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【今週のマストチューン】Squarepusher、Greentea Peng、Janese Breakfast〜6月第1週〜

 トレンド最前線を行く者、音楽も最前線を聴け——毎週金曜日、最新アルバム・EPの中からFASHIONSNAP.COMが独自の視点でピックアップする音楽連載「今週のマストチューン」。ジャンルを問わず、今注目したい3タイトルを紹介します。6月最初の週は、スクエアプッシャー(Squarepusher)によるデビュー作「Feed Me Weird Things」のリイシュー盤、新星R&Bシンガー Greentea Pengの1stアルバム「MAN MADE」、ミシェル・ザウナーによるソロプロジェクト ジャパニーズ・ブレックファスト(Janese Breakfast)のアルバム「Jubilee」をセレクト。

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鬼才スクエアプッシャーによる不朽の名盤が25年ぶりに蘇る

 1996年にデビューして以来、音楽シーンに多大なる影響を与えてきた鬼才スクエアプッシャーのデビュー作が本人監修でリイシュー。最初のリリースからちょうど25年となる6月4日にサブスク/デジタルも同時解禁しました。2020年にリリースした最新アルバムでは90年代の機材を多用したという点でも注目を集めましたが、弱冠19歳の時に作った今作を聴けば当時の初期衝動が今もなお彼を突き動かし、型破りな作品を生み出し続けていることが理解できるはずです。フィジカル盤に付属している16ページの拡大版ブックレットでは、制作当時を振り返るセルフライナーノーツや、使用機材の情報を含む本人による各曲解説、当時の貴重な写真やメモが掲載されており、キャリア初期の背景が解き明か化される、ファン必見の内容です。

サウスロンドン出身のR&Bシンガー Greentea Pengが初のアルバムリリース

 若手アーティストの登竜門とも言われる英メディアBBCによる「Sound Of」の2021年版にも選出された英R&B界のライジング・スター Greentea Pengが待望の1stアルバムをリリース。全18曲からなる「MAN MADE」は、ヒップホップ、ジャズ、ネオソウル、トリップホップ、ラガ、ロック、ダブ、ドラム&ベースなどのジャンルをシームレスに織り交ぜており、様々な音楽から影響を受けたGreentea Pengの世界感を完璧に表現しています。彼女の特徴でもあるストーリーテリング力も圧巻です。

ジャパニーズ・ブレックファストが幸福と向き合った3rdアルバム

 フィラデルフィアを拠点にするミシェル・ザウナーのソロプロジェクト ジャパニーズ・ブレックファスト。過去2作品では母の闘病と死を経て彼女が抱えた苦悩への対処法として制作されたものでしたが、3rdアルバムのキーワードとなったのは幸福。パンデミックによって壊れかけている世界の中でも幸福を感じるために戦うミシェルの希望が描かれています。米メディア ピッチフォークで「Best New Track」を獲得した収録曲「Be Sweet」は必聴です。

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