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【今週のマストチューン】シャウラ、Field Mouse、ロス・フロム・フレンズ〜8月第3週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSANP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。8月3週目は、セルフリリース楽曲「Touch」がYouTubeで3000万回再生を記録しているロンドン在住のプロデューサー兼シンガー シャウラ(Shura)、ブルックリンを拠点に活動しているのインディーロックバンドField Mouse、ヒップホップのサンプリングカルチャーや80年代ユーロビート、ハイエナジー、イタロディスコなど様々な音楽の影響を受ける若きプロデューサー ロス・フロム・フレンズ(Ross From Friends)をセレクト。

1stアルバムから3年、シャウラがSecretly Canadianに移籍後初のアルバムリリース

 ロシア人女優の母とイギリス人ドキュメンタリー映像監督の父を持ち、マンチェスターで生まれ育ったAleksandra Dentonによるソロ・プロジェクト シャウラが、2016年にデビュー作「Nothingʼs Real」をリリースして以来初めて沈黙を破りました。「Forevher」は自身の経験をベースにしたニューヨークとロンドンでの遠距離恋愛のストーリーが、出会い系アプリやスカイプチャットといった現代的なフィルターを通して描かれた作品。”クィアとしていかに生き、いかに愛するか"はシャウラにとってこれまでも不可欠なテーマでしたが、プリンス(Prince)やジ・インターネット(THE INTERNET)といった様々なクィアアーティストからのインスピレーションを受け、彼女独自のアプローチでより体現したアルバムとなっています。

インディリスナーから密かに支持を集めるField Mouseの最新アルバム

 アメリカのインディーロックシーンで徐々に頭角を現してきているバンド Field Mouseが、3年ぶりとなるニューアルバム「Meaning」をカリフォルニア州サンディエゴを拠点とするレコードレーベル「Topshelf Records」からリリースしました。前作「Episodic」ではそれまでのドリームポップ、シューゲイザーからオルタナティヴサウンドに移行した作品でしたが、今作はさらにアップテンポでよりロック色が強くなった印象。先行発表されていた「Heart of Gold」「In Blue」「Black Hole, Sun」を含む全11曲を収録しています。

フライング・ロータス主宰レーベルからロス・フロム・フレンズがEPを発表

 フライング・ロータス(Flying Lotus)もプッシュする逸材、ロス・フロム・フレンズことフェリックス・クラリー・ウェザオールが新作「Epiphany」をリリース。デビュー作「Family Portrait」は彼の両親に深く関係した作品でしたが、今回のEPは彼が「僕がもっとも重要だと思うロールモデルのうちの一人だ」と説明する実の姉へのオマージュとして制作されました。また、彼の"頭の中にあるダンスフロア"に向けて作られた作品でもあり、クラブでプレイできるようなトラック作りにもチャレンジしたとのこと。今までのダンスミュージックとは一味違うサウンドが楽しめる1枚です。アートワークは伝説的なプロスケートボーダーであり、実業家、アーティストでもあるチャド・マスカが手掛けています。

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