Nagisa Ichikawa

「近くで見ると圧倒的な迫力」SOMARTAの展覧会へ

市川渚

ファッション コンサルタント

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今回"オブザーバー"というカタチでこの特集ページに参加させていただくことになりました市川 渚と申します。元々はラグジュアリーブランドなどでPRを担当していました。現在は東京のニューカマーのブランドを世の中に広めるお手伝いが出来ればとフリーランスでファッション PRやデジタルコミュニケーションのコンサルタントやアドバイザーとして活動しています。全てのコレクションを網羅できるわけではないのですが、私なりの目線でお伝えできればと思っております。どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、祝日、それも台風の上陸が危ぶまれる中スタートした2015SSの東京コレクション。私の初日はSOMARTAからスタートしました。今シーズンは渋谷西武A館7Fで開催中の展覧会「廣川 玉枝 身体の系譜」にジョイントするかたち、プレゼンテーション形式での発表です。

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東コレの中では注目株に挙がるブランドだけに、ショー会場はいつもたくさんの人で溢れているSOMARTA。瞬発力が試されるショー形式とは違い、プレゼンテーション形式では各々のペースで拝見できる分、オーディエンスそれぞれがフォーカスする部分が変わってくるのが面白いのではと感じます。



会場に入ってまず目に飛び込んできた展覧会のパート。3Dプリントで造形されたマスク、それと対比するように手作業で造形されたというFRPのコルセット、そしてSOMARTAのシグネーチャーアイテムである「スキンシリーズ」などが並びます。身体と衣服の関係性、そしてデジタルと手仕事の可能性を対比させ、一見ファッションとは一線を介したアート的なアプローチを感じました。特に、ビジューと繊細なレースが身体を這うスキンシリーズは近くで見るとやはり圧倒的な迫力。シューズは今シーズンも「NORITAKA TATEHANA」でした。

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そして、部屋を進むと現れる、15SS最新のコレクションを纏ったモデルたち。

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目を引いたのは、まさにどまんなか、トラディショナルな日本を想起させるディテール、ファブリック使い。艶やかな和の素材は、京都の老舗「千總」の友禅染や西陣織の工房と組んだものだそう。その一方で捺染プリントやデジタルプリントなどの最新の技術を取り入れ、SOMARTAらしく。外国人ジャーナリストがしきりにシャッターを切っていたのが印象的でした。

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日本ではファッションデザイナーひとりにフィーチャーした展覧会を開催する機会自体が多くありません。展覧会は19日(日)まで開催中とのこと。今の日本人デザイナーがどんな思想でどんなモノづくりをしているのかを知っていただく意味でも、是非多くの方に見ていただきたいと思う展覧会です。

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さて、録画しておいた森永さんの情熱大陸をチェックしなければ。 明日はお天気が良くなると良いですね。

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