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【今週のマストチューン】小沢健二、FKJ、AL SUNNY〜11月第3週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSANP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。11月第3週目は、小沢健二の最新作「So kakkoii 宇宙」、iPhone XシリーズのCM曲で話題によるFKJの最新EP「Ylang Ylang」、フランスの新鋭シンガーソングライター アル・サニー(AL SUNNY)の2ndアルバム「Planets」をセレクト。

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小沢健二による待望のオリジナルアルバムがついに完成

 2006年発売のインストゥルメンタルアルバム 「Ecology of Everyday Life 毎日の環境学」から13年ぶり、 ボーカル入りの作品としては2002年の「Eclectic」以来17年ぶりとなる、小沢健二による待望のオリジナルアルバム「So kakkoii 宇宙」がついにリリース。「流動体について」や「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」などシングルカットされている楽曲に、「いちごが染まる」や「高い塔」などの未発表曲4曲を加えた全10曲を収録しています。"そして時は2020 全力疾走してきたよね 1995年 冬は長くって寒くて 心凍えそうだったよね"という歌い出しから始まる1曲目の「彗星」から10曲目の「薫る(労働と学業)」にまで、小沢健二はリスナーに何を語りかけるのか、隅々まで聴き逃したくない作品です。

大自然と美しい景色を感じる、FKJのコンセプチュアルなEP

 サマーソニックへの出演やiPhone XシリーズのCMへの楽曲提供などで国内外で話題となっているフランスの天才マルチ奏者FKJがデジタルEPをリリース。タイトルの「Ylang」はFKJがフィリピンのジャングルの中で数ヶ月間過ごした場所の名前で、「ほぼ人がいない場所で、電気もなく、夜だけ発電機を使って約6ヶ月もの間音楽制作をしていた」と制作秘話を語っています。そんなピュアな状況下で作られた今作は、FJKが過ごしたその場所と時間を記録した映画のような作品。目を閉じて聴けば山やビーチなど、Ylangの美しい景色を感じられる、神秘的な1枚です。

"フランスのネッド・ドヒニー"ことアル・サニーが放つアーバン・メロウな新作

 1stアルバム「Time To Decide」がヨットロックファンからクラブ系リスナーまで巻き込み、話題を呼んだフランスの新鋭シンガーソングライター アル・サニー。ついに完成した2ndアルバムは、前作よりもアーバン色強めにシフトしており、夜の色香としなやかなグルーヴをまとったサウンドで、25歳の若者が作り上げたとは思えないほど大人な作品です。ネッド・ドヒニー直系のスウィートでブリージーな西海岸テイストもたまりません。今回もリリースはフランスのハイセンスレーベル「Favorite Recordings」から。驚異の20代が奏でる至高の21世紀型アーバン・メロウの傑作がここに完成しました。

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