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生地遊びから生まれる造形美、新ブランド「リロト」がデビュー

玉城ティナ Photo by: FASHIONSNAP

 期待の新ブランドがデビューを飾った。「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」出身の富塚尚樹が手掛けるウィメンズブランド「リロト(liroto)」が、ファーストコレクションのランウェイショーをヒカリエで開催。直線パターンに遊びを加え、富塚の感性から生まれる造形美を発揮した。

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 東京らしいクラシックを表現したというショーは全3部構成。演出は、マームとジプシーの劇作家・演出家の藤田貴大が担当し、モデルの玉城ティナ、モトーラ世理奈、琉花が音読を始めると1部がスタートした。

 「現代のクラシックは何か」と考え、出した答えがビニル素材にクラシックな柄を刺繍し重ねたドレス。これはマームとジプシーで衣装としても使用されている。シューズやヘッドピースもオリジナルで製作した。

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 2部は、花柄やフリルで明るいイメージ。メインとなったスウェット地は、ギャザーや切り替えで独自のフォルムを形成している。

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 3部は夜のダークなイメージ。中綿入りのポリエステル素材を用いて、立体裁断で生まれる服のフォルムはバックスタイルまでこだわりをみせた。 

 ショーを終えて富塚は「デビューでいきなりショーをやることは無謀だと言われますが、それを覆したかった」と挑戦した経緯について説明。シューズなど一部のショー用ピース以外は量産予定で、3月21日から展示会を行い、ブランドビジネスにも力を入れていく。

■liroto:2018-19年秋冬コレクション全ルック

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