近年、人気が再燃しているアナログレコード。「Apple Music」や「Spotify」といった音楽ストリーミングサービスにはない、温かみのある音が魅力です。レコードジャケットをお部屋に飾っておくのも素敵ですよね。インテリアにもぴったりな、買ってすぐ聴ける手軽なレコードプレーヤーを中心に紹介します。
レコードの魅力とは?
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ここ10年の間に、すっかり勢いを取り戻したように見えるアナログレコード。「過去のもの」という認識も薄れ、新譜をアナログでもリリースするアーティストも多いですよね。なんと、アメリカでは、2020年にCDの売上を上回ったほど。確実にカルチャーとして見直されてきているように思います。
確かに、音楽ストリーミングサービスに慣れてしまった現代の感覚からすると、少々面倒な部分もあるのは事実です。棚から探して、中身を出し、ターンテーブルにセットする。けれど、そんな手間も含めて愛おしいのがアナログならではの魅力。中身がわからないまま「ジャケ買い」で新しい音楽に出会うのも楽しいものですよ。
近年注目されている「デジタルデトックス」という文脈においても、ゆったりと構えて音楽を聴く行為自体を楽しんでみてはいかがでしょうか。
これ一台でOK インテリアにもなるレコードプレーヤー
スピーカー内臓のレコードプレーヤーなら、一台で手軽にレコードの音楽を楽しめます。はじめてレコードプレーヤーの購入を検討しているならおすすめです。1万円前後で購入できる、ベーシックなターンテーブルとして「アイオン オーディオ(ION Audio)」を紹介。3種類の回転数の切り替えができ、あらゆるレコードの再生に対応します。天然木が際立つデザインとオールブラック、2種類のラインナップから、インテリアの雰囲気に合わせてチョイス出来ますよ。
スーツケースのようなボックスタイプのレコードプレーヤーです。7インチ、10インチ、12インチと、大抵のサイズのレコードの再生が可能です。なんといってもポイントは、持ち運びできる点。今日は寝室で、明日はリビングで。場所と気分に合わせてレコードを楽しみましょう。
LP&No.1 ターンテーブル ¥12,999
2種類のウッド調デザインから選べるこちらのターンテーブルは、独立した2つの外部スピーカーが付属しています。高品質なデュアルステレオで楽しむ音楽は格別です。フレキシブルなレイアウトに対応しているので、並べたり重ねたり、設置スペースに合わせられるのが◎。視聴中のレコードジャケットを立て掛けておくシェルフ代わりとしても活躍してくれるでしょう。Bluetoothレシーバーの内蔵により、スマホから音楽ストリーミングサービスを再生することもできます。
主にアルバムで販売されているLPレコードのサイズ感は、およそ30cm四方。したがって、ターンテーブルは適度な存在感のあるお部屋のアクセントにも最適。そんなインテリアとしてお部屋を華やかにしてくれそうな「ガドハウス(Gadhouse)」のレコードプレーヤーです。ターコイズグリーンとイエローの組み合わせがレトロなムードを醸し出しています。つまみやボタンなど、少しトイライクなディテールもかわいい一品です。もちろん機能も文句なし。見て良し、使って良しの実力派です。
当時を知る人には懐かしく、若い世代にはむしろ新しく感じられるのがレコードプレーヤーの魅力。一台で手軽に楽しめるレコードプレーヤーは、喜んでもらえるプレゼントにもぴったりです。こちらのターンテーブルは、どこかレトロなスカイブルーカラーのトランクタイプ。収納にも困りません。ラウンドシェイプのユニークな形状も個性たっぷりです。
最近はもっぱら「Apple Music」や「Spotify」をスマホで聴く生活になったという方、多いですよね。すっかりCDコンポも埃をかぶってしまっているけれど、いざ使うタイミングを思うと処分できない… そんなお悩みは、「アイオン オーディオ」のプレーヤーが解決してくれそう。クラシックな見た目とは裏腹に、幅広いメディアに対応。CDやレコードはもちろん、カセットテープからUSBメモリまで再生してくれるマルチさが魅力です。アナログもデジタルもカバーできる一台があれば、音楽のある生活がより身近に感じられるでしょう。
HOFEINZ 純銅ホーン マルチレコードプレーヤー ¥29,900
なんとホーン付きのレコードプレーヤーです。映画やドラマの小道具でしか目にしたことが無いような、アンティーク調のデザインにぐっと来る方も多いのでは?天然木仕上げと純銅ホーンの細工の細かさにも注目。意外にも、Bluetooth再生やUSBメモリからの再生にも対応しており、古さと新しさが融合したハイブリッドな一台です。ノスタルジックな気分に浸らせてくれそう。
普段使いのお気に入りスピーカーで楽しむ
手持ちのミニコンポなど、既にお気に入りのスピーカーを持っている方も多いはず。普段使いのスピーカーなら、よりクリアで好みの音質でレコードを楽しめます。おすすめは、実績と信頼の国産ブランド「オーディオテクニカ(audio-technica)」のレコードプレーヤー。エントリーモデルとしても丁度いいプライス感です。レコードの再生に必須のフォノイコライザー内蔵モデルなので、あとはスピーカーと接続するだけ。スピーカーにこだわるだけでも、レコードの楽しみ方がぐっと広がります。
お気に入りのBluetoothスピーカーがある方は、「アイオン オーディオ」のこちらのレコードプレーヤーがおすすめです。ステレオスピーカーを内蔵しているので、これ一台でもOKですが、使い慣れたスピーカーで聴けばもっとハマってしまうこと間違いなし。ワイヤレス接続可能なので、配線まわりをすっきりとさせられるのも良いですね。
コンパクトなポータブルタイプ
昭和感たっぷりのレコードプレーヤーです。シングル盤・EP盤にぴったりのコンパクトなサイズはまるでおもちゃのようですが、再生カートリッジには高品質な「オーディオテクニカ」製を使用。外部スピーカーに接続すれば、なかなか侮れない音質で再生もできます。大好きだったあのアイドルのヒット曲をかけながら、気分だけでもタイムスリップしてみませんか?
ミニレコードプレーヤー ¥9,800
おうちでゆったりレコードを楽しむのもいいけれど、お気に入りの楽曲は外出先でも聴きたくなるもの。そんなアナログレコードのデジタル化に便利なミニレコードプレーヤーです。すこし敷居の高そうな録音作業の簡略化を実現した一台。33回転、45回転のレコードをボタン1つでMP3に変換できます。USBメモリやmicroSDに記録できるので、パソコンも一切不要の手軽さです。かつて、音楽メディアの主流がレコードだった時代、バイヤーたちは類似するコンパクトなレコードプレーヤーを持参して海外でのdigに励んでいたそう。おうちで眠っている名盤レコードを蘇らせてみるのも良いかもしれませんね。
Amazonでも買える!アナログで聴く名盤
「レコードには興味が出てきたけど、何から聴こう?」と悩んだら、ジャズの名盤はいかがでしょうか。中古レコードショップまで足を運ばずとも、アマゾンで新品のLPが購入できるものもありますよ。まずはモダン・ジャズの帝王、マイルス・デイヴィスの不朽の名作「カインド・オブ・ブルー」をピックアップ。半世紀以上前に録音された名演を、アナログならでの味わいで楽しむ。そして傍らにはお気に入りのアルコールを。そんな贅沢なご褒美時間が今の私たちには必要なのかもしれません。
続いては、ジャズ・トランペット奏者のチェット・ベイカーが1956年に発表したアルバム「チェット・ベイカー・シングス」を紹介します。トランペット演奏だけでなく、チェット・ベイカー自身のアンニュイなムードのボーカルも一級品。ラブソングのマスターピース「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」になど、改めて酔いしれたい名曲ぞろいです。
YELLOW SUBMARINE [7 inch Analog] ¥2,112<br>
ピクチャーレーベルなど、デザインにこだわったアイテムが多いのもレコード盤の楽しみです。ポスター代わりとしてお部屋の壁に飾るのも素敵。こちらはアイコニックなイエローサブマリンモチーフがあしらわれたビートルズの7インチシングル。A面にはリンゴ・スターの朴訥とした歌唱がハッピーな「イエロー・サブマリン」、B面には中期ビートルズの傑作バロックポップ「エリナー・リグビー」を収録しています。
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