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【今週のマストチューン】Mura Masa、070 Shake、King Gnu〜1月第3週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSANP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。1月第3週目は、新進気鋭のUKプロデューサー ムラ・マサ(Mura Masa)の2ndアルバム「R.Y.C.」、注目のシンガー/ラッパーの070 Shakeによる待望のデビューアルバム「Modus Vivendi」、紅白出場で一気に話題を集めたミクスチャーバンド キングヌー(King Gnu)の最新作「CEREMONY」をセレクト。

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ムラ・マサが過去に影響を受けた音楽を再解釈したアルバムで2020年代を幕開け

 再三の来日公演により日本でも知名度をあげてきている新進気鋭のUKプロデューサー ムラ・マサが2ndアルバムをリリースしました。コンセプチュアルな本作で描かれているのは、今の若者文化への失望感によって生まれる過去への懐かしさや後悔。自身が10代の頃に身を捧げたパンク・ロックを再構築、再解釈して今までにない全く新しいサウンドを創り上げました。デビュー以来、音楽以外のクリエイティブ・コントロール全てに関わっており、「R.Y.C.」のジャケットも考案。希望を見出しづらい灰色の時代に覗く"Raw Youth Collage"と描かれたニコちゃんマークが象徴的です。

070 Shakeがカニエ・ウェストのレーベルからデビュー作をリリース

 カニエ・ウェストがフックアップしたことでも話題の米ニュージャージー出身・現在22歳のシンガー/ラッパー Danielle Balbuenaこと070 Shake。待望のデビューアルバム「Modus Vivendi」には2019年に発表したシングル「Nice to Have」と「Morrow」、「Under The Moon」を含む全14曲を収録しています。アルバムは元The StillsのフロントマンDave Hamelinがプロデュースしており、コントラストが強く、型にはまらない楽曲が魅力。2020年のブレイクが期待されているので、早耳リスナーは要チェックです。

これからのJ-POPシーンを担う、キングヌー待望の最新作

 2019年1月のメジャーデビューから紅白出場までバンドとして激動の1年を過ごしたキングヌーが3rdアルバム「CEREMONY」をリリースしました。バンドを一躍メジャーシーンに押し上げた「白日」をはじめとして、映画主題歌の「どろん」、CMソングとして起用された「Teenage Forever」や「飛行艇」などパワーチューンが目白押しですが。アルバムとしての完成度が高い今作は、通して聴くことでより深みを感じることができます。音楽好きもそうでない人にも届く、新しい日本の音楽シーンを作るマスターピースとなり得る作品です。

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