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【今週のマストチューン】タイラー・ザ・クリエイター、クロード・フォンテーヌ、Kenmochi Hidefumi〜5月第3週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け――毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSANP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルをピックアップします。5月3週目は、待望のニューアルバムを発表したタイラー・ザ・クリエイター(Tyler,The Creator)、抜群のルックスと洗礼されたウィスパーボイスで注目を集めるクロード・フォンテーヌ(Claude Fontaine)、水曜日のカンパネラのプロデューサーを務めるKenmochi Hidefumiをセレクト。今回は番外編としてヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)も注目する新世代アイコンYOSHIのデビュー作も紹介します。

タイラー・ザ・クリエイターが噂の新作を発表

 近日中のリリースが噂されていたタイラー・ザ・クリエイターの「IGOR」がついにベールを脱ぎました。5月7日に突如自身のSNSを通じてリリースを告知していた今作は、ビルボードチャート2位を獲得しグラミー賞でベスト・ラップ・アルバム賞にノミネートされるなど大ヒットを記録した「Flower Boy」以来、約2年ぶりとなる新作です。アルバムにはティザー動画が公開されていた「NEW MAGIC WAND」や「a boy is a gun*」、「IGOR'S THEME」、「WHATSGOOD」をはじめとした全12曲を収録。名実共にヒップホップ界を代表するMCの一人としてシーンに君臨するラッパーの最新作は見逃せません。

レゲエ界の美しき新星クロード・フォンテーヌのデビューアルバム

 "ラナ・デル・レゲエ"とも評される美貌と洗練されたウィスパーヴォイスが魅惑のクロード・フォンテーヌ。バッドバッドノットグッド(BADBADNOTGOOD)やノサッジ・シング(Nosaj Thing)が所属していることで知られるレーベルInnovative Leisureの猛プッシュを受けていることも納得の才能を持つレゲエ界の新人で、その期待に応えるデビュー作を完成させました。ゲストとして参加した伝説的なミュージシャン達のヴィンテージ・アンサンブルに支えられた今作は、オーセンティックでクラシックな1枚。じっくりと聴きこむのがオススメです。

水カン手掛けるKenmochi Hidefumiがソロ作を9年ぶりにリリース

 Nujabes率いるHydeout Productionsを経て、水曜日のカンパネラではメンバー兼サウンドプロデューサー、その他数多くのアーティストにも楽曲提供を行ってきたKenmochi Hidefumiが9年ぶりのソロアルバム「沸騰 沸く ~FOOTWORK~」を発表しました。今作はTSUBASA RECORDS内の新レーベルKUJAKU CLUBからのリリースで、自身が触れてきた音楽の中からジュークを基軸にKenmochi Hidefumiの真骨頂とする美メロ、センチメンタルな音から骨太なビートまで、音の嵐に誘います。リリースに合わせて収録曲から「RoboCop」「Fight Club」「Tiger Balm」のMVをYouTubeで公開。個性的な映像が目を惹く作品ばかりなので、こちらも要チェックです。

番外編:ヴァージル・アブローも注目する16歳、YOSHIが歌手デビュー

 まだあどけなさが漂う弱冠16歳ながら「Forbes」が開催した次代を担う30歳未満のイノベーターを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」にて「The Arts」部門で選出されるなど、モデルや俳優として活躍するヨシ(YOSHI)が衝撃の歌手デビューを果たし、1stアルバム「SEX IS LIFE」を5月15日にゲリラリリースしました。世の中に向けて想いのたけを綴った攻撃的なヒップホップナンバーをはじめ、透き通った声で優しく囁きかけるミディアムナンバーまで、等身大のYOSHIから溢れ出す音楽を集約した本作。ジャケットデザインも彼自身が手掛けるなど多彩な才能を披露しています。また、同時に発表された「CHERRY BOY」のMVは今アジアで勢いのあるヒップホップ集団「88rising」所属のクリエイティブチームが手掛けており、監督は中国のラップグループ「Higher Brothers」のミュージックビデオを制作するMAMESJAOが担当しました。

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