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KOTONA

コトナ

「コトナ」とは?——定番のパンツやTシャツの拘りから最新コレクションの解説まで

ウィメンズ
ウィメンズ

2014年に山下琴菜が立ち上げたウィメンズブランド。「現代の高等遊民のワードローブ」をコンセプトに掲げ、上質な野暮ったさを纏い女性の精神を解放し、日常を豊かにするワードローブを提案している。「中がヨレヨレのTシャツでも気持ちを高めてくれる羽織もの」をメインに、日常の中でラフに着られる上質な服を展開している。

デザイナー

山下琴菜

Yamashita Kotona

 学習院大学経済学部卒業後、ここのがっこうでファッションを学び、2014年にウィメンズブランド「コトナ(KOTONA)」をスタート。ブランドコンセプトに「現代の高等遊民のワードローブ」を掲げ、精神を解放し、自分自身に向き合えるためのウェアを展開している。

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- BRAND CONCEPT -

 ブランドコンセプトは「高等遊民のワードローブ」

 2014年に山下琴菜が立ち上げたウィメンズブランド「コトナ(KOTONA)」。日々の生活に転がっている女性特有の逞しさや、だらしなさといった感情を汲み取ることからブランドがスタート。ブランドコンセプトに「現代の高等遊民のワードローブ」を掲げ、上質な野暮ったさを纏い、精神を解放して自分自身に向き合うためのウェアを展開している。

 どんな時代でも着る人の生活に無理なく馴染むコトナのアイテムからは、「何歳になっても着続けられる1着を作る」というデザイナーのブレない姿勢が垣間見える。月曜日から日曜日までのTシャツを揃えた「1 Week Tee」や肌なじみの良いガウンなど、着る人に寄り添ってくれるアイテムが豊富に揃っており、幅広い年齢層から愛されているブランドだ。

コトナ  2021年秋冬プレコレクション

2021年秋冬プレコレクション

Imaged by KOTONA

コトナ 2021年春夏コレクション

2021年春夏コレクション

Imaged by KOTONA

コトナ 2020年秋冬コレクション

2020年秋冬コレクション

Imaged by KOTONA

- CHARACTERISTIC ITEM -

ブランドを代表するアイテムは、ビックタックパンツとシャツオンシャツ

  コトナでは女性らしさよりも"自分らしさ"を提案していくため、2020年春夏コレクションからボトムスはパンツに絞り展開している。「パンツは、限られた中で色々なデザインの大喜利ができて楽しい」とデザイナーが話すように、デニムからシルクまで幅広い生地で展開している。

 その中でもビッグタックパンツ(big tuck pants)は特に人気の高いアイテムのひとつ。デザイナーがリサーチで訪れた大きいサイズの服を扱うお店の試着室で、ウエスト130cmのパンツをクリップで留めてみた時にデザインのアイディアが生まれたという。畳んだ折山をそのまま生かしたデザインがアクセントになり、動きに沿ってゆるやかに表情が変わっていく。生地をたっぷり使っていることもあり、動きやすく実用性の高いアイテムだ。

コトナ ビックタックパンツ
コトナ ビックタックパンツ
コトナ ビックタックパンツ

big tuck pants

Image by KOTONA

 また、前身頃が2枚仕立てになっている「シャツ オン シャツ(shirts on shirts)」もブランドの人気アイテム。「Tシャツにシャツを羽織るスタイルを良くするんですが、もうTシャツを着るのが面倒くさいなと思って(笑)。1枚で何も考えずにスタイリングができて、頑張り過ぎないテンションのシャツを提案した」とデザイナーは話す。ボタンを左右どちらにも取り付けることができる仕様になっており、性別問わず着用しやすいアイテムだ。

コトナ シャツオンシャツ
コトナ シャツオンシャツ
コトナ シャツオンシャツ

shirts on shirts

Image by KOTONA

- WHO TO WEAR -

人間味のある「だらしない人」に着てほしい

 好きなものに素直に向き合い、自分のスタイルで人生を楽しんでいるような"人間味のあるだらしない人"に着てもらいたいとデザイナーは話す。上質な天然素材とゆったりとしたシルエットで作られたアイテムは着込むごとに肌に馴染み、その人らしさを感じる1着に仕上がっていく。「着ることで少しでも気持ちが上がったり、エレガントなマインドになってもらえると嬉しい」というデザイナーの言葉通り、生涯を通して楽しむことができるアイテムがコトナには揃っている。

- RECOMMEND SHOP -

オススメの店舗は「全部」

 「店舗ごとに色があるので全部オススメ」とデザイナーは話す。自分の持っている服とのスタイリングを想像しながら、それぞれのお店でコトナの服に袖を通してみて欲しい。

- PRE COLLECTION -

2021年秋冬プレコレクションの特徴

 ミヒャエル ボレマンス(MichaëlBorremans)の「angel」をインスピレーション源に制作した2021年秋冬プレコレクション。「去年21世紀美術館で彼の作品を改めて見た時、場所との融合性からか圧倒的な静の力を感じ胸がいっぱいになった」とデザイナーは振り返る。

コトナ 2021秋冬プレコレクション

2021秋冬プレコレクション

Imaged by KOTONA

コトナ 2021秋冬プレコレクション

2021秋冬プレコレクション

Imaged by KOTONA

コトナ 2021秋冬プレコレクション

2021秋冬プレコレクション

Imaged by KOTONA

 デザイナー自身が年齢を重ねるにつれて天然繊維の肌触りの良さを実感していることもあり、今回のプレコレクションでは天然素材を多く使用している。「デイドレス(day dress)」として制作したワンピースには、少し光沢感のあるアイリッシュリネンのダンガリー生地を使用。後ろ袖にデザイナーが21世紀美術館のジェームズ タレル(James Turrell)の作品を眺めてている時に見た鳥を刺繍で施すなど、アイテムごとにストーリーを持たせたコレクションとなっている。

コトナ デイドレス
コトナ デイドレス
コトナ デイドレス
コトナ デイドレス
コトナ デイドレス

day dress

Image by KOTONA

 また、コトナではシーズンテーマに合わせてアクセサリーも発表している。デザイナーは、手仕事の"温かみ"と"女性らしさ"をポイントにデザインしているという。2021年秋冬プレコレクションでは、シルクコードとバロックパールを使用したシリーズを展開している。

コトナ アクセサリー

Imaged by KOTONA

コトナ アクセサリー

Imaged by KOTONA

- FAVORITE LOOK&ITEM -

2021年秋冬プレコレクション デザイナー山下のお気に入りのアイテム

 デザイナーは「ホルダーネックティー( holder neck tee)」をお気に入りのアイテムとして挙げている。Tシャツを着た時に見えるキャミソールが着想源となったこのアイテムは、紐の結び方で服の印象が変わり、気分やスタイリングに合わせて様々な楽しみ方が出来る優れもの。ウエストのしなやかなシェイプや襟ぐりの美しいカーブから、Tシャツ好きなデザイナーの拘りを感じ取ることが出来る1着だ。

コトナ ホルダーネックティー
コトナ ホルダーネックティー
コトナ ホルダーネックティー
コトナ ホルダーネックティー
コトナ ホルダーネックティー

holder neck tee

Image by KOTONA

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取り扱い店舗一覧

HISTORY

主要年表

【2021年】
ミヒャエル ボレマンス(MichaëlBorremans)の「angel」をインスピレーション源にした2021年秋冬プレコレクションを発表。

【2020年】
2021年春夏コレクションにて、月曜日から日曜日まで毎日着て欲しいTシャツシリーズ「1 Week Tee」発表。

【2019年】
"自分らしさ"を提案していくため、2020年春夏コレクションからボトムスはパンツに絞った展開をスタート。

【2018年】
池袋のパルコミュージアムで開催さた「KIRE・KIRE・TEN〜現代の民族衣装」展に参加。産地企業とのコラボレーションによる"現代の民族衣装"を表現した。

【2017年】
2017年秋冬コレクションでブランド初の単独ショー開催。アーティスト玉山拓郎が色鮮やかな空間を演出した。

2018年春夏コレクションでは、「TOKYO / OKINAWAコレクション」と題して沖縄の3ブランドと合同ファッションショーを開催。沖縄の百貨店デパート「リウボウ」の屋上を舞台にコレクションを披露した。

【2016年】
文化インキュベーションセンターで、「イン(IHNN)」、「トキコ ムラカミ(TOKIKO MURAKAMI)」、「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」と一般参加可能な合同展示会を開催。ブランドそれぞれが各ブースを設け、2016−17年秋冬コレクションを発表。

【2015年】
坂部三樹郎、山縣良和がプロデュースする若手デザイナーを集めたプロジェクト「東京ニューエイジ」で、2015年秋冬コレクションを披露

【2014年】
「コトナ」を立ち上げる。2015年春夏にデビューコレクションを発表

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