インサイド

　岩本照は2023年に開催されたリモワの創業125周年記念イベント「SEIT 1898」にも登場するなど、ブランドとの親交が深い人物。アルミニウム素材（シルバー）とポリカーボネート素材（ネイビー）のスーツケースを普段から愛用しているという。「リモワの好きなところはたくさんありますが、その洗練されたデザインに魅力を感じています。旅に持っていくなら頑丈で使い勝手がいいことも大事ですよね。去年スペインに行ったときにも持っていったんですが、暗証番号が一個ズレた状態でロックをかけてしまって、開けるときに焦るというスリルを味わいました」と思わぬハプニングには苦笑いも。定番とは異なる魅力を放つ、新色の「ブロンズ」　このポップアップでフィーチャーされるのは、ブランドのアイコンとも言えるアルミニウム素材の「Original」コレクション。今回は定番カラーであるシルバー、ブラック、チタニウムに加え、最新シーズナルカラーの「ブロンズ」が世界に先駆け登場した。さらなる高級感と重厚感をプラスする、深みのあるカラーリングが特徴となっている。　「ブロンズ、けっこう好きかも。色味がすごくきれいで、大人っぽい雰囲気もありますね」。6月末には、3サイズのスーツケース（Cabin、Check-In L、Trunk Plus）が世界同時発売予定。今回はそれらのアイテムを世界のどこよりも早くチェックできるとともに、世界先行受注を受け付ける。ヴィトラとの初コラボによる「座れるリモワ」　また、Originalコレクションの限定コラボレーションアイテムとして、スイスの家具メーカー「ヴィトラ（Vitra）」との初の協業が実現した。ミッドセンチュリーの名作から現代のデザインまで幅広く手掛ける、ヴィトラならではのデザイン性が光る「RIMOWA Vitra 2025」コレクションは、6月18日（日本時間6月19日）に世界同時発売。このポップアップでは同コレクションより「アルミニウム スツール」と「ステッカー セット」を世界に先駆け展示し、世界先行受注を受け付けている。　世界限定1000脚のアルミニウム スツールはグルーヴ入りアルミニウムを用いたモバイルキューブで、ホイールにはリモワが誇る「マルチホイールシステム」を採用。内部にはヴィトラのファブリックとレザーの仕切りがあり、大切なものを収納することができる。蓋に取り付けたクッションシートは快適な座り心地で、取り外しも可能だ。　「高級感もあってすごくおしゃれですよね。中に腹筋のようなクッションがあって、思わず触りたくなっちゃいました」。もし家に置くなら何を収納したいかと尋ねると「僕は蔵書が多いので、中に本を入れたいですね。どういうのを読んでいるか見られたくないときは、僕がこの上に座っていれば誰にも開けられないじゃないですか」と笑顔を見せた。　ステッカー セットは、ヴィトラの拠点である「ヴィトラ キャンパス」のアイコン的な建築「ヴィトラハウス」のイラストや両社のロゴをあしらった特別なデザインを取り揃える。この日は、Originalコレクションから昨年登場した人気アイテム「Original Bag」にステッカーを貼り、岩本自身の手でアレンジを披露した。スーツケースの購入特典は力士のレザータグ　今回のポップアップでは、特別デザインのホットスタンプも登場。会期中にポップアップ会場、またはリモワ 伊勢丹新宿店 メンズ館でスーツケースを購入した方には、リモワを愛用する力士の姿を、スーツケース付属のレザータグに刻印してプレゼント（希望者のみ）。日本らしさとリモワの遊び心を感じさせるデザインに、ほっこりとさせられそう。　「海外に行ったときに『これ、かわいい！』と反応する人が多そうだなと思いました。ゴールドとシルバーの2色から選べて、後ろにイニシャルを入れられるのもいいですね」と語りながら、さっそくパンツのベルトに付けて見せるお茶目な一面も。強く美しく、信頼できるラゲージと共に　旅に行きたいと思っているすべての人たちに、このポップアップをおすすめしたいと岩本照は語る。「新作アイテムを見たらきっと『こういうのを持って出かけたいな』と夢が膨らむと思うので、みなさんにもぜひ見に来てほしいですね。僕もリモワと一緒に色々なところを旅したいと思います」。信頼できる品質と洗練されたデザイン。旅を頼もしくサポートするリモワのプロダクトは、強さと美しさを兼ね備える岩本自身のイメージとも共鳴し合い、これからも多くの人を引きつけそうだ。Special Movie（全て税込 ※掲載価格は記事公開日の価格です）◾️イベント概要「THE CRAFT OF RIMOWA」日程： 2025年6月17日（火）まで会場：伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ住所：東京都新宿区新宿3-14-1営業時間：10:00～20:00電話：03-3352-1111（大代表）イベントサイトphotography: Naoki Usuda, video director: Shunsuke Nakamura, director of photography: Akinori Kasai, video assistant: Soki Nojirino, styling: Taichi Sumura, hair & makeup: Shinichiro Ikeda, text & edit: Fuyuko Tsuji | SNS Movie Director & Editor: Yuzuka Ota, project management: Mone Oyama, casting / producer: Tomoya Sasaki (FASHIONSNAP)リモワ公式サイトリモワ クライアントサービス 03-6733-9850■岩本照 | Hikaru Iwamoto1993年埼玉県生まれ。2012年よりSnow Manのメンバー、リーダーとして活動。2017年に「SASUKE」への初出場を果たし、2024年には初の世界大会となる「SASUKEワールドカップ2024」の日本代表メンバーに選出された。2020年にシングル「D.D./Imitation Rain」でCDデビュー。2022年に「モエカレはオレンジ色」で映画単独初主演を務め、2024年に「恋する警護24時」で連続ドラマ単独初主演を果たした。12枚目となるSnow Manのシングル「SERIOUS」は2025年7月23日に発売予定。

Fashion

Snow Man岩本照が選ぶ「リモワ」——強さと美しさを兼ね備えるアイコン

📝読む前に知っておきたい：オンとは？　スイス・アルプス発のオンは、キャスパー・コペッティ、オリヴィエ・ベルンハルド、デビッド・アレマンの共同創業者3人が2010年にスタート。「ランニングの世界を変える」をミッションに掲げ、世界初の特許取得技術となる衝撃吸収システムを採用したシューズやアパレルを展開しています。50ヶ国以上で700万人以上のランナーがオンのシューズを愛用し、履き心地の良さから「雲の上の走り」と表現されているのだとか。2019年からはテニスプレイヤーのロジャー・フェデラー（Roger Federer）がチームに加入。2021年にはOn Holding AGがニューヨーク証券取引所へのの上場を果たしました。日本市場へは2013年に進出し、2015年5月に日本法人となるオン・ジャパンを設立。ロケーション：最寄りは元町・中華街駅　最近は「ロエベ（LOEWE）」とコラボするなどラグジュアリーからも注目を集める、いま旬のブランド「オン」。急成長中ということもあり、オフィスも青山あたりかなと思いきや、調べると元町・中華街駅から徒歩3分、山下公園からすぐの場所にありました。少し意外な立地。おお新築！一瞬、1階のレストランも「オン」の系列かと思いきや「全く別です」とのこと。オフィスは2、3階に入居。建物に入ってすぐ正面にある階段を上り、奥に進むとオンのロゴを発見。別サイドには「雲の上の走り」を意味するキャッチコピー「Run on clouds.」の文字。黒塗りのデザインがシックです。日本を含む世界7ヶ所にあるオンのオフィス設計は本社のデザインチームが担当。配色はブランドカラーのブラックに統一しているのだとか。中をチラリすごくクリーンな雰囲気。中に入ってみましょう！まずは消毒を欠かさずに。手前のディスペンサーはキングジムの「テッテ（tette）」。2階には執務スペースやキッチン、休憩スペースなどがあります。自然光が差し込む空間が気持ち良きです。現在の社員数は46人、外資ブランドですが9割超が日本人です。社員数はこの1年で10人以上増えるなど急拡大中。オフィスはもともと横浜エリアにあったそうですが、人員増加に加えて旧オフィスにはショールーム機能がなく、とにかくカツカツだったことから、拡張するために2020年11月に移転。新オフィスの面積は約5倍になりました。コロナ禍でオフィスを縮小する動きもある中、勢いを感じます。執務スペース：白で統一したクリーンな空間まずは執務スペースをチェック。ホワイトを基調としたオフィス家具は、基本的に「ヴィトラ（Vitra）」で統一。共同創業者のデイビッド・アレマンさんは以前ヴィトラのマーケティング部門で働いていたことからヴィトラの協力が実現しました。スイス繋がりというのも決め手の一つなんでしょうね。座席はフリーアドレスではなく各社員の席が用意されています。普段オフィスに出社することが少ない店舗の営業担当スタッフの席もしっかり確保しているのが旧オフィスとの違い。取材時はコロナ禍ということもあり、社員の多くがリモート勤務中でした。空席が目立っていて少しさみしかったです。。。早くコロナが落ち着きますように。オフィスチェアはヴィトラの「フィジックス（Physix）」。デスクはオフィスチェアのデザインに合わせて制作した特注品とのこと。モニターは「LG」のものでした（FASHIONSNAPも使っています！）。右手側にはロッカーを設置。ネームプレート代わりの名刺。オンのロゴがあるだけで、なんてことないロッカーが不思議とおしゃれに見えます。ミーティングルーム＆フォンブース：アルテックの椅子が可愛いロッカーの隣にフォンブースを発見。オンの広告ヴィジュアルなどで使われてる文字と一緒のフォントを採用しています。内部はコンクリート壁×木材家具というイケイケコンビネーション！椅子はフィンランド発ブランド「アルテック（Artek）」の「65 チェア」。ちなみにアルテックはヴィトラ傘下なので、ここでもヴィトラへの統一感をひしひしと感じます。ちなみにヘッドホンは「ジャブラ（jabra）」でした。一人用のフォンブースのほかに4人がけのミーティングルームも。椅子はアルテックの「アトリエ チェア」。スタック可能な優秀アイテムです。色・素材違いも！壁一面はホワイトボードとしても使える仕様。海外感がありますね。休憩スペース：ヴィトラづくしのミニマル空間左手側にはキッチンと休憩スペースがあります。執務スペースとは異なる色とりどりの空間。こちらも家具はヴィトラ祭り！　早速休憩スペースの紹介を。と思ったのですが、まず先に目がついたのは「エバーラスト（EVERLAST）」のサンドバッグ。米国から帰国した社員が「自宅で使えないから......」ということで、移転前に突貫工事で天井につけたそう（！）。天井はこんなかんじ。社員のためにここまでやるとは。。。撮影はできませんでしたが、サンドバッグ以外にも筋トレグッズが充実。取材前にオフィスを訪問した際は、オン・ジャパン共同代表の駒田博紀氏が笑顔でダンベル片手に筋トレしていました（笑）。そういえばオン・ジャパンでは社長室は設けず、社員全員がフラットな空間で時間を過ごすことを重視しているのだとか。ファミリー感があっていいですね！おまたせしました。休憩スペースに配置されたヴィトラ製品を一挙紹介！まずは「ソフトモジュラーソファ（Soft Modular Sofa）」。「メタル サイド テーブル（Metal Side Tables）」や「コルク ファミリー（Cork Family）」を添えて。窓際にはコルク ファミリーのサイドテーブルとともに、「ヘイ（HAY）」のDAPPERシリーズの椅子がありました。もちろんグリーンも。最後に、ヴィトラを語るには欠かせない、ジャン・プルーヴェの代表作のひとつ「スタンダード（Standard）」と「EMテーブル（EM Table）」！スタンダード チェアは、本企画で前回取材したZOZOのオフィスにもありました。ヴィトラの空間にあえてイサム・ノグチの「AKARI」。テーブルの上には今まで見たことがないオンのカウベル（非売品！）。キッチン：愛用のコーヒーメーカーや食洗機は？続いてキッチンへ。スツールといえば、アルテックの「スツール 60」。特注の銀ピカ天板のテーブルは本社と同じ仕様なのだとか。65 チェアも。清潔に保たれているキッチン。小物や家電も白で統一。社員の皆さんが愛用するコーヒーメーカー「ユーラ（JURA）」。ハンドクラフト感のあるパッケージがほっこりのコーヒー袋。中身はなんと社員の実家から調達してるとか。ビルトイン食洗機は、「ボッシュ（BOSCH）」。ちなみに本社と同じモノを使用とのこと。ショールーム＆シャワールーム：仕事の合間にランニングOK！ アメニティも完備最後に3階をご案内。3階にはミーティングルームやフォンブース、ショールームのほか、なんとシャワールームがあります。ここでもまずはテッテのディスペンサーで手を消毒。キッチンもありました。2階と同じくボッシュのビルトイン食洗機付き。3階には3部屋のフォンブースを設置。2階のフォンブースと少し異なるデザイン。こちらではヴィトラの「ベルヴィル チェア ウッド（Belleville Chair Wood ）」の椅子を採用していました。ショールーム隣には大人数の打ち合わせにも対応できるモニター付きのミーティングスペースを配置。椅子は執務スペースと同じフィジックス。かの新幹線の車両掃除にも使われているというマキタの掃除機が！よく見ると家電もしっかり白で統一されていました。左手側を見ると木目調の扉が3つ。これ、全部シャワールームなんです。ランチ後や帰宅前などにリフレッシュとしてランニングをする習慣があるのだそう。オンならではですね。中は意外と広め！というかだいぶ広め！休憩用の椅子もある。シャワールームが並ぶ通路奥には8人収容可能なミーティングルーム。椅子は2階のミーティングルームと同じ、アルテックの「アトリエ チェア」。最後にショールームへ。ミーティングルームとショールームを仕切るカーテンのヴィジュアルは、ドイツのイラストレーターが制作。各国のオフィスでデザインが異なり、オン・ジャパンのものは「よこはまコスモワールド」や「横浜中華街」などの横浜モチーフがふんだんに落とし込まれています。旧オフィスにはなかったショールーム。壁面には店舗で使っている什器と同じものを使用し、売り場をイメージしやすい空間に。山下公園と海沿いが臨めるナイスビュー！ベンチにはフェデラーとの共同開発商品が展示されていました。ここまでオフィスを案内してくれたのは、マーケティング部の前原靖子さん。前原さん自身、オンに出会ってからランニングが大好きになったのだとか。ショールームにはこのほかにも解禁前の新作がたくさん並べられていました。今夏には100％リサイクルできるシューズのサブスクリプションサービスの立ち上げや、本国スイスではチューリッヒで本社ビルが完成するなど、2022年も引き続き話題をさらっていきそうです。日本では4月8日にグランドオープンした、原宿キャットストリートの新店舗にも注目ですよ！2階に戻ると、ランニング前の準備運動に勤しむ社員さんを発見。そして前原さんと一緒に山下公園へと走っていきました。素敵なランタイムを！【動画】24秒でわかるオフィスツアー＞＞「オフィスを紹介してほしい！」という企業の皆さま、ぜひこちら（press@fashionsnap.com）までご連絡ください。お待ちしています！■他の「オフィス訪問レポ」を読む・ライゾマティクス編：まるで秘密基地、謎だらけのオフィスに潜入・良品計画編：家具も備品も「無印良品」づくし！・スターバックスコーヒージャパン編：ヒミツのデザインスタジオやLABも公開！ ＞＞その他のバックナンバーはこちら

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