（Florence Pugh）、プリヤンカー・チョープラー（Priyanka Chopra）＆ニック・ジョナス（Nick Jonas）夫妻、ブルックリン・ベッカム（Brooklyn Beckham）＆ニコラ・ペルツ（Nicola Peltz）夫妻らが来場。日本からはemmaや高橋ららがショーを体験した。

Fashion

ブラックタイに"ルネサンス パンク"を掛け合わせた「ヴァレンティノ」　23-24年秋冬

■ジャン-ピエール・シャリトン（日本ロレアル代表取締役社長）1966年3月13日生まれ、フランス・パリ出身。1989年にフランスのEM リヨン経営大学を卒業。1991年に仏・ロレアル本社に入社し、スキンケアブランド「Biotherm」でキャリアをスタート。タイ、韓国、イギリス・アイルランドのロレアル リュクス事業本部長を経て、2008年にロレアル リュクス事業本部「ジョルジオ アルマーニ ビューティ」のグローバルプレジデントに就任。2013年にロレアル アジア太平洋地域（APAC）のロレアル リュクス事業本部ゼネラルマネージャーに就任、2021年11月より現職。“マスクビューティ”の幕開けー2022年を一言で振り返ると？　“歴史的”な1年でした。その理由は2つ挙げられるのですが、1つは2021年に傘下に入ったプレミアムスキンケアブランド「タカミ（TAKAMI）」の躍進です。そしてもう1つはリテールの成長でしょうか。われわれは市場の3〜4倍の速度で成長を遂げており、日本国内において“外資系化粧品メーカーNo.1”というポジションをより強固にすることができた1年でしたね。ー“歴史的”と言えるほどの成長を遂げることができた背景をどのように分析していますか？　日本国内の化粧品市場は、インバウンド需要を除いた日本人による消費に目を向けるとコロナ禍以前にまで回復しています。これは未だ回復していない業界もある中でとても興味深いことです。回復の背景には新しいビューティ、つまり“マスクビューティ”の幕開けと定着があると思います。ー“マスクビューティ”の定着で業界の動向がどう変わったのでしょうか？　まずは髪に意識が向いたと思います。以前よりもヘアカラーを楽しむ人が増え、それによりヘアケアの質にこだわりを持つようになりました。さらに髪色を変えると、眉の色や雰囲気、目元のメイクを変えたいという欲も生まれますよね。　またマスクの常用で肌荒れはもちろんですが、たるみも気になる人が増え、スキンケアニーズが高まったことも大きい。中でも、毛穴やニキビなどマスクの着用による新しい悩みを解決するために美容液に注目が集まりました。ーさらにコロナ禍の変化として、“おこもり”美容から一気にフレグランスニーズが高まりましたね。　在宅勤務で自宅で過ごす時間が増えたことで、リフレッシュに香りを楽しむ人が増えましたね。マスクビューティの登場は、この3年で、過去100年にわたって変わらなかった日本の消費者の美に対する考え方を一気に変えたと思います。新型コロナウイルスの分類が5類に移行して規制が緩和されても、この3年の間に定着した習慣と、日本の方々の感染予防対策への意識の高さを考慮すると、マスクビューティのニーズは、今後も一定程度継続してあるだろうとみています。　われわれはスキンケアから、メイクアップ、ヘアカラー、ヘアケアまで、全てのカテゴリーの製品、さらには価格帯においても幅広く網羅していることで、適切な製品を適切なタイミングで提案することが可能で、市場ニーズに切り込めた。そういう意味で“歴史的”な1年になったと思います。日本ロレアル傘下の主なブランド・ロレアル プロフェッショナル（L’Oréal Professionnel Paris）・ロレアル パリ（L'Oréal Paris）・イヴ・サンローラン・ボーテ（Yves Saint Laurent Beauté）・ヴァレンティノ ビューティ（VALENTINO BEAUTY）・キールズ（Kiehl's SINCE 1851）・ケラスターゼ（Kérastase）・シュウ ウエムラ（shu uemura）・ジョルジオ アルマーニ ビューティ（GIORGIO ARMANI Beauty）・タカミ（TAKAMI）・ヘレナ ルビンスタイン（Helena Rubinstein）・プラダ（PRADA）・メイベリン ニューヨーク（MAYBELLINE NEW YORK）・メゾン マルジェラ フレグランス（Maison Margiela Fragrances）・ラ ロッシュ ポゼ（La Roche-Posay）・ランコム（Lancôme）ーそんな中、2022年にヒットしたブランドやアイテムは？　「メイベリン ニューヨーク（MAYBELLINE NEW YORK）」、「タカミ（TAKAMI）」、「ラ ロッシュ ポゼ（La Roche-Posay）」、「シュウ ウエムラ（shu uemura）」、「ケラスターゼ（Kerastase）」が2ケタ成長となりました。製品をあげると、メイベリン ニューヨークは昨年秋に発売したマスカラ「スカイハイ」が市場でNo.1となり、品薄が生じてしまうほどのヒットを記録しています。ニキビや毛穴、角質ケアニーズの高まりによって、タカミの角質美容水「スキンピール」や、ラ ロッシュ ポゼの美容液「エファクラ ピールケア セラム」、シュウ ウエムラのクレンジング「クレンジングオイル」もコロナ禍での肌荒れに悩む人を中心に人気を集めましたね。ケラスターゼはヘアケアへの質にこだわる人が増えていることから、最高峰の「クロノロジスト」のオイルが人気です。　またわれわれもフレグランスやアロマ、ハンドフレグランスも好調でした。「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」の「レプリカ」のフレグランスやキャンドル、「イヴ・サンローラン・ボーテ（Yves Saint Laurent Beauté）」のアイコンフレグランス「リブレ（LIBRE）」などが支持されていますね。リピート率の高い「タカミ」の躍進ー冒頭で“歴史的1年”のひとつとして、タカミの躍進を挙げられています。タカミというブランドはどんなブランドなのでしょうか？　まず、「生涯 美肌のかかりつけ」という理念を掲げた、ブランド哲学です。化粧品を購入する時、その時々のたるみやシワといった悩みに合わせて1〜2回リピートすることが多いと思いますが、タカミは30日ごとのサブスクリプションが主体のビジネスモデルを構築しています。1ヶ月に1本の定期便による継続購入率が高く、毎日スキンピールを使用しているというお客さまが多くいます。一度使うと、その機能性を実感して、継続して使っていただける、“美肌のパートナー”としての地位を確立しています。　そして創業者の岡村雄嗣氏。国際的な化粧品会社であるロレアルの一員として、人員や予算、リソースを提供していますが、創業者の想いや、これまでに積み重ねてきた顧客との信頼感を損なわないやり方を買収後も重視しています。グローバルの環境の中でも日本らしさを守ってもらえるように、現在も創業者の視点でのマーケティングをある程度委ねながら、連携を取っています。彼の手腕を尊重し、日本発の化粧品会社の質にとても感嘆しています。ータカミの今後のグローバル戦略は？　1月には中国本土に進出しました。4月までに台湾、2023年度中にはオーストラリアへも導入していきます。また、アジアのさまざまな国際空港でも展開していく予定です。オフラインとともに成長するECーECが好調です。日本市場においては、他社がEコマースに二の足を踏んでいた10年以上前に、いち早く参入し順調に拡大しています。現在の日本ロレアルのEC化率は？　コロナ禍を経て、「サービスを受けてみたい」「試してみたい」というニーズの高まりから、店頭に消費者が戻りつつありますが、それと同時にEコマースが浸透し、購入チャネルの多様化が進んでいますよね。われわれはオフラインとEコマースともにバランスよく成長させることができました。化粧品市場で2019年に5〜6%と言われていたEC化率が、2022年には18％まで伸長している中で、日本ロレアルのEC化率は37%と、市場の成長スピードを大きく上回り成長しています。クリエイティビティを育むオフィスへと刷新ー昨年は新宿の本社オフィスを改装しました。2006年の本社移転後初の大規模なリニューアルをこのタイミングで行ったのはなぜでしょうか？　在宅勤務でも十分に生産性高く働くことができますし、通勤時間の短縮にもつながります。ただやはりオフィスに戻って、働いてもらいたいという思いがあります。そのため徹底的に「なぜオフィスに戻るべきなのか？」を考えました。　出社することの利点は、社員同士が顔を合わせて偶発的に会話をすることができますし、対面でのやり取りによってスクリーン越しには生まれ得ないアイディアが生まれることがあります。この一つひとつが影響して、最終的にビジネスにつながるアイディアやクリエイティビティにつながるのです。ビューティ業界というのは、美しいブランド、美しい製品、そして美しいお客さまの全てが備わって成り立っています。われわれはテック企業でも、サービス企業でもありません。ビューティ業界に身を置くのであれば、新しいアイディアやクリエイティビティをトップレベルで育む必要があります。そのためのリニューアルです。ー具体的には？　フロアの40％を一人ひとりが集中して働けるワークステーションに、60％を「協働」をテーマにディスカッションが可能で、アイディアが生まれるようなコラボレーション空間に仕上げました。内装にはサステナビリティも意識しました。アイシャドウやファンデーション、リップなど約60種類・約4400個の廃棄前の自社製品をアップサイクルして、塗料や照明のシェード、タイルなどに活用しています。働きやすく、さまざまな人を温かく迎え入れる空間であり、われわれのミッションでもある地球を守る環境活動への想いものせたオフィスに生まれ変わりました。ーサステナブル活動で、さらに取り組みたいことは？　昨年は日本国内の主要な事業拠点において、カーボンニュートラルを達成することができました。またテラサイクル社との化粧品空き容器を回収およびリサイクルも進めています。今後ですが、廃棄ゼロに近づける施策に力を入れていきたいと考えています。全てのプロジェクトで地球への負荷を減らすことをポリシーにしています。イノベーションハブとしての日本市場ーそのほか、どのようなイノベーションを行ったのでしょうか？　やはり研究のイノベーションだと思います。世界最高峰レベルの研究開発施設であるリサーチ＆イノベーションセンターは、フランス、アメリカ、中国、インド、日本の5ヶ国にしかありませんが、中でも日本のイノベーションレベルの高さ、深度、進化は目覚ましく、ロレアルにとって日本は非常に重要なイノベーションハブです。日本で大成功を納めている製品イノベーションは世界に展開する際の大成功にもなり得るので、全てのブランドで日本発のイノベーションを目指しています。ー異業種とのイノベーションも進んでいますね。　より基礎的なイノベーションとして、日本のエコシステムに合うものの発掘にも力を注いでいます。例えば医薬品製造企業である森下仁丹との共同研究により、植物から得た化粧品の有用成分を用いた「アクティブデリバリーカプセル」の開発に成功しました。日本の他業種の企業とのコラボレーションによって、グリーンサイエンスを発展させているところです。　また日本の自動車業界は、美しく鮮やかでユニークな自動車の塗装に長けています。私は週末の青山通りで鮮やかなカラーの自動車がたくさん停まっているのを見て、この色をメイクに活かせたらどんなに楽しいだろうかと考えました。そこで、日本の自動車メーカーと3Dペインティングの開発を進めています。日本で開発、世界で発売する製品もー自動車の色から、メイクの色に発想を転換するのはとても面白いですね。その発想はどこから生まれるのでしょうか？　常に興味、好奇心をもって、オープンに考えることから始まります。日本に対する敬意を忘れないことも大切です。日本発のイノベーションの中には、国内での展開はありませんが、中国で成功を遂げている「ロレアル パリ」のスキンケアがあります。日本のリサーチ＆イノベーションセンターは、日本だけでなくアジアを中心とした世界の消費者に向けて開発しています。グループとしても謙虚に、各国や各地域の事例から丁寧に学び取り、展開していくという姿勢を大事にしています。　これまで述べたように、われわれのイノベーションには3つの方向性があり、1つは日本で成功している製品を世界に広めていくことです。もう1つは、すでに日本の産業エコシステムに連なる企業や技術とコラボレーションすることで新たなイノベーションへとつなげること。もう1つは、R&Iを活用して独自のイノベーションを生み出すことです。日本ロレアルのビューティテックイノベーション・主要ブランドでバーチャルメイク機能「ヴァーチャルトライオン」を導入。店舗やオンラインで展開する。・イヴ・サンローラン・ボーテからスマホ連動の口紅が登場。AIが最適な化粧品を提案するテクノロジー「Perso」を導入。・ランコム、キールズで肌測定器「スキンスクリーン」導入。3つのライトと高精細カメラで顔を撮影、独自のAIアルゴリズムで肌を分析。2023年を目処にヘレナ ルビンスタインでも導入予定。・ランコムでペン型肌測定器「ユースファインダー」導入。グローバルで発表されたビューティテックイノベーション・世界初コンピューター制御のメイクアップアプリケーターなど新テクノロジーを発表ーコロナ禍でも、化粧品を楽しみたいという消費者の気持ちは変わりません。2023年の化粧品市場をどう見ているでしょうか？　マスカラやアイシャドウ、アイブロウといったアイメイクは引き続き伸びていくでしょう。一方でファンデーションを含めたメイクアップでは、マスクに移らないものなど技術的な進化を追求していきます。化粧品の衣服などへの付着を防ぐ、PGPという素材を用いた技術の開発に成功しており、24年の製品化に向けて進めています。メイクカテゴリーは2019年のコロナ禍以前と全く同じように戻っているとは言い難い状況ですが、総じて伸長していくと見込んでいます。スキンケアについては、日本のスキンケアはアジアでも世界でも高い評価を受けています。日本発の製品の世界展開をさらに推進していければと考えています。　日本ロレアルとしては、国内に本社機能、研究開発所、工場、倉庫といった主要拠点すべてを持つという強みを生かし、日本発のブランドの国際化、そして海外発のイノベーションの日本での展開、両面から積極的にアプローチし、市場シェアをさらに伸長していきます。ー最後に今年のイノベーションの課題と今後の戦略を教えてください。　サステナビリティや、女性活躍推進、ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）を含む非財務的な業績も重要だと考えています。女性の活躍・エンパワーメントに関しては、まずシングルマザーの経済的安定とキャリアアップの支援を目的とした独自プログラム「未来への扉」を継続していきます。また社内では役職者の半数以上が、役員では約40％が女性ということもあり、さらなる女性の活躍を推進していきたいと考えています。DE&I（Diversity, Equity & Inclusion）においては、LGBTQIA+当事者の社員も働きやすい環境作りを目指しています。2010年に設立した障がいのある人々に雇用の機会を創出する「さいわいファクトリー」では、化粧品のラベルや印刷業務などの業務を行っています。この取り組みは日本で始まったものですが、今まさにアジアのほかの地域にも拡大していこうと検討しているところです。こういった非財務的な課題を重視して取り組んでいきます。（文：米山奈津美、聞き手：福崎明子、平原麻菜実）

Beauty

【トップに聞く2023】日本ロレアル ジャン-ピエール・シャリトン社長　“歴史的な1年”でさらなる成長軌道へ

カーゴパンツもレディライクに　ポケットたっぷりのカーゴパンツが、今シーズンのキーアイテムに。「フェンディ（FENDI）」は、バゲットバッグのハードウェアをポケットに取り入れたカーゴパンツを発表。ライトグリーンやサーモンピンクといった華やかなカラーリングも、ワークウェアのイメージを刷新した。そして「ジバンシィ（GIVENCHY）」は、ドレスコードの「異文化交流」がテーマに。サテンやツイードなどを取り入れ、カーゴパンツをカジュアルかつドレッシーなアイテムへと昇華した。　一方で「コぺルニ（COPERNI）」のカーゴパンツは、絶妙なユーズド感がタフな女性像を演出。ガラスの破片をつないだタンクトップと共に、一見オーソドックスでありながら手の込んだディテールが光る。  スポーティな機能性も装飾の一つ　スポーティなルックも今シーズンの特徴だ。「エルメス（HERMÈS）」はテントの機能性やシルエットを取り入れ、「砂漠でのレイヴ」を表現したコレクションを発表。留め具やロープなど、随所にアウトドアの要素を感じさせる。軽量なテクニカル素材のレインコートと合わせたテラコッタカラーのパンツは、黒のテープでポケットを縁取った。　また、「ステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」からは、レモンイエローのジャンプスーツが登場。多用されたジッパーポケットやフラップポケットが効果的なアクセントとなり、ヘルシーかつポジティブなY2Kムードを加速させる。 マニッシュに着こなすロングジレ　ポケット付きのロングジレもキーアイテムの一つ。「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」は小さな物を大きく、大きなものを小さく表現するなど、比率を再解釈したコレクションを発表。ボタンを大きく誇張したロングジレ風のドレスは、巨大なベルトが垂れ下がったユニークなデザイン。両手をポケットに入れたアティテュードに、“女性らしさ”の規範を揺るがす意図を感じさせる。　また、昨年11月にブランド終了を発表した「ラフ・シモンズ（RAF SIMONS）」は、ブランド定番のスリーブレスのジャケットやロングジレをラストコレクションでも提案。フィリップ・ヴァンデンベルク（Philippe Vandenberg）の作品を取り入れたインナーに合わせ、ドット柄のタイツで縦長シルエットを強調した。両手はもちろんポケットの中にイン。 ロングドレスにもポケットを　さらに、ドレスもカジュアルなアティテュードで着こなすのが今季流。「ヴァレンティノ（VALENTINO）」は「UNBOXING（箱を開ける）」をテーマに、様々な決まりや既存の概念からの解放を表現した。襟を抜いたシャツドレスは、ストッキングやパンプスまでも赤一色のスタイリング。両手をポケットに突っ込んだモデルの凛々しさが際立つ。また、「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」は、片側のみ長袖となったコートドレスを発表。黒×白のストライプに黒い生地を重ねたデザインで、片手をポケットに入れたスタイルに反骨精神を滲ませる。　フィリッポ・グラツィオーリ（Filippo Grazioli）が手掛ける新生「ミッソーニ（MISSONI）」は、ノットをポイントにしたボディコンシャスなドレスを発表。ドレスと同柄のパンツを着用し、片側の裾をめくってポケットに手を入れるセクシーかつ都会的な女性像を描いた。  外付けポケットをアクセントに　また、アクセサリーとしてポケットバッグをまとうスタイルにも注目したい。「ミュウミュウ（MIU MIU）」はプリーツスカートの上に、むら染めのデニムバッグをレイヤード。ブランドを象徴するマクロミニを思わせる進化系ラップスカートで、ウエストにボリュームを加えた。「自由」をテーマに掲げた「サカイ（sacai）」は全てのルックにポケットを施し、モデルたちが両手を入れてウォーキングすることで、“秘められた強い意志”を表現したという。白いシャツにレイヤードしたポケットベルトがモードな味付けになっている。　そして光と闇のテーマをモノトーンで表現した「アン ドゥムルメステール（ANN DEMEULEMEESTER）」は、2つのバックを左右にクロスさせてポケットのように着用。ワントーンで揃え、一体化したかのようなルックに仕上がった。  立体ポケットで視線を集める　さらに、ポケットを大きく目立たせたルックも今シーズンの鍵に。「ロエベ（LOEWE）」はマチ付きの大きなポケットをショートジャケットにあしらい、裾にボリュームを持たせた。そして「ルイ・ヴィトン」は、巨大なバックルとポケットをフィーチャーしたミニドレスが構築的なシルエットを演出。大きく膨らんだポケットが新たなプロポーションを作り上げ、モダンなルックに仕上がった。 　今年の春夏シーズンは、ポケットをアクセントにしたルックが豊作。既存の概念から解放された女性たちがポケットに手を入れて、堂々と街を歩く姿が見られそうだ。

2023年春夏の注目トレンドは「ポケット」　新たな女性像を演出

グッチ（GUCCI）　最初にご紹介するのは、表と裏で異なる表情を見せる「グッチ（GUCCI）」のニットスカーフ。ブランドを象徴するGGモノグラムが均等にデザインされた一枚は、オーガニックウール100%で触り心地も抜群。巻き方によりさまざまなスタイリングを楽しめます。Farfetch で購入するマルニ（MARNI）　オーソドックスなチェック柄が魅力的な、「マルニ（MARNI）」のストール。落ち着きのあるカラーに大きなロゴがパッチされた、オンオフ兼用でヘビロテしそうなアイテムです。ロイヤルブルーにレッドのラインが映える、色違いもおすすめ。Farfetch で購入するバレンシアガ（BALENCIAGA）　全面に敷き詰められたロゴが印象的な、「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のマフラー。デニムジャケットやブルゾンに良く似合う一枚は、ストリートな気分にもマッチ。Tシャツやスウェットの代わりに、首元でロゴを満喫してみてはいかが？Farfetch で購入するリック・オウエンス（Rick Owens）　ブラック一色で魅せる、「リック・オウエンス（Rick Owens）」のファインニットストール。ウールにシルクとカシミヤを混ぜたこだわりの素材が、極上の着用感とワンランク上のオーラを纏う、清くハンサムなアイテムです。Farfetch で購入するトーテム（TOTÊME）　大きく描かれたロゴが、ドラマティックに見え隠れする「トーテム（TOTÊME）」のストール。カシミヤ混のバージンウールで仕立てられた一枚は、濃淡をつけたベージュで秋冬のスタイリングにやわらかく馴染みます。Farfetch で購入する

今季の一枚はどれを選ぶ？おしゃれなデザインストールまとめ

意識改革が進むファッションの現場やデザイン　とはいえ、まだ世界が直面している危機的状況は終わったわけではない。戦争や環境問題、人種やジェンダーに関する意識の変化などに伴う、ブランドやデザイナー達の意識や働き方の変化もここ数年非常に大きく、サステナブルな素材選びや、男女の垣根のない「ジェンダーフリー」なデザインにも、今までとは違う工夫やこだわりが見受けられる。定番や既存のスタイル、伝統的な手法をさまざまに進化させるハイブリッド型デザイン　日常のスタンダードなスタイルや定番服に、非日常的な素材や装飾を用いたり、ふたつの異なるデザイン要素を掛け合わせたり、カーゴポケットやバッグのような大きなポケットを腰回りに付けてより機能性を持たせたり、フォルムを変化させたりしながら、新しい服の形を提案するスタイルが目立つ。ボディを強調、ヘルシーな肌見せY2Kスタイル　背中が大きく開いたアイテムや、クロップド丈、ブラトップ、ローライズパンツや、マイクロミニ、「カットオフ&スリット」アイテムなどで、ヘルシーに「肌見せ」するスタイルや、ストレッチ素材やニット、透け感のある素材でボディを強調するスタイルも多く見受けられた。白シャツのバリエーションがカッコいい　白いベーシックなシャツの袖や襟をデフォルメしてカッティングするなどディテールの変化を楽しんだり、シアーのニットの下に着ることによってできるプリーツの効果や、ドット柄のタイトなトップの上に合わせて透けた模様で遊んだりなど、スタイリングでいつもの白シャツとは違う着こなし方のバリエーションが増えている。ケープ型ジャケットがクールなモード感を演出　タキシードやメンズジャケットの袖の部分を変化させてできたケープ型のジャケットがいくつかのブランドで発表された。フォーマルだが、程よくクールなモード感があって2023年春夏の注目トレンドのひとつ。ニュートラルカラーからスモーキーなペールカラー、アクセントのブライトカラー、そして花モチーフ　混沌とした不安定な世界情勢を反映してか、ニュートラルなカラーやスモーキーなペールカラーが多く使われた2023年春夏コレクション。その中にも「明るい近未来」と「癒し」を求めて、アクセントになるブライトカラーやフラワープリント、花モチーフも見る側の心を少しほっとさせる差し色だ。———　———　———　———　———ポストコロナを予感させる10ブランド　そんな2023年春夏ファッションウィークのコレクションの中から、ベーシックなスタイルの中にも今までの既成概念にとらわれない新しい実験を試みているブランドや、商業ベースに乗せながらもきちんとブランドのDNAを守り続けたり、SDGsに配慮した素材調達をしたり仕事をしているなど、新しいフェーズに向けて独自のモノづくりを模索し続けている「ポストコロナを予感させる10ブランド」をご紹介。1. ロエベ（LOEWE）　革新性 ★★★★★　「アンスリウムの花」がモチーフとなった2023年春夏コレクション。18世紀の貴婦人のスカートを膨らませていたパニエやドレーピング、Aラインなど、既存のオートクチュールの手法も取り入れながらも、シルエットを徹底的に削ぎ落とし、研ぎ澄まし、それをトレンチコートやハンティングジャケット、シェアリングジャケットやミニドレス、ニットやTシャツなどの現代の日常服の中に落とし込む。そしてピクセル化したりエナメルメタル素材を用いながら、若干の違和感をあえて残しつつ、再設計した未来志向の「リアルな形」を提案。クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）は、ほんの少しだけ先を行って、私たちを今まで見たことのない、ポストコロナの未知なる世界に連れ出そうとトライしている。これからどこへ向かうのかがとても気になるところ。　バッグはまるで餃子のようなヒダがついていて細長い形の新作「パセオ（Paseo）」と、エレガントなドーナッツチェーンが付いた「パファー ゴヤ（Puffer Goya）」も遊び心があって良い。最近なかなか良いバッグに出会えないと嘆く筆者を、ちょっとショップに行って見てみたいと思わせるバッグだった。2. ミュウミュウ（MIU MIU）　市場性 ★★★★☆　ミウッチャ・プラダ（Miuccia Prada）はシンプルなアイテムを重ねて着ることや、曖昧なグレイッシュカラーで現代社会の二面性や不確実さを表現。クラシックなシェイプの中にも、「ルイ・ヴィトン」や「サカイ」など、他のいくつかのブランドでも見られた、腰回りに大きく立体的なカーゴポケットが付いたボトムやコート、ジャケットは、今シーズンの特徴的な実用的スタイル。ドローストリングされたナイロン素材の軽やかなパーカやドレスは、機能的かつ雰囲気のある着こなしが出来る優秀なアイテムたちだ。　裏地と表地の裾がわざと縫われておらず、表にチラリと断ち切りの裏地が覗いているディテールのボックスシルエットのウールジャケットやコートも、プレッピーな雰囲気の中に小技が効いていてフレッシュ。ストーンウォッシュされたデニムやレザーなどの素材感、そしてクロップド丈アイテムやブラトップ、マイクロミニスカート、スパンコールやビーズで装飾された透け感のあるアイテムなどで肌見せ、スタイリングでモード感を出している。ミウッチャらしい遊び心とこなれ感があって軽快で思わず着てみたくなるコレクション。3. ピーター・ドゥ（PETER DO）　注目度 ★★★★★　2018年に自身のブランドをニューヨークでスタートさせたピーター・ドゥ（Peter Do）は、2014年ニューヨーク州立ファッション工科大学（FIT）を卒業後、LVMH Graduate Awardを受賞。今シーズンはウィメンズウェアと共に、初のメンズウェアを発表した。とはいえ、ウィメンズウェアのテーラーリングのほとんどがメンズにもフィットする、そしてメンズウェアも女性にフィットするジェンダーレス仕様。彼の優れたテーラリングの技術がユニセックスコレクションを可能にさせている。　ジャケットの背面が大きく切り抜かれ、やはり短くくり抜かれたシャツとのレイヤリングと肌見せ感がとても美しいしカッコいい。パンツのカッティングとシャツのシルエットも綺麗。海老の殻をアップサイクルした素材を使用するなどSDGsに配慮したデザイン満載。K-POPの大スター、NCTのJENOがショーのオープニングを飾り、他にもSMROOKIESのSHOHEIとEUNSEOKがランウェイに登場、豪華キャスティングが実現、ブランドへの注目度もMAX。これからどんな服を作って私たちを驚かせてくれるのか、楽しみな若手デザイナーのひとりだ。4. ドリス・ヴァン・ノッテン（DRIES VAN NOTEN）　完成度 ★★★★★　「オプティミズム（楽観主義）」をテーマにしたベルギーのベテラン、ドリス・ヴァン・ノッテン（Dries Van Noten）の2年半ぶりのウィメンズのリアルショー。2023年春夏コレクションは大きく3つに分かれており、前半はシュプレマティズム（絶対主義）の画家、ロシアのカジミール・マレーヴィチ（Kazimir Malevich）が1915年に発表した『黒の正方形』をイメージして黒一色で統一。ミニマルなシルエットやプリーツ、ラッフル、ジャガード、マクラメやフリンジなどのテクスチャーで作られたルックは、物体や物質からなる現実の世界に束縛されない絶対的な「無対象性」を表現していた。　中盤はネオ・ミニマリズムなシェイプのテーラリングや、ラッフル、スパンコール、ドレーピングが美しいドレスやスカート、トップなどがさまざまなペールカラーのパレットでバランス良くスタイリングされている。後半はアーカイブモチーフを再構築したというフローラルパターンのオンパレード。見る者と着る人を虜にさせる美しさがそこにはある。5. ボッター（BOTTER）　サステナブル度 ★★★☆☆　ニナリッチでの3年間のクリエイティブディレションを務め上げ、2022年、フランス国立モード芸術開発協会が主催する、若手デザイナーの登竜門「ANDAM賞」グランプリを受賞した、ルシェミー・ボッター（Rushemy Botter）とリジー・ヘレブラー（Lisi Herrebrugh）による「ボッター（BOTTER）」のコレクションは、カリブ海をイメージした鮮やかなブルーと、そのほかのネイチャーカラーとのコントラストが個性的。スキューバダイビングのウェットスーツからインスパイアされたスポーティなシルエットやディテール、テーラードスーツなどが目を引く。　サステナブルな服作りを目指していて、地球温暖化の要因である二酸化炭素（CO2）を森林よりも効果的に吸収する海洋植物に着目し、海藻を使った素材でチューブドレスを作り上げた。新しい素材をコレクションに組み込むことへの取り組みは次シーズンの2023年秋コレクションにも継続され、さらに多くの新しい素材をフィーチャーする予定だそうだ。6. JWアンダーソン（JW ANDERSON）　創造性 ★★★★☆　エリザベス女王の服喪期間に伴い、参加を中止したブランドもあった2023年春夏ロンドンファッションウィークJWアンダーソン（JW Anderson）は、旗艦店のすぐ隣のゲームセンターで、コロナ禍以降初めてのランウェイショーを行った。　コンピューターのキーボードを使ったドレスや、スクリーンを通して検索した金魚やイルカ、地球、椰子の木が茂るビーチや夕日の風景が、コンピューター上のいろいろな操作で自由自在に操られたモチーフを使ったコレクション。太い毛糸で編んだタートルネックのセーターが上下逆さになってハンガーに掛けられているようなトップや、拡大されてワンショルダーになったランジェリードレス、オブジェのようなメタリックな球体のドレスなど、コンセプチュアルで違和感だらけなのだが、あまり重くならず、軽やかな印象を持つリアルクローズが印象的。最後にエリザベス女王への感謝のメッセージを込めたプリントを施した黒いTシャツドレスで陛下への追悼の意も忘れてはいない。7. スキャパレリ（SCHIAPARELLI）　独自性 ★★★★★　パリの装飾美術館（Musée des Arts Décoratifs）で「Shocking!　エルザ・スキャパレリのシュールレアリスムな世界展 」が開催中のメゾン・スキャパレリ。アーティスティック・ディレクターにアメリカ人のダニエル・ローズベリー（Daniel Roseberry）が就任して早3年。彼は創業者エルザ・スキャパレリ（Elsa Schiaparelli）のアーカイブを常に分析し、ブランドのDNAと対話しながら、冷静にブランドの立ち位置とビジネス戦略を考えている。　ストリートファッションやカジュアルなファッションがメインストリームな昨今に、好き嫌いは別としてローズベリーのようなクリエイティビティがあっても良いのではないかと思えるくらい、今の時代に芸術的で装飾的で彫刻のような作品を作るブランドが本当に少なくなってきている。2023年春夏コレクションはエルザ・スキャパレリが遺したシグネチャーなモチーフを使いながら、完成度の高い現代の「スキャパレリ」の世界観を見事に作り出していた。8. ジル・サンダー（JIL SANDER）　バランスの良さ ★★★★☆　ミラノ郊外の、屋根の無い草花が生い茂る会場はあいにくの雨。モデルたちは傘を差しながらランウェイを歩く。クリエイティブ・ディレクターのルーシー＆ルーク・メイヤー（Lucie & Luke Meiyer）が手がけるジル・サンダーは2018年春夏、彼らのデビューコレクション以来5年ぶりのメンズ&ウィメンズ合同ランウェイショーを開催した。　グラマラスと機能性、昼と夜、ドレスとワークウェアがひとつになり、エキセントリックなコレクションを作り出す。ミニマルでカッティングがすっきりとしたジャケットやパンツスーツと、手の込んだ刺繍や装飾、フリンジ、フェザーなどを使用したドレスやディテールなどのエレガンスを対比させながら、バランスの良い共存のさせ方にクオリティーの高さと真の強さを感じさせる。ペールカラーやニュートラルカラーがとても軽やかで美しい。9. コムデギャルソン（COMME DES GARÇONS）　芸術性 ★★★★★　パリで2年半ぶりに行われたランウェイショーは、言葉では表現し難い抽象的なフォルムの服を着たモデルたちがクラシック音楽と共に静かに歩いてくる。頭部を後ろからほぼ覆ってしまって辛うじて前が見えるだけの、モノクロのカットワークが施されたドレスや、たまごや繭のように丸く膨らんだ上半身、あるいは全身を覆ってしまっている有機的な形をしたジャケットやドレス、巨大なエッグスタンドのようなドレスに巨大な頭巾など。不安定さを感じるのだが、決して突き放すような冷たさではなく、その包み込むような丸いシルエットや、よく見ると表面の素材は様々な花のカットワークや刺繍、ジャカードだったりするために、どこか儚げな印象を与える。　中盤に光のような白いドレス、そして最後にピンクや赤の花のモチーフのドレスが登場し、近い将来に広がる希望のようなものを感じた。『今の世界を憂い嘆く　そしてそれに寄り添いたい　気持ち』川久保玲のメッセージは、暗い出来事が続いている世界中の人々を慈悲深く大きく包み込んでくれる。10. ヴァレンティノ（VALENTINO）　洗練性 ★★★★★　ピエールパオロ・ピッチョーリ（Pierpaolo Piccioli）は2023年春夏コレクションを「アンボクシング・ヴァレンティノ（Unboxing Valentino）」と名付け、人種や性別といったジャンルの壁を越えた個人に焦点を当て、開けたボックスの中にあるものを表現した。『意識的な統合から生まれる純粋さ、それは余計なものを意図的に取り去ること。それは引き算であり、不足ではありません』というヴァレンティノの今シーズンのテーマは、デザインは「足すこと」より「引くこと」の方が高度なテクニックだと考える筆者にとって、とても好意的に捉えている。　前回の鮮やかなピンク一色のコレクションとは趣が違う、アイボリーやベージュ、ブラウンなどのさまざまなニュアンスのヌードカラーやニュートラルカラー、赤、黒、そしてブルーやグリーン、イエローなどのブライトカラーのアイテムも登場。ファーストルックはヴァレンティノのアイコンである「V」ロゴの連続模様「トワルイコノグラフ（Toile Iconographe）」を顔から足元まで施したルックや、まるでタイツのようなトップによってボトムのフェザーや刺繍のテクニックを際立たせたり、過去のコレクションに登場したコートやパンツ、シャツ、大きめのテーラードジャケットやドレスなどのシグネチャーアイテムを数多く登場させるなど、無駄な装飾を極力抑えながらも、個人や素材など本来持つ姿をより際立たせた。

ポストコロナを予感させるブランド10　本格的にリアルショーが復活した2023年春夏コレクション

　会場は、ここ数シーズンに引き続きマレ地区のカロー・デュ・トンプル。ゲスト全員がフロントロウの設計で、2022年秋冬シーズンの「ピンクPP」コレクションをまとった招待客が多く訪れていた。広告キャンペーンモデルを務めるゼンデイヤが会場に到着したところでショーがスタート。皮膚に染み込むような「トワル イコノグラフィ」　長いランウェイを歩くモデルは、遠目ではネットで覆われているように見えたが、近づくと網目に見えていたのは全て「V」のロゴ。ケープドレスだけではなく、指先（グローブやクラッチバッグ）から足の先（ストッキングやシューズ）、そして顔面に至るまでVロゴで覆われており、タトゥーのように皮膚に染み込んでいるように見える。「トワル イコノグラノフィ（TOILE ICONOGRAPHE）」と呼ばれる無数に連続するVロゴ柄は、今シーズンのキーモチーフとしてコレクションの随所に登場した。素肌のようなトップス　多くのピースはモデルの肌の色に馴染むヌーディーなカラーパレットで構成。ドレスのほか、モデルの体にぴったりと吸い付くようなセカンドスキンのトップスで、これもまた遠目だと肌と同化している。ウィメンズはトップスが装飾なしのシンプルな状態の一方、スカートなどボトムにボリュームやインパクトを持たせたスタイルも。ポケットに手を入れたモデルのポージングが多かったのも印象に残った。大胆な背中見せでセンシュアルに　ブラックミニドレスやヌーディで流れるように美しいドレスのバックスタイルは背中を大胆に露出するカッティングで、センシュアルさが際立った。バックのほか、サイドのウエストや太ももも、肌を「覆う」「露出する」のバランスを品よく計算。「無」と装飾的なピースの対比　クチュールテクニックを用いたヴァレンティノらしいエレガントなピースも。シンプルなヌーディカラーのボディスーツがある一方で、フェザーやスパングル、クリスタル、刺繍などで華美に装飾されたピースは対照的。レッド、グリーン、ブルー、イエロー、バイオレットと彩度の高いカラーを挟み、コントラストを描くことによってそれぞれのピースを際立たせている。アクセントになるアイウェア　バッグの形はハンドルとボディが一体化したマチのある横長トートが多く登場。ジェムが敷き詰められたデザインやスパングルが施されたもの、マットなラバー素材など様々。　昨シーズンからパートナー契約を結んでいるスイスの「アコニグループ（Akoni Group）」が手掛けるキャットアイシェイプが特徴の「Valentino Ⅷ」が、ルックにシャープな印象を与えていた。　コレクション全体で、スキンカラーやセカンドスキン素材、肌見せといった手法など「肌」という一つのキーテーマに通じていた。それはピッチョーリが考える一つとして同じではない究極の「個」。個の持つ美しさを謳歌する、というピッチョーリがここ数年ヴァレンティノで継続して取り組んでいるテーマをさらに深めるコレクションとなった。

ヴァレンティノ、個の美を謳歌する「UNBOXING」コレクションを発表＜23年春夏＞

誰かが落とした財布？　ホテルに届いた袋を開けると、中に入っていたのは財布。革が経年変化し、シワシワのお札やレシート、IDカードまで入っていて、まるで誰かの落とし物が届いたかのようにリアル。これは「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のショーの招待状でした。　財布に記されていたショーの住所は、パリ中心部から車で1時間ほどかかる場所。会場内に入ると、驚きの演出が待っていました。詳しくはコレクションレポートにて。ディープなアフターパーティー　バレンシアガのアフターパーティーはパリ市外。治安があまり良くないエリアらしいですが、ものは試しで行ってみることに。現地在住のフランス人いわく、ベルリンの有名な「ベルグハイン（Berghain）」のようなハウステクノ系のアンダーグランドのクラブだそうで、「とてもラグジュアリーブランドがパーティーをするような場所ではない」とのこと。そこでパーティーをしてしまうのが、バレンシアガらしさでもあります。　屋内ではオマール・スレイマン（Omar Souleyman）というシリア人シンガーのパフォーマンスが。アラビア語のセッションは今までに聞いたことのないエキゾチックで中毒的なサウンド。1日の疲れも忘れて思わず朝まで…となりそうでしたが、我に返って1時過ぎに帰路へ。ピンクピープルが大集合　「ヴァレンティノ（VALENTINO）」のショー会場には、2022年秋冬の「ピンク PP コレクション」に身を包んだゲストが大量発生！人間だけにとどまらず、ワンちゃんまでも。　今シーズン、ミラノやパリの街でも見かけることが多いこのピンク。サン＝トノレ通りのヴァレンティノの店舗は期間限定で建物全体がピンク一色にラッピングされていて、異彩を放っていました。最後に入ってきたのは…　開始目安の時間が過ぎても始まらないショー。ショーにはこの人なしでは始められない！というVVIPがいるものですが、ヴァレンティノの場合は、今回サウンドトラックを手がけたアーティストのエリカ・バドゥ（Erykah Badu）。そしてこの方、ゼンデイヤ（Zendaya）でした。スタイリストのロー・ローチ（Law Roach）と共にお目見え。彼女はピンク、ではなくブラックの特別な装いで登場です。屋外開催のリスク　たまにショーの案内に「屋外での開催となりますので暖かい服装でお越しください」との一言が添えられてある場合があります。ということは雨天の場合は野晒しなる可能性があるということ。（もちろんブランド側で傘などの雨具を用意してくれるのですが。ロゴ入りだったりしてそれはそれで嬉しかったり）「ジバンシィ（GIVENCHY）」のショー会場は屋根なしの庭園です。雨が降りしきる中、会場に入ると座席はびしょ濡れ。ロゴ入りの透明傘とカイロが配られました。どうなることかと心配しながら待っていると、なんとショーが始まる頃には雨が止んで雲間から虹が。　セレブのラインナップも豪華だったのですが、スターが結集するとこんな奇跡的なことが起きるのだな、と妙に納得。オリヴィア・ロドリゴ（Olivia Rodrigo）やホールジー（Halsey）、f(x)のアンバー（Amber）のほか、写真には収められなかったもののミシェル・ドッカリー（Michelle Dockery）、ノオミ・ラパス（Noomi Rapace）、メイジー・ウィリアムズ（Maisie Williams）など今のジバンシィのイメージに合っている顔ぶれで、個人的には一番上がったゲストラインナップでした。フロントローの空席　数いるセレブゲストの中でも今回のミッションは、ブランドアンバサダーのK-POPガールズグループ「エスパ（aespa）」を撮ること。シート近くで待機するものの、ぎりぎりまで待っても姿を現せず、今回はショーが始まってしまいました。そしてショー終了時、ゲストが会場を後にする頃に登場！どこか別の場所で見ていたのでしょう。カメラに囲まれる中、撮影ミッションコンプリートです。MY（aespaのファンの名称）のみなさん、いかがでしょう？ワルツのような軽快な動き　ジバンシィのショーネタでもう一つ。ショーの間中、モデルの傍らでひたすら撮影するビデオグラファーの彼。すごいアングルと動きで前から後ろからと撮影しているのですが、目の前にいたと思ったら、客席の後の庭園に瞬間移動していたり、とにかく忙しい。ぎりぎりまで攻めるのでフロントローに突っ込まないか心配でしたが、かなり重量があろう機材を装着しながらも、まるでワルツのような軽快なステップで任務をこなしていました。　最初は、視界の妨げになるので邪魔…と思ったものの、観客の視線も気にせず与えられたミッションを真剣にこなす姿に妙に共感。そんな彼の臨場感あふれるカメラワークはこちらからチェックしてみて。最新コレクション情報はこちらからtext & photo: Chiemi Kominato、Yuui Imai

あのK-POPガールズグループの激写に成功【パリコレ日記 vol.5】

　ヴァレンティノ ビューティ初となるホリデーコレクション。テーマは「スター スタッズ エディション（STAR STUD EDITION）」。ロッソ ヴァレンティノの赤と幻想的なローマの夜をイメージしたブラックに、きらめくVロゴのスタースタッズを表現したメイクアップアイテムやフレグランスコフレの全5品が揃います。またコレクション発売に合わせ、表参道ストアがローマの夜空にきらめく、スタースタッズをちりばめたデザインに染まります。メイクアップアイテムフェイスパウダー　ローマの夜空にきらめくスター・スタッズのきらめきを集めたような、ゴールドのハイライター＃111と、ミニロッソの人気色マット111Aを限定パッケージにセット。■GO クラッチ スタースタッズエディション 111 & ミニロッソ （全2色、税込2万7500円）・111 （限定色）・マット111A （既存色）＊セットのみの取り扱いリップ　温かみのあるシェードマット22Aと人気色マット111Aがヴァレンティノのアイコンであるロックスタッズを模したバレットデザインで登場。限定パッケージはローマの夜からインスパイアされたブラックであしらわれています。■ロッソ ヴァレンティノ マット スタースタッズエディション （全2色、税込6820円）・マット22A （既存色）・マット111A （既存色）シャドウ＆チーク　シャドウ&チークの2in1で人気の「アイ2チーク」 からも限定色が登場。繊細な光を放つ限定色のコーラルヌードは、ローマの夜に瞬く星たちのような繊細な輝きです。■アイ2チーク スタースタッズエディション111 （税込7700円）・111（限定色）フレグランスコフレ　ヴァレンティノ ビューティの日本初上陸を飾った、ブランドを代表する香り「ヴァレンティノ ヴォーチェ ヴィヴァ オードパルファン」に、これでしか手に入らない「ヴァレンティノ ヴォーチェ ヴィヴァ オード パルファン ボディーローション」をセットしました。 洗練されたフローラルウッディの香りを全身で感じることができます。 
					
				
			
		■ヴァレンティノ ヴォーチェ ヴィヴァ セット （税込2万350円)・ヴァレンティノ ヴォーチェ ヴィヴァ オードパルファン　50mL、15mL
・ヴァレンティノ ヴォーチェ ヴィヴァ オードパルファン ボディローション　100mL　2023年春に発売予定の「ヴァレンティノ ドンナ ボーン イン ローマ コーラル ファンタジー」をいち早く試せる限定セット。ローマのマジックアワーを彷彿とさせるコーラルのパッケージとフレッシュなフローラルフルーティの香りを先取り。■ヴァレンティノ ドンナ ボーン イン ローマ トリオ ディスカバリー セット (税込1万3750円）・イエロー ドリーム オードパルファン（現品）10mL・コーラルファンタジー オードパルファン（日本未発売）10mL ・オードパルファン（現品）10mL ヴァレンティノ ビューティ ホリデーコレクション概要 発売日： 2022年11月4日（金）予約開始日：2022年10月7日（金）取り扱い店舗：ヴァレンティノ ビューティ表参道ストア、公式オンラインブティック  、阪急うめだ本店 2階 HANKYU BEAUTY プロモーションスペース21（期間限定<11/2(水)-11/8(火)>のポップアップにて、一部先行発売）

ヴァレンティノ ビューティ：初のホリデーは幻想的なローマの夜をイメージ

　映画「ドント・ウォーリー・ダーリン（Don't Worry Darling）」のレッドカーペットに現れたフローレンスは「ヴァレンティノ（VALENTINO）」の2022–2023年秋冬オートクチュールコレクションのシースルードレスを着用。ネックレスやピアス、リング、印象的な鼻のセプタムピアスは「ティファニー（Tiffany ＆ Co.）」。スパンコールが印象的なセクシーでグラマラスな姿を披露した。　1996年生まれ、現在26歳のフローレンスは「ブラック・ウィドウ」「ストーリー・オブ・マイ・ライフ／わたしの若草物語」など、注目作品への出演が相次ぐ期待株。売れっ子俳優である彼女だが、インスタグラムでは、ヘアメイクの途中に撮影された変顔のセルフィーや、ノーメイクで休日を楽しんでいる姿、愛犬、ダンス動画などの自然体の姿を投稿している。一方で、議論になった事柄については自らの言葉でしっかりと発信することでも知られている。今年7月に開催された、ヴァレンティノの2022-23年秋冬オートクチュールコレクションのランウェイショーに来場した際にも、自身が着用していた胸元が透けるシアードレスを契機に体型批判とも取れる世論を受け「#fuckingfreethefuckingnipple（乳首を解き放とう）」というハッシュタグと共にボディシェイミングに対する怒りと反論を投稿したことも記憶に新しい。「何が興味深かったかというと、男性たちがいかに簡単に女性の肉体を貶めるのか、という点です。しかもみんなが見ている公の場で、誇らしげに、です。彼らの役職や仕事のEメールアドレスも（SNSなどの）バイオグラフィに書いてあるというのに。（中略）女性が自分の身体の欠点についてを見知らぬ人たちに聞かれるのは、今に始まったことではありませんし、これが最後でもないでしょう。（中略）ありがたいことに、私は自分の体の複雑さと折り合いをつけて私らしく生きています。14歳の時には耐えられなかった『欠点』すべてに満足しています。多くの人が私の『小さなおっぱい』にどれだけがっかりしたか『平らな胸』であることをどれだけ恥じるべきかを積極的に知らせたがりました。（中略）大人になりなさい。人を敬え。体を敬え。すべての女性を尊重せよ。人間を尊敬しろ。そうしたら人生はもっと楽になるわ、約束する」ーフローレンス・ピュー　公式インスタグラムより　そんな自分の言葉を持つフローレンスは、祖母であるグランゾ・パットをベネチア映画祭に招いた理由についても、自身のインスタグラムで説明。祖母が「歳をとればとるほど、旅をしなくなるのでパスポートの更新を気にしない」と言われたことを受け、共にイタリアに渡ることを決めたと明かした。「数ヶ月前、私のグランゾ・パットは、年をとればとるほどあまり旅をしなくなると思うからパスポートの更新を気にしない、と言った。彼女は冒険家なので、そのような考えを持っていることに悲しみを覚えました」ーフローレンス・ピュー　公式インスタグラムより　共演者であるニック・クロール（Nick Kroll）もインスタグラムを更新。フローレンスと祖母の2ショットを投稿した。　フローレンスは、ベネチア国際映画祭の運営事務局への感謝で投稿を締めくくった。「祖母に『私と一緒にカメラマンたちの前に立って写真を撮らない？』と尋ねると、祖母は目を輝かせたものの『誰も私のことはみたくないわ』と言いました。『そんなことはないよ』と安心させると、次の瞬間、私が目にしたのは彼女が自分の名前を呼ぶカメラマンたちに向かって踊っている姿でした。その光景は、私がレッドカーペットの上で経験した中で、最も特別な瞬間でした。彼女はいつも美しさと気品を備えています。でも、何百人もの人々が見ていて、歓声をあげている時に、あんなに誇らしげで自然な姿を見ることができたのは、本当に驚くべきことでした。グランゾ・パットは素晴らしい存在です。その瞬間を特別なものにしてくれたすべての人に感謝します。ベネチア映画祭の皆様、寛大なお心遣いに感謝いたします」ーフローレンス・ピュー　公式インスタグラムより　SNSでは美しいドレス姿はもちろん、祖母との家族愛、エイジズムに対するカウンターとも言える行動力に賞賛の声が多くあがった。　ボディポジティブを提唱し、自然体で、自分の意志と言葉を明確に持つ次世代俳優フローレンス・ピュー。今後の活躍に期待が高まる。

Culture

自分の意志と言葉を明確に持つ次世代俳優、フローレンス・ピューに注目

　パリ発の老舗ハットブランド「メゾン・ミッシェル（Maison Michel）」から、つば広ハットセレクト。爽やかなホワイトカラーで暑い夏も爽やかに演出してくれます。目を引くブリムの大きさでシネマ女優を気取って。SSENSE で購入する　カシミアアイテムが人気の「ブルネロ クチネリ（BRUNELLO CUCINELLI）」も、サマーハットを展開。夏らしく素朴なスタイルを演出するラフィア素材を透かし編みで施し、驚くほど軽い逸品に。控えめに煌めくリボンがリュクス感を漂わせます。SSENSE で購入する　ビスコースラフィア素材をブレイド状に編み上げた「トーテム（TOTÊME）」のハット。くたっと柔らかく仕立てているので、よりカジュアルに楽しめます。タウンからリゾートまで幅広い着こなしにマッチします。SSENSE で購入する　「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のハットは、シックなブラックカラーを。軽さが特徴のペーパー素材を使い、透かし織りにしているので重くならないのが嬉しいポイントです。SSENSE で購入する　「グッチ（GUCCI）」からは、1930年代の伝統的なストローハットを思わせるクラシカルなアイテムをピックアップ。ダブルG ディテールをさりげなく施したブラックのグログラン トリムが印象的なこちら。あご下のコードタイが付いているので、風の強い海沿いでも安心です。Farfetch で購入する　陽気なムードを思わせるラスタカラーのハットは「パコ ラバンヌ（Paco Rabanne）」から。カジュアルに合わせやすいバケットハットタイプで、縁にはシルバープレートが連なる、着こなしのアクセントに取り入れたいアイテムです。Farfetch で購入する　ミニマルなデザインとサイズ感が魅力な「エミリオ・プッチ（EMILIO PUCCI）」のハット。伸縮性、強度も十分にあるビスコース素材で作られているから、デイリー使いにぴったりです。Farfetch で購入する

リゾートムード満載！スタイリッシュなサマーハット7選

シューズ　アイレットのアクセントが効いた「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のエスパドリーユシューズ。カーフスキンスエードを使っているので足馴染みが良く、長時間履いても痛くならないのが嬉しいポイント。踵を踏んでスリッパのようにも活用できるクラシックなフォルムのシューズです。SSENSE で購入する　ベージュ、ブラック、オフホワイト、レッドのシグネチャーカラーを用いた「バーバリー（BURBERRY）」のエスパドリーユシューズ。丈夫なキャンバス素材をアッパーに使用しているので、アクティブな日にも最適です。SSENSE で購入する　陽気な夏ムードが待ち遠しくなる「クロエ（Chloé）」のシューズ。マルチカラーのクロシェ編みで足をすっぽりと覆えば、自然と笑顔が増えそうな予感。ジュート編みのソールは少し厚みのあるタイプなので、一日中履いても疲れにくいのが嬉しいポイントです。SSENSE で購入する　「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」のシューズは、シューレースが付いたスニーカータイプ。コットンツイルの素材感やカットオフ、踵のステッチなど、メゾンらしいディティールを散りばめたユニークな一足です。SSENSE で購入するサンダル　「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」からは、フロントのロゴプレートが目を引くサンダルをセレクト。オフホワイトのカーフスキンとゴールドトーンのジュートを掛け合わせることでリュクス感漂う一足に。脱ぎ履きがしやすいスリッパタイプは、ヘビロテ間違いなしです。SSENSE で購入する　潔いホワイトカラーが日差しに映える「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」のサンダル。スクエアトゥのレトロなフォルムと、メッシュ素材にレースアップとスポーティなディティールとのミックス感が、今の気分にマッチ。ガーリーからボーイッシュまで、様々なテイストのスタイリングと相性抜群です。SSENSE で購入する　シグネチャのカーブチェーンがフロントで煌めきを放つ「JW アンダーソン（JW ANDERSON）」のサンダル。履き込むうちにより自分の足にフィットするコルク素材のインソールや、一歩踏み出しやすいソールの形など、履き心地にもこだわって作られた一足です。SSENSE で購入する

夏スタイルの足元に、バカンスムードを盛り上げるエスパドリーユ７選

　スペイン階段でのファッションショー。一般的にはオードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」でのワンシーンや観光名所としてのイメージが強いが、イタリア人にとってはショーのロケーションとしても馴染み深い場所だという。1980代後半から2000年代初期にかけてイタリア国内で放送された番組「Donna Sotto Le Stelle（Woman Under the Stars）」では、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ（Valentino Garavani）を含むイタリアのファッションデザイナーが競演し、プレタポルテなどのショーがお茶の間に届けられていたそう。　スペイン広場には多くのラグジュアリーブランドのブティックが軒を連ね、ヴァレンティノにとっても特別な地。階段を降りて左手のミニャネッリ広場（Piazza Mignanelli）にはブティック、そしてアトリエが位置している。今回のランウェイは約130段からなるスペイン階段からアトリエのエントランスまでとなり、100人以上のモデルたちはイギリス人アーティスト ラビリンス（Labrinth）のライブパフォーマンスに合わせロングウォーキングを披露した。　架空の"ヴァレンティノ・ガラヴァーニとの対話"から生まれたというコレクションは、ピエールパオロ・ピッチョーリの思い描く「美」の考え方を描写。「かつて軽視されていたアイデアを中心へと据え、不完全で基準を満たしていないと思われていたものの中から魅力を見出すということ。美の領域を広げるというアイデア」に沿って登場するモデルも様々だ。年齢、性別、国籍、肌の色、体型など多様なラインナップで構成されている。　カラーパレットはメゾンを象徴するレッドをはじめ、モノトーンから、レモンイエローやパープル、オレンジ、ピンク、ブルー、グリーンとピッチョーリの感性が光る鮮やかな色の組み合わせ。2022年秋冬シーズンのほぼピンク一色で構成された「ヴァレンティノ ピンク PP」コレクションとは、鮮やかさでは引けを取らないが対照的でもある。　ファーストルックのバラが咲き誇るミニドレスは、花びらの造形の精巧さが際立つ。バラはコサージュとして足首や肩などに取り付けられたほか、ドレスのディテールにも随所に登場。またリボンも胸元や腰にカラーのポイントとして印象的だ。ボリュームのあるタフタのドレスやスカート、風を受けて軽やかに舞う薄いオーガンザやレースのドレス、スパングルや細かいビーズが無数に取り付けられたピースなど多様な素材と、刺繍や編み、ドレーピング、マルケトリといったテクニックを巧みに用いてピッチョーリのヴィジョンを形にしていく。　フィナーレでは全モデルが階段でポージングし、圧巻のフィナーレ。最後にピッチョーリを先頭に白衣を着たクチュリエたちも登場し、壮観な演出に酔いしれたオーディエンスからは大きな拍手が送られた。

102体で描くピッチョーリの壮大な「美」、ヴァレンティノが創業の地ローマのスペイン階段でクチュールショーを開催

　クリスタルカットをしたビジューが煌めく、スリッポンタイプのフラットサンダルは「ソフィア・ウェブスター（Sophia Webster）」から。グリップ力のあるラバーソールで、水辺も安心して歩けます。SSENSE で購入する　「ヴァレンティノ・ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のサンダルは、シグネチャのピラミッド形スタッドをたくさんあしらったデザイン。ピンクをベースに、装飾のレッドカラーでスパイスを効かせ、装いに彩りを添えてくれます。SSENSE で購入する　「ヴィクター＆ロルフ（VIKTOR＆ROLF）」と「メリッサ（Melissa）」がコラボしたサンダルをピックアップ。ストラップには桜をモチーフにしたデザインが連なり、ベビーピンクのカラーも相まってスイートなアイテムとなっています。Farfetch で購入する　グルカタイプのサンダルが豊富な今季。「モスキーノ（MOSCHINO）」からは、潔いホワイトカラーにゴールドの輝きが映えるサンダルをセレクト。アッパーのロゴプレートに加え、踵部分にもロゴの型押しを施し、後ろ姿も抜かりないデザインです。SSENSE で購入する　「グッチ（GUCCI）」のグルカサンダルは、幼少期を思い出すクリアタイプでよりキッチュな印象。シグネチャーのGGマークも同素材でフロントにあしらうことで、足元をチャーミングに仕立ててくれます。SSENSE で購入する　ぽってりとした厚底ソールが印象的な「メリッサ（Melissa）」のサンダルもグルカ仕様。重めなソールと軽やかなクリアストラップを掛け合わせたユニークなデザインが、コーディネートのアクセントになってくれます。SSENSE で購入する

キッチュなデザインが乙女心をくすぐるPVCサンダル7選

MEN'Sフィア オブ ゴッド（Fear of God ）　まず最初にご紹介するのは、「フィア オブ ゴッド（Fear of God ）」のロゴTシャツ。何枚でも欲しいトップスは、ブランドの個性を堪能できる主役級のアイテムです。カジュアルながらシックなオーラを放つ一着で、おしゃれに差をつけてみてはいかが？SSENSE で購入する
ニードルズ（NEEDLES）　ロングシーズン活躍するフーディは、セールプライスでゲットできる今が狙い目。「ニードルズ（NEEDLES）」のシグネチャーモチーフ“蝶”が刺繍された一枚は、定番ウェアだからこそエッジィなパープルでアクセントを効かせて。SSENSE で購入する
ヴァレンティノ（VALENTINO）　薄着になるサマーシーズンに注目度が上がるブレスレット。「ヴァレンティノ（VALENTINO）」のコードブレスレットは、爽やかながらクールに決まるネイビーのコードで繋がれた、シルバーのVロゴが静かに光る紳士な一本。SSENSE で購入する
メゾン マルジェラ（Maison Margiela）×リーボック（Reebok）　夏に欲しい、軽やかで風通しの良いスニーカーを「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」の「リーボック（Reebok）」コラボシリーズで発見。コンスタントに発表している協業スニーカーの最新作で、“インスタポンプフューリー（Instapump Fury）”を再解釈した一足です。SSENSE で購入する
スイコック（SUICOKE）　機能性の高いパーツと素材を組み合わせた、レジャーシーンにもぴったりの「スイコック（SUICOKE）」。履き心地の良さはもちろん、しっかりと足にフィットする安心感のあるサンダルは、この夏手放せない存在になりそう。SSENSE で購入する
WOMEN'Sアンブッシュ®︎（AMBUSH®︎）　ウィメンズカテゴリは、「アンブッシュ®︎（AMBUSH®︎）」のレディなラベンダーカラーが魅力的なTシャツからご紹介。シンプルなロゴデザインがコーディネートに取り入れやすく、デイリースタイルにポジティブな色味を添えます。SSENSE で購入する
エムエスジーエム（MSGM）　一枚でスタイリングが完成する、「エムエスジーエム（MSGM）」のTシャツワンピース。深く入ったスリットがアクティブな動きと涼しさを叶える、一軍として活躍しそうなカジュアルドレスです。SSENSE で購入する
アミ パリス（AMI Paris）×プーマ（PUMA）　話題のコラボニュースとして記憶に新しい、「アミ パリス（AMI Paris）」と「プーマ（PUMA）」のフーディもセールプライスでゲットできるチャンス。ブランドのシンボルロゴがキュートに融合したスペシャルな一着を、この機会に手にしてみては？SSENSE で購入する
クロエ（Chloé）　「クロエ（Chloé）」のロゴサンダルシリーズは、欲しいものリストに入っている率も高いアイテム。ふんわりとしたディテールが愛らしく、肌触りも申し分なしの一足は何気ないスタイリングをワンランクアップしてくれます。SSENSE で購入する
エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）　最後にご紹介するのは、絶大な人気を誇る「エムエム6 メゾン マルジェラ（MM6 Maison Margiela）」のジャパニーズバッグ。折り紙にインスパイアされたアイコンアイテムは、モードさ際立つ無二の存在。素材やサイズ違い、コラボモデルも要チェック。SSENSE で購入する


SSENSEのセールで気になるアイテム10選＜メンズ・ウィメンズ＞

SAINT LAURENT　ロープのようなツイストストライプの質感が特徴的な「サンローラン（SAINT LAURENT）」のモノグラムブローチ。7cmと大振りなサイズながら華奢なシルエットなので、上品さを演出してくれます。SSENSE で購入するVERSACE　セーフティーピンのようなクラシカルなフォルムのピンに、「ヴェルサーチェ（VERSACE）」の伝統的なアイコン メドゥーサをあしらった、ゴールドのブローチ。鉛やニッケルを使用せず、すべて低アレルギー性素材を採用しているので安心です。SSENSE で購入するMARNI　「マルニ（MARNI）」のブローチは、テクスチャーのディティールでハンドメイドのような質感に仕立てたアイテム。筆記体のロゴデザインは、4x8.5cmと大きめなサイズ感。取り入れるだけでエスプリの効いた着こなしに仕上げてくれます。SSENSE で購入するDolce&Gabbana　クロスチャームや幸運のお守りと言われているコインチャーム、レジン製のミニローズで華やかさを添えた「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」のピンブローチ。動くたびに揺れるチャームで、周りの人を魅了する逸品です。Farfetch で購入するVALENTINO GARAVANI　煌めくスワロフスキー®クリスタルを敷き詰めた、「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のブローチ。シグネチャーのVロゴは、2.3×4cmと使いやすいサイズ感なのでシーン問わず活躍してくれそう。Farfetch で購入するLOEWE　「ロエベ（LOEWE）」のアナグラムエンブレムを形作る4つの「L」をそれぞれ異なるトーンで表現した繊細なデザインが魅力のブローチ。5.2×5.2cmの大きめなサイズですが、華奢なモチーフなので控えめに主張をするアイテムです。MATCHESFASHION で購入するGUCCI　「グッチ（GUCCI）」の創設者グッチオ・グッチのイニシャルを表すダブルGをモチーフとしたブローチ。ゴールド仕上げのメタルでかたどったモチーフの周りをホワイトのグラスパールで囲み、洗練されたレディな雰囲気を醸し出しています。MATCHESFASHION で購入する

タイムレスに使えるメゾンブランドのブローチ

今こそピンクでパワーチャージ・ランウェイをピンクで埋め尽くして：ヴァレンティノ。　ショー会場のセットを含め、鮮やかなフューシャピンク一色に染め上げたのは「ヴァレンティノ（VALENTINO）」の「ピンク PP コレクション」。ミニマルなテーラリングのセットアップから華やかな装飾を施したドレスまで、ワントーンに統一することで素材やテクスチャーの個性が際立った。一点取り入れるだけでも、色からポジティブなパワーをチャージできそう。・ヴィヴィッドなピンクがキーカラーに：ロエベ、ドルチェ＆ガッバーナ、プラダ、ヴェルサーチェ　「ロエベ（LOEWE）」は、艶っぽい唇をかたどったドレスを発表。「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」は80年代風のスーツジャケットをパキッと映えるピンクで彩った。また、「ヴェルサーチェ（VERSACE）」や「プラダ（PRADA）」が提案したオーバーサイズのロングコートも、リッチなテクスチャーとヴィヴィッドなカラーが存在感大。誰もが振り向くカラードレス・色を主役にしたパーティードレス：バーバリー、エリー サーブ、バレンシアガ　ナイトシーンに映えるカラードレスも見逃せない。 「バーバリー（BURBERRY）」のイエロー、「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のスカイブルー、「エリー サーブ（ELIE SAAB）」のグリーンが、記憶に残る一着となりそう。ワントーンで統一することで、アクセサリーいらずの華やかさだ。ポップカラーの主役級パンツスーツ・ポップな出勤スタイルはいかが？：アレキサンダー・マックイーン、イッセイミヤケ、アクリス　パンツスーツもネオンカラーを取り入れれば、こんなアクティブな印象に。「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」や「イッセイ ミヤケ（ISSEY MIYAKE）」が、ワントーンのセットアップを提案。「アクリス（AKRIS）」はバッグまでも同色で統一したスタイリング。色のパワーを味方につけて、オン・オフ共にハッピーに過ごせそう。  カラフルな小物を一点投入！・ダークな装いのアクセントに：シャネル、ボッテガ・ヴェネタ、ジバンシィ　ヴィヴィッドなネオンカラーは、取り入れやすい小物の提案も。「シャネル」はピンクのハンドバッグをアクセントに。「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」や「ジバンシィ（GIVENCHY）」は、足元にブライトカラーを取り入れた。一点投入するだけで、ダークカラーの装いがグッと華やぐ。2022-23年秋冬コレクショントレンド特集 01: スパイシーな「見せブラ・コルセット」02: リュクスな「進化系ライダース」03: 「ネオンカラー」でパワーチャージ04: レギンス感覚の「限界突破ブーツ」05: 色使いも快活な「ウルトラスポーティ」06: プロポーションを再構築する「ビッグアウター」最新コレクションをCHECK

気分を高揚させる「ネオンカラー」が主役に　2022-23年秋冬トレンド03

トム ブラウン（THOM BROWNE）　ブルーとレッドのカラーストローを織り込み、シグネチャーカラーでまとめた「トム ブラウン（THOM BROWNE）」のかごバッグ。ブルーとレッドの春らしいギンガムチェック柄のインナーバッグが付き、バッグの中身が見えにくいのが嬉しいポイントです。SSENSE で購入するヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）　ゴールドのロゴプレート「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」の大きめなバスケットバッグ。タンレザーのトップハンドルとショルダーベルトにはシグネチャーのローマンスタッズをあしらい、ブランドの魅力をぎゅっと詰めたデザインです。MATCHESFASHION で購入するクロエ（Chloé）　「クロエ（Chloé）」のアイコニックなバッグ「TESS」の新作は、手編みのラフィアバッグとグレインカーフスキンを掛け合わせたかごバッグ。これからの季節にぴったりな、ナチュラルなベージュに潔いホワイトの爽やかな配色です。SSENSE で購入する「アニヤ ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」　キュートなデザインに心奪われる「アニヤ ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」のラフィアバッグ。人気の「Eyes」モチーフを刺繍で施した、話のネタにもなる遊び心満載なデザインです。Farfetch で購入するマルニ（MARNI）　フロントにハンドペイントのロゴをあしらった「マルニ（MARNI）」のバッグ。ロープハンドルの先端をほぐして、フリンジのようにしたディティールのバッグは、持つだけでボーホーシックなスタイルに仕立ててくれます。Farfetch で購入するサカイ（sacai）　片面はナチュラル、もう片面はブラックとパネル仕立てにしたバッグは「サカイ（sacai）」のもの。ショッピングバッグのようなフォルムに、ロゴを刺繍で施したユニークなデザインです。MATCHESFASHION で購入するステラ・マッカートニー（STELLA McCARTNEY）　「ステラ・マッカートニー（STELLA McCARTNEY）」のアイコンバッグ「ファラベラ」が春夏仕様にアップデート。鮮やかなオレンジとラフィアのナチュラルなカラーの配色が、春夏の陽気な日差しに映えるバッグです。MATCHESFASHION で購入する

今年はどれ持つ？春夏の定番「かごバッグ」の新作をチェック

メゾン マルジェラ（Maison Margiela）　シグネチャーの四つ留めステッチが施された、「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」のスエード素材のシックなローファー。踵部分をカーフスキンのパネル仕立てにしているので、ラフにスリッパ仕様も楽しめます。SSENSE で購入するヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）　ゴールドのピラミッドスタッズをアクセントにあしらった「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」。ブラッシュ仕上げをしたカーフスキンレザーの上品な光沢感でよりリュクスなムード漂います。SSENSE で購入するグッチ（GUCCI）　GG柄プリント、バンプにホースビット、踵にビー刺繍と「グッチ（GUCCI）」のシグネチャーをぎゅっと詰めたデザイン。コーディネートに足元で個性を出すならこの一足に決まり。SSENSE で購入するトーガ プルラ（TOGA PULLA）　「トーガ プルラ（TOGA PULLA）」のシューズは、バンプとヒールにシルバートーンのハードウェアをオン。ブラック×シルバーのカラーでより重厚感のあるシューズに。あえてフェミニンなウェアとのミックススタイルもおすすめです。SSENSE で購入するトム ブラウン（THOM BROWNE）　一見シンプルなデザインながら、「トム ブラウン（THOM BROWNE）」のシグネチャーであるトリコロールのプルループをあしらったデザイン。ブランドらしいミニマルでクリーンな印象の一足です。SSENSE で購入するクロエ（Chloé）　今季トレンドのひとつクロシェ編みをアッパーに採用した「クロエ（Chloé）」のローファー。オフホワイトとタンのブランドらしいカラーでまとめ、これからの季節大活躍してくれそうな、爽やかなデザインです。SSENSE で購入するマルニ（MARNI）　オレンジがかったブラウンとオフホワイトの「マルニ（MARNI）」らしい配色が目を惹くシューズ。レトロムード漂うスクエアトゥに、ラバーのオーバーソールとボリューム感があります。SSENSE で購入する

足元はトラッドに決める！メゾンの個性が光るローファーまとめ

▼まずは注目のニューショップを紹介！シャネル ビューティ ハウス　「シャネル ビューティ ハウス（CHANEL BEAUTY HOUSE AT TOKYO）」は表参道GYRE裏に位置。フレグランス＆ビューティの新たな発信地として、スキンケア、メイクアップ、フレグランス製品が勢揃いしています。セルフタッチアップで気軽に試せるほか、香りのコンサルテーションや、メイクアップエキスパートからメイクテクニックを学べるコーチング、2022年に登場した新ビューティライン「N°1 ドゥ シャネル（ヌメロアン ドゥ シャネル）」を使ったスキンケアサービス、3Dプリントブラシを用いたパーソナライズドマスカラといった8種類のサービスを用意。2階のポップイン スペースではインスタレーションを展開し、時期によって異なるコンセプトのコンテンツを楽しむことができます。■CHANEL BEAUTY HOUSE AT TOKYO住所：東京都渋谷区神宮前5-12-1営業時間：12:00～20:00ハウス オブ ディオール ビューティー 表参道　表参道ヒルズに構える「ハウス オブ ディオール ビューティー 表参道」は、フレグランス、メイクアップ、スキンケアはもちろん、ファッションジュエリーやサングラスなども展開。ビューティとファッションを同時に楽しめるのは国内ではこの店舗だけ！専属セラピストが一人ひとりの肌悩みに合ったフェイシャルトリートメントを施すプライベート空間「ディオール インスティテチュート」は、日頃の疲れを癒すご褒美に◎ジェンダーレスでラグジュアリーな香りで人気のフレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール」が揃うエリアはギフト選びも捗ります。■ハウス オブ ディオール ビューティー 表参道住所：東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 本館 1階営業時間：11:00～21:00（日曜日 11:00～20:00）ヴァレンティノ ビューティ 表参道　「ヴァレンティノ ビューティ（VALENTINO BEAUTY）」は、2021年11月に日本に上陸。メイクアップラインの日本展開スタートに合わせ、国内初の旗艦店を表参道ヒルズにオープンしました。ブランドを象徴する赤「ロッソ ヴァレンティノ」カラーで彩られた店内は、メイクアップアイテムとフレグランスをフルラインナップで展開。デジタル配信やセルフィ撮影ができるスペースも併設しています。「ドリームクルー」と呼ばれる特別なスタッフによる、メイクテクニックのレクチャーを受けることもできます。■ヴァレンティノ ビューティ 表参道住所：東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ ⻄館 1階営業時間：11:00～20:00（日曜日 11:00～20:00）▶︎表参道ヒルズにはこんなお店も！・「イヴ・サンローラン・ボーテ」フラッグシップ ブティック「LOVE ATELIER」・「ジョー マローン ロンドン」・「ダヴィネス」etc...メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス ストア　キャットストリート沿いに誕生した「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」のフレグランス「レプリカ」の専門店。オードトワレをはじめ、ボディコレクションやキャンドルといった最新アイテムも。ラベルの一部テキストをカスタマイズできるパーソナライズサービスができるのはここだけ！毎週火曜日と金曜日には、1日1組限定でコンサルテーションサービスも実施。“香りに紐づく記憶やムード”をもとにしたアドバイスが受けられ、新しいお気に入りの香り探しを体験できます。■メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス ストア住所：東京都渋谷区神宮前6-7-10営業時間：11:00～20:00シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス　「シュウ ウエムラ（shu uemura）」は初のグローバル旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」は、表参道GYRE裏、シャネル ビューティ ハウスの向かいにあります。ブランドのアイコンであるメイクボックスを再現したスタイリッシュな外観が目印に。アイコン製品がフルラインナップが揃い、メイクボックスをイメージした4つの部屋では、カラーピグメントのオリジナルカラー作りや、プロによるメイクレッスン、ブランドの歴史を紐解く展示、セルフィ撮影スポットが楽しめます。■シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス住所：東京都渋谷区神宮前5-11-2 B-SIDE営業時間：11:00〜21:00ディプティック表参道　表参道GYRE内に出店した「ディプティック表参道」は、なんといっても世界最大級の広さを誇る広々空間が特徴。ブランド発祥の地であるパリをイメージしたインテリアや、中央のグランドピアノが目を引きます。リラックスしたムードと遊び心を兼ね備えたデザインで、ブランドの世界観を存分に堪能。店内奥には猫足バスタブもあり、バスタイムをイメージして買い物ができちゃいます。ホームアイテムを揃える「デコレーションコレクション」は表参道店のみの展開で、ブティック限定コレクション「コレクション34」も豊富に展開しています。■ディプティック表参道住所：東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル表参道 1階営業時間：11:00～20:00MiMC Omotesando FLAGSHIP SHOP　ミネラルコスメブランド「エムアイエムシー（MiMC）」初のフラッグシップショップが、青山通り沿い、表参道の交差点からほど近くにオープン。1階は製品にも使用している鉱石の展示や、コレクションムービーを放映する大型ディスプレイなど、体験型コンテンツが充実。ブランドの洗練された雰囲気の店内でゆっくりと買い物が楽しめます。2階は、環境にやさしいオールナチュラル成分にこだわったライフスタイルブランド「エムアイエムシーワン（MiMC ONE）」と、MIMCが展開するオーガニック・ナチュラルブランド「アクア・アクア（AQUA AQUA）」のアイテムを取り揃えます。■MiMC Omotesando FLAGSHIP SHOP住所：東京都港区北青山3-6-19 三和実業表参道ビル1階営業時間：11:00～19:30▼ブランドの世界観を堪能できるショップは他にも...RMK AOYAMA　ブランド誕生25周年を迎えた「アールエムケー（RMK）」のフラッグシップショップは、青山通りに面したAoビル1階で営業。ブランド最大級のフロア面積で、専属メイクアップアーティストによるメイクレッスンも用意しています。分別など何かと捨てるのが面倒な使用済み容器のリサイクルプログラムも実施。使い終わったRMK製品の空き容器（一部対象外あり）を持参すると、サンプルをもらえるので一石二鳥！■RMK AOYAMA住所：東京都港区北青山3-11-7 AOビル1階営業時間：11:00～20:00Maison KOSE 表参道　コーセー傘下のブランドが幅広く揃うコンセプトストアは表参道通り沿いにオープンした、地下フロアを含む全3階建ての店舗。地下1階がブランド横断ショップ、2階が「コスメデコルテ（DECORTÉ）」の最新カウンターデザインを日本で初めて取り入れた売り場、2階は「アディクション（ADDICTION）」の売り場「アディクション スタジオ（ADDICTION STUDIO）」となっています。■Maison KOSE表参道住所：東京都渋谷区神宮前6-3-10 スタービル表参道営業時間：11:00～20:00ニールズヤードニールズヤード レメディーズ 表参道本店　「ニールズヤードニールズヤード レメディーズ 表参道本店」は、表参道通り沿いのカワイ表参道を曲がってほど近くにオープン。アイテムの販売に加え、アロマの知識を深める1day講座、資格取得も可能なスクールも！さらにアロマセラピストによるサロンや、玄米と有機野菜を中心としたヴィーガン和食料理を堪能できるレストランも併設しています。■ニールズヤードニールズヤード レメディーズ 表参道本店住所：東京都渋谷区神宮前5-1-17営業時間ショップ	11:00～19:00スクール	10:00～18:00（日・祝 休業）サロン		11:00～19:00（木 休業）レストラン 	平日 11:30～17:00（L.O 食事16:00、ドリンク16:30）土日祝 11:30～18:00（L.O 食事17:00、ドリンク17:30）SKINCARE LOUNGE BY ORBIS　「オルビス（ORBIS）」初のコンセプトショップ「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」は、青山通りから路地に入った、アヴェダ南青山店やCICADAなどが立ち並ぶ南青山エリアで営業。2階建ての広々空間で、1階は販売スペース、オリジナルデザインのボトルを作れるサービス、体の内側から整えるドリンクを提供するジュースバーを展開し、2階はアプリ会員を対象にメイク直しに使えるパウダールームや、トリートメントゾーンとなっています。お店の"看板ロボット"として触れ合える「らぼっと」がいるのがユニーク。■SKINCARE LOUNGE BY ORBIS住所：東京都港区南青山5-7-1営業時間ラウンジ	10:00〜20:00ジュースバー	8:00〜20:00SHIRO 表参道本店　「SHIRO 表参道本店」は2020年に旧店舗から約3倍に拡張リニューアル。コスメ、スキンケア、フレグランスに加え、食品やホームケア商品も販売しています。地下1階にはビューティーサロン「SHIRO BEAUTY」を併設。ヘアと一緒にフェイシャル＆ボディスパも体験できます。■SHIRO 表参道本店住所：東京都渋谷区神宮前5-2-7 営業時間：11:00〜20:00Cosme Kitchen OMOTESANDO　「Cosme Kitchen OMOTESANDO」は青山通り沿いに面し、表参道交差点近くのピンクのファザードが目印。ブランド初の路面店で、1階と2階でナチュラル＆オーガニックコスメを中心に、アロマやハーブティー、雑貨、限定コフレなどを幅広くラインナップしています。■Cosme Kitchen OMOTESANDO住所：東京都港区南青山3-18-19 東亜バッヂビル1.2F営業時間：10:00〜20:00問い合わせ先：03-6812-9087ロクシタン 青山本店 メゾン・ド・プロヴァンス  「ロクシタン 青山本店 メゾン・ド・プロヴァンス」は、青山通り沿いに面した3階建てのフラッグシップショップ。南フランス・プロヴァンスの住所をモチーフにしたデザインで、1階をダイニングルーム、2階をビューティールーム、3階をプライベートリビングルームとコンセプトが分かれています。3階はCLUB OCCITANIA REINEカードを持っている人のみが利用できるVIPルーム。同ショップでしか受けられないスペシャルサービスを提供しています。■ロクシタン 青山本店 メゾン・ド・プロヴァンス住所：東京都港区北青山3-5-18営業時間：11:00〜19:00イニスフリー 表参道本店　スキンケアからカラーメイクまで揃う、プチプラ韓国コスメの筆頭「イニスフリー（innisfree）」の日本1号店は、表参道と明治通りの交差点からほど近くに。白と緑を基調にしたデザインで、韓国・チェジュ島の恵みをふんだんに使ったブランドの世界観を演出しています。■イニスフリー 表参道本店住所：東京都渋谷区神宮前6-3-9営業時間：11:00～20:00アスレティア 表参道　「アスレティア 表参道」はブランド初のフラッグシップショップ。ラルフローレン表参道店から神小通りに曲がってほど近くに位置。スタジオとショップの2つの機能を持ち、肌や身体、ライフスタイルの新しい提案や情報を発信しています。2階のスタジオではヨガやマインドフルネスのレッスンを実施。男女別に更衣室があるので、しなやかなライフスタイルを目指す男性にもおすすめ。■athletia 表参道住所：東京都渋谷区神宮前4-24-17営業時間：11:00〜20:00▼ちょっと足を伸ばして原宿まで散策してみては？＠cosme TOKYO　口コミサイトで知られる「アットコスメ（＠cosme）」による初のフラッグシップストアで、JR原宿駅の目の前でアクセス抜群。3フロア、総売場面積約1,300平方メートルと”まるでコスメのテーマパーク”な広々とした店舗です。ベスコス受賞製品を集めたタワーやランキングウォールなど、人気コスメが分かりやすい◎■＠cosme TOKYO住所：東京都渋谷区神宮前1-14-27営業時間：11:00〜21:00エチュードハウス 原宿・竹下通り本店　韓国発の人気コスメブランド「エチュード（ETUDE）」最大規模の店舗で、原宿・竹下通り沿いに位置。無料・有料のパーソナルカラーサービス対応店舗で、自分に似合うコスメ探しに。■エチュードハウス 原宿・竹下通り本店住所：東京都渋谷区神宮前1-7‐1営業時間：10:00～20:00

特集一覧タグ「ヴァレンティノ」の
記事一覧

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント

特集一覧タグ「ヴァレンティノ」の記事一覧

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント

特集一覧タグ「ヴァレンティノ」の
記事一覧