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【今週のマストチューン】NICK HAKIM、Moses Sumney、Jerry Paper〜5月第3週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSANP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。5月第3週目は、アンダーソン・パークとの仕事でも知られるニック・ハキム(NICK HAKIM)の「WILL THIS MAKE ME GOOD」、評価を高めてきてるモーゼス・サムニー(MOSES SUMNEY)による新作アルバム「GRÆ」、独特のセンスが光るマルチDIYアーティスト ジェリー・ペイパー(Jerry Paper)の「Abracadabra」をセレクト。

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ニック・ハキム待望の新作発表

 デビューアルバムではジャンル分けできないサウンドから、シンガーソングライターとしての特異な才能を世に知らしめることとなったニック・ハキム。その後、アンダーソン・パークやオニキス・コレクティヴとの仕事を行いながらも自身のソングライティングも並行し、待望の新作「WILL THIS MAKE ME GOOD」をリリースしました。収録曲「QADIR」はアメリカの音楽メディア ピッチフォーク(Pitchfork)でベスト・ニュー・トラックを獲得するなど、期待値の高い作品となっています。

収録曲「Polly」が高評価、モーゼス・サムニーによる新作

 モーゼス・サムニーの新作「GRÆ」は、グレーネス(白と黒の間の無彩色の中間色)に関するコンセプチュアルなパッチワーク作品。フィジカル盤は2つのパートから構成されており、2020年2月にデジタルでリリースされた前半12曲のPart 1に、Part 2となる後半8曲が追加された全20曲構成です。様々なタイプの楽曲が収録されていますが、モーゼスの圧倒的なヴォーカルが異なるピースをつなぎ合わせています。Part 1の全12曲はYouTubeでMVが公開されており、独特なクリエイティブが映像作品としても高い評価を受けています。あわせてチェックしてみてください。

ジェリー・ペイパーによる約1年半ぶりのスタジオアルバム

 昨年行われたジャパンツアーで日本での人気も獲得した、ロサンゼルス出身のマルチDIYアーティスト ジェリー・ペイパー。新作「Abracadabra」はジャズインストゥルメントとソフトロック、そしてキャッチーなイヤーワームを融合した作品。前衛的でありながらもスムースなグルーブで聴き心地のいい1枚です。長年のヴィジュアルコラボレーターであるスティーヴ・スミス、ビジュアルアーティストのアラン・レズニックと共作した奇妙なアートワークは毒々しくも中毒性があります。

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