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　パタゴニアはこれまで、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションに基づき、環境保護に取り組む活動を長年にわたり支援してきた。　同プロジェクトは、高度経済成長期の埋め立てなどにより大幅に縮小し、生物多様性が長期的な悪化傾向にある日本の沿岸生態系の健全性の回復が目的。パタゴニア・インターナショナル・インクは、「健全性の回復には海域だけでなく、その源流となる陸域を含めた流域全体を見据えた広域的な視点を必要とするが、多様な関係者の協働が求められるため、いまだ十分な施策として展開されているとは言えない」と説明し、同プロジェクトではパタゴニアが培ってきた支援の仕組みを活用することで、沿岸域の再生に取り組む地域の人々を、陸域とのつながりという視点から支援するという。実践から得られる知見や教訓を整理・共有することで、陸域と海域を一体的に捉えるアプローチで持続可能な海洋環境の実現への貢献を目指す。　また、7月23日には協定締結とプロジェクトの始動を記念したシンポジウム「Ridge to Reef: Restoring Our Ocean -流域思考でひらく海洋再生の道-」を紀尾井カンファレンスで開催。シンポジウムでは、プロジェクト・事業の説明や、専門家や実践者を招いた講演、ダイアローグ、パネルディスカッションなどが行われる。参加費は無料で、7月10日まで参加登録を受け付けている。

Patagonia

Business

日本のパタゴニアが新プロジェクト「リッジ・トゥ・リーフ」を立ち上げ　沿岸生態系の再生を目指す

　FRONT 11201は、ニューヨーク・ブルックリン発のヴィンテージストア「FRONT GENERAL STORE」の日本店舗として2021年にオープン。店名の「11201」は、マンハッタン島からイースト川を挟んだ対岸に位置するブルックリン・ダンボエリアの郵便番号を表している。　同ポップアップでは、音楽や映画、アート、写真、キャラクター、大学、企業ロゴ、ミリタリー、スポーツなど、さまざまなジャンルのヴィンテージTシャツ約500枚を展開。あわせて、同店で正規での取り扱いを開始した「パタゴニア（Patagonia）」から、定番「キャプリーン・クール」Tシャツと、オーガニックコットン素材のメンズTシャツ、キッズTシャツをラインナップする。　期間中は、店頭で不要になったTシャツの回収を実施するほか、購入したTシャツに無料丈詰めサービスを提供。持ち込みアイテムの丈詰めについても、1100円で対応する。

Fashion

ヴィンテージTシャツ約500枚が集結　代々木八幡のFRONT 11201がポップアップイベント開催

　同ストアは、売り場と展示フロアを分けて展開。売り場は、ワンフロアの店内にアウトドアウェアから、ビジネス、トラベル、キッズ・ベビー製品まで幅広く揃える。　展示フロアでは、4月4日から6月1日までの期間中、第一弾の展示として「Patagonia Journal Gallery」を実施。1972年から刊行してきたカタログやジャーナルを公開する。6月上旬から8月11日までを予定している第二弾「Worn Wear Store」は、「新品よりもずっといい」をコンセプトに展開。パタゴニア製品の中古ウェアを販売するほか、1着を修理して長く着続けるストーリーを紹介する。

パタゴニアが東京・京橋に期間限定ストアをオープン　カタログのアーカイヴを紹介する展示も

　パタゴニアは、イヴォン・シュイナード（Yvon Chouinard）がカリフォルニア州ベンチュラで1965年に創業。1985年から年間売上の1％を世界中の環境保護団体へ寄付しており、2022年には同社株式の大半を環境保護を行う非営利団体などに譲渡した。　人員削減では、本社の従業員の約1％にあたる41人を解雇。ライアン氏はリストラの理由について、「利益を上げているものの、業界の多くの企業が直面しているのと同じ経済的逆風の影響を受けやすい」と説明し、続けて「大規模な組織再編は短期的な成功に不可欠であり、今後50年間の基礎として重要である」と述べた。　解雇対象者に対する就職支援も実施。在職期間と離職から最低22週間の給与、1年間の健康保険費用、キャリア移行支援金を解雇対象者に支払い、個別に転職サポートなどを行うとしている。

パタゴニアが米本社職員41人のリストラを発表、大規模な組織再編を実施

　パタゴニアは、1998年7月に西日本初の直営店「パタゴニア 大阪」を大阪・心斎橋に出店。サーフカテゴリーの西日本の拠点として、2016年9月からは「サーフ大阪ストア／アウトレット」を展開しており、新店舗は大阪エリアの直営店としては3店舗目となる。　パタゴニア 大阪・梅田は、1フロア構成で、クライミングや登山、トレイルランニング、フライフィッシングなどのテクニカルウェアからライフスタイルウェアまで幅広い製品をラインナップ。ウェア以外にも、キッズ・ベビー製品、地球を再生する農業や調達方法を支援する「パタゴニア プロビジョンズ」の食品やビールなども揃う。　内装は、「木の温もり」をイメージした開放感のある空間を設計。内壁には、ブランドの歴史を紹介する資料や写真を展示することでブランドの世界観を表現する。店舗什器は、鉄製の廃棄物を骨材としたタイルおよびリサイクルマテリアル製のものを使用。レジ裏には、ロゴマークのデザインにも採用されているパタゴニア地方・アンデス山脈のフィッツ・ロイの写真を一面に掲出する。　店内には、国内では初めて常設で中古ウェアの販売コーナーを展開。同コーナーでは、服を修理して長く着続けることを発信する展示や、リペアイベントも開催する。このほか、売り場は展示ギャラリーやシアター上映を実施するイベントスペースとしても利用していくという。　同店が入居するグラングリーン大阪は、「うめきた（大阪駅北地区）エリア」の再開発プロジェクト「うめきた2期」内の事業として誕生。都市公園を含む複合開発で日本初となる「LEED-NDプラン認証」「SITES予備認証」をいずれもゴールド評価で同時取得した。同施設に隣接する都市公園「うめきた公園」は、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約4万5000平方メートルの広さを持つ。

パタゴニアが大阪・梅田に出店　国内初の中古ウェアの常設販売も

　利用方法は、専用のオンラインサイトから申し込んだ後、洗濯済みの対象製品をまとめて指定の宛先に発送。検品・査定後、製品の状態に応じて見積もりを出し、支払金額が確定された後、現金で支払われる。対象製品は機能に問題がないパタゴニアの中古のウェアやラゲッジ、アクセサリー。買取業務は委託先のティンパンアレイが提供している。　同サービスで買い取った製品は、5月24日から8月4日まで開催する「Worn Wearポップアップストア パタゴニア 東京・渋谷」で販売するほか、着用することが不可能と判断した中古ウェアは修理とリメイクを施し「リクラフテッド（Recrafted）」製品として取り扱う。ポップアップストアでは、中古品の買い取りやリペアイベントも実施する。

「パタゴニア」が日本で自社製品の中古ウェアやアクセサリーの買取サービスを開始、リメイクを施して再販

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