Nagisa Ichikawa

「東京/ファッション/テクノロジー」というキーワード

市川渚

ファッション コンサルタント

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生憎の空模様の下、始まった東京コレクション3日目。まずはお昼すぎ、代官山のフレンチレストラン「ASO」を会場に開催されたのは、楽しみにしていた期待の若手<LAMARCK>のコレクション。

ショートトップス×ミモレ丈スカート、ロングジャケット×ショートボトムなど、トレンドを程よく意識した若々しいコレクションに好感。後半のビビッドカラーのレースをあしらったパートはやや大人しめな感じでしたが、まだまだ良くなる、伸びしろがあるなあと感じさせるブランドです。

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次はメイン会場である渋谷ヒカリエで行われた<ATSUSHI NAKASHIMA>のショーへ。デジタルプリントやジャガードでテキスタイルに表現したグラフィカルな要素とスポーティな素材使い、そして破壊されたダイヤをモチーフにした大ぶりのアクセサリーがフューチャリスティックなコレクション。最後に登場した3体のソワレが意外でした。世界一薄いと言われる合繊にシルクを織り合わせて、2段染めをしてグラデーションを表現したという素材の繊細さはランウエイの距離でも伝わってくるものの、折角ならもう少しこのブランド"らしい"ソワレを見たかったかなーとも。

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先シーズンはプロジェクトマッピングをショーに取り入れたりして、未来的なイメージを打ち出している<ATSUSHI NAKASHIMA>。東京/ファッション/テクノロジー(デジタル)というキーワードを結ぶと、今のところ<ANREALAGE>が唯一の存在になってしまっている感がありますが、このブランドも、そういったデジタル的な要素と親和性がありそうな気がします。オフィシャルのウェブサイトが綺麗なことにも好感。

そしてフィナーレに現れたデザイナーの中島 篤氏の細さにびっくり!日本の若手男性デザイナーに細身男子が多いのは何故なのでしょうね。

いつもおとぎ話の中に迷い込んだようなドリーミーな世界をみせてくれる<Johan Ku Gold Label>。今回はフラワーモチーフや柄をさまざまな形で服に落とし込み、ダーク&ファンタジックな世界を表現していました。

今日の予定を全て終え、自宅のポストを覗くと、先日パリでコレクションを発表した<ANREALAGE>から展示会のご案内が届いていました。

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<ANREALAGE>のインビテーションや年賀状などのグリーティングカードは、毎回コレクションテーマに沿った趣向を凝らしていて、目でも頭でも楽しませてくれます。今回の展示会、25日(土)と26日(日)の2日間は一般の方もご覧頂けるようです(先着)。ぜひ、足を運んでみては。

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