ジョルジオ・アルマーニが手掛ける「エンポリオ アルマーニ（EMPORIO ARMANI）」がミラノで2025年春夏コレクションを発表した。時代の変化を的確に捉えつつも、変わらないスタイルを貫くアルマーニは、そのコンセプトをメンズスーツで表現。スーツにネクタイを締めた女性のポートレイトを会場に掲げ、マスキュリンとフェミニンを織り交ぜたルックを提案した。ゆったりとした白いシャツやネクタイ、落ち感のあるパンツなどが、ドレスと交互に登場。ソフトでナチュラルなムードが印象的だ。

　ショーのフィナーレでは、アルマーニが4人のスタッフと共に登場。メンズウェアのデザイン責任者 レオ・デッロルコ（Leo Dell'Orco）、ウィメンズウェアのデザイン責任者 シルヴァーナ・アルマーニ（Silvana Armani）、エンポリオ アルマーニ・メンズウェアのデザイン責任者で、30年来の仕事仲間 ニコラ・ラモージェーゼ（Nicola Lamorgese）、そしてウィメンズウェアのデザイン責任者で、24年来の仕事仲間 マルコ・ブルネロ（Marco Brunello）と共に拍手を浴びた。