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【今週のマストチューン】Beck、Danny Brown、Billy Cobb〜11月第4週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSANP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。11月第4週目は、ベック(Beck)通算14作目の新作「HYPERSPACE」、唯一無二のラッパー ダニー・ブラウン(Danny Brown)によるニューアルバム「uknowhatimsayin¿」、世界をざわつかせたビリー・コブ(Billy Cobb)の「Zerwee」をセレクト。

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ベックがファレル等とコラボした最新作に注目

 グラミー賞7度受賞のカリスマアーティスト ベックが通算14作目となる新作をリリースしました。1980年代のビデオゲーム「Asteroids」に実装されていた"Hyperspace"モードにヒントを得ており、ジャケットには同時期に人気を誇った日本車・トヨタの「セリカ」や、レトロなカタカナロゴが登場するなど日本のファンには嬉しい仕様。先行発表されていた「Uneventful Days」や「Saw Lightning」を含むアルバム本編の7曲をファレル・ウィリアムスが共同プロデュースを手掛けており、見事な融合を披露しています。今なお進化し続ける音楽界のカリスマによるニューアルバムは聴き逃せません。

ダニー・ブラウン史上最高と賞賛されるアルバムがリリース

 この10年で最も革新的なラップスタイルを確立させ、アグレッシブで実験的なヨーロッパ寄りのダンスミュージックと、ガツンとくるパワフルなUSストリートラップの橋渡しができる唯一無二の存在としてシーンに君臨するダニー・ブラウン。今作ではビッグネーム Qティップとタッグを組んでいる他、外部プロデューサーとしてフライング・ロータス、ジェイペグマフィア、スタンディング・オン・ザ・コーナー、そして長年のパートナーでもあるポール・ホワイトが名を連ねています。またゲストとしてラン・ザ・ジュエルズやブラッド・オレンジなどがフィーチャーされるなど、今年最も注目を集めているヒップホップ作品です。

WeezerではなくZerwee?衝撃のEPが世界初フィジカル化

 初期のWeezerが好きすぎる男Billy Cobbによる究極のオマージュEP「Zerwee」。2019年の初夏、インターネット上に発表されるや否や「WeezerよりもWeezerっぽい」と世界中のロックファンを騒然とさせた異色作が世界で初めて日本でフィジカル化しました。Weezerの1stアルバム「Blue Album」や2ndアルバム「Pinkerton」の頃の空気感が詰まっていますが、楽曲はすべてオリジナル。単なるオマージュの域を超え、まさに“あの頃のWeezer"が作ったとしか思えない珠玉の泣きメロパワーポップ4曲入りの作品となっています。あまりのクオリティに驚くこと間違いなしなので一聴してみてはいかがでしょうか。

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