【現地レポ】iPhone史上最も薄いiPhone Air、カメラとバッテリーが強化されたiPhone 17/17 Proの実力は?

発表会場の様子
Image by: 林信行

発表会場の様子
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現地時間9月9日に開催されたAppleの新製品発表会「Awe Dropping」。目玉は史上最薄の5.6mmを実現した「iPhone Air」だ。驚くべき薄さながら27時間のバッテリー持続と4800万画素カメラを搭載する。SIMカードを完全廃止し、eSIM専用化によって実現した超薄型ボディは、スペースブラック、クラウドホワイト、ライトゴールド、スカイブルーの4色で展開。同時に標準モデルの「iPhone 17」とプロフェッショナル向け「iPhone 17 Pro」シリーズも披露した。本稿では、「デザインとは単なる見た目や感触ではないどう機能するかだ」という創業者スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の言葉で始まった発表会の様子を林信行氏がレポート。新作iPhoneの実力は如何に?
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エレガントな魅力に満ちた史上最薄モデルが登場、ボディーストラップも
薄さ5.6mmで重さは165グラム──これまでのiPhoneの中で最も薄く、見た目もエレガントなiPhone新製品、iPhone Airが発表された。驚くべきはこれだけ薄いにも関わらず、バッテリーの持ちは最大27時間と長く、カメラの画質も4800万画素、画面表示もプロ用製品並みに美しい。また、自撮りカメラが大きく進化しセンターフレームフロントカメラという機能がついた。3~4人のグループ写真を自撮りで撮ろうとすると、縦長の写真では収まらないので横長の写真で撮りたい。でも、iPhoneを横向きに構えると持ち方が不安定で、手から滑り落ちないかが心配だ。こんな時にiPhoneを縦に構えたまま、横に倒した時と同じ高解像度写真が撮れるのがこの機能だ。
本体背面のカメラは、わずかに隆起した美しいプレートの上にレンズが1つだけ付いているが、このカメラが4800万画素で画質が高く、標準の倍率に加え、2倍ズームの撮影もできる(標準iPhoneで人気の超広角0.5倍ズーム撮影や、iPhone Proモデルの望遠撮影はできない)。



iPhone Airの「クラウドホワイト」モデル。手に持ってみるとその薄さが際立つ。 滑らかな背面のガラスの手触りと、かすかに丸みを帯びた側面のチタニウムフレームを指で触れているとよくできた工芸品を持っているような感触を覚える。
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これだけ高性能なのに充実の機能が搭載され、バッテリー動作時間がこんなに長い秘密は、これまでの携帯電話で使われていたSIMカードを無くし、eSIMというソフトウェアSIMのみに切り替えたこと。
携帯電話に、自分に割り当てられた電話番号で通話️・通信ができるようにするSIMカードは、小さく薄く見えるが、薄型化が進むiPhoneの内部的には邪魔な存在だった。簡単に取り出して盗まれたりと悪用の危険もあることから、アップルはカード不要でソフトウェア的に電話番号や通話️・通信の契約情報を登録するeSIMという技術を推進してきた。今回、日本でiPhoneを提供する電話会社が、アップルのこの動きに対応してくれたため、これまで使ってきたiPhoneから契約を引き継ぐ設定をするだけで、自動的に通話️・通信機能が移行できるようになり、その分、本体内部のバッテリー容量を増やすことができた。


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まずは驚くほどの薄さに驚かされる同製品だが、引き締まって見える黒の「スペースブラック」、白い背面に側面のチタニウムフレームがシルバーに輝く「クラウドホワイト」、ほのかに温かみが加わった白と側面フレームが美しい「ライトゴールド」、そしてほのかに青みを帯びた「スカイブルー」どれも美しい仕上がりになっている。

iPhone Airのカラーバリエーション。右(奥)から順に「スペースブラック」、「クラウドホワイト」、「ライトゴールド」、そして「スカイブルー」モデル。
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また、超薄の本体は頑丈なチタニウムフレームを持ち頑丈に作られ、背面にも傷がつきにくくなっているが、それでも心配な人のためにアップル純正の本体ケース(透明)や落下などから側面をガードするバンパーが用意されており、首からぶら下げられるクロスボディーストラップを取り付けることができる。
本体背面にマグネットでくっつくバッテリー「iPhone Air MagSafeバッテリーパック」も別売りオプションとして用意され、これを使えば連続で最大40時間の動画を再生できる。

左下透明の純正iPhone Airケース、中央上iPhone Airの側面だけをカバーするバンパー(ケース)。バンパーケースでは、液晶と背面がそのまま露出しているため、本体の素材の手触り感や薄さを感じつつ、製品を保護することができる。ストラップはスナップボタンで固定されており簡単にはずすことができる。
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標準モデルとProモデルの進化
この新型iPhoneに加え、標準iPhoneとPro用モデルの最新機種も発表された。
標準モデルのiPhone 17は、見た目はiPhone 16に似ているが、iPhone Air同様にeSIM専用にしたことでビデオ再生の動作時間が8時間近くも長くなっている。

バッテリー動作時間と大きくなった画面が魅力のiPhone 17シリーズ。左からラベンダー、ミストブルー、セージ、ホワイト、ブラックの5色展開。
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カメラはフロントカメラがiPhone Air同様のセンターフレームフロントカメラ仕様になり、高解像度化している。
また画面がiPhone 16の6.1インチから6.3インチへとわずかに大型化して、使っていない時も画面が完全には消えず、さまざまな重要情報を表示し続ける「常時表示ディスプレイ」になり、画面の書き換え速度も速くなり高画質のゲームなどの動きも自然で滑らかな表示でプレイできる。
搭載しているストレージ容量が256GBからとなっており、最も安かった容量128GBモデルが無くなったので、その分、最低価格が少し上がり12万9800円からとなっている。

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ProモデルのiPhone 17 Proは、背面の見た目が大きく変わっただけでなく、プロセッサーやカメラ、本体の頑丈さなどあらゆる側面で劇的な進化を遂げている。
本体は、これまでの軽量なチタニウム製ボディから重厚感のある熱間鍛造アルミニウムUnibodyに切り替わった。従来のチタニウムボディは、確かに本体は軽かったが、本体がすぐに熱くなる問題があった。アルミボディはこの問題を解決した上で、1枚のアルミを削って製品の形にするUnibodyという成形方法で頑丈さを実現している。

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フロントカメラは、他の2機種と同じセンターフレームフロントカメラ仕様だが、背面カメラは望遠レンズが従来の5倍から8倍に強化され、遠くにある被写体が、まるですぐそこにあるような迫力のあるアングルで撮ることができる一方で、超広角で撮ることもできる。非常に幅広い画角での撮影が楽しめる仕様が相変わらず魅力的で、iPhoneの写真や動画撮影に本腰を入れている人にはかなり魅力的な機種となっている。

新しいアルミニウムUnibodyの本体デザインの中に、iPhone史上最高のパフォーマンス、カメラシステム、バッテリー駆動時間を搭載したiPhone 17 Pro。左からディープブルー、シルバー、コズミックオレンジモデル。
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エレガントなiPhone Airに対して、マスキュリンで質実剛健に見える本体ボディーは実際に衝撃などにも強いタフな仕上がりになっている。
今回、iPhone 17からは大型のPlusモデルがなくなり、その代わりにiPhone Airが登場した形だが、Proシリーズは従来通り標準サイズのiPhone 17 Proに加え、画面サイズが大きくバッテリー動作時間も長いiPhone 17 Pro Maxモデルが用意されている。

iPhone 17 Proのシルバーモデル(左)とひと回り大きくその分バッテリーも長持ちのiPhone 17 Pro Max(右)。ビデオ再生時間はiPhone 17 Proが33時間、iPhone 17 Pro Maxが39時間。わずか20分で50%まで充電できる。
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アップル本社で行われた製品発表は「デザインとは単なる見た目や感触ではないどう機能するかだ」という創業者スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の言葉で始まったが、ここしばらくはデザインの魅力についての評価が衰えていたアップルが、再びデザイン主導の会社として完全復活したのを感じさせる発表会で、発表会場に並べられた展示機にも例年になく盛り上がりを見せていた。
Nobuyuki Hayashi
1990年からデジタル分野の最先端や最新イノベーションを生み出したきた主要人物の取材を続けているジャーナリスト/コンサルタント。テクノロジーは必ずしも人を幸せにしないと考えを改めてからは、良い未来を生み出すデザインやAI時代を生きるヒントをくれるアート作品、22世紀まで残したい伝統なども数多く取材している。リボルバー社社外取締役。金沢美術工芸大学名誉客員教授。Nobi(ノビ)の愛称でも親しまれている。
最終更新日:
◾️iPhone Air
予約開始:9月12日(金)
発売日:9月20日(土)
価格:15万9800円〜
◾️iPhone 17
予約開始:9月12日(金)
発売日:9月20日(土)
価格:12万4800円〜
◾️iPhone 17 Pro
予約開始:9月12日(金)
発売日:9月20日(土)
価格:17万4800円〜
◾️iPhone 17 Pro Max
予約開始:9月12日(金)
発売日:9月20日(土)
価格:19万4800円〜

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