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アジア人初のトップモデル山口小夜子の軌跡を辿る展覧会開催、現代のアーティスト作品も

「三宅一生『馬の手網』を着る小夜子」 撮影:横須賀功光 1975年 Image by 東京都現代美術館
「三宅一生『馬の手網』を着る小夜子」 撮影:横須賀功光 1975年
Image by: 東京都現代美術館

 日本人モデルの草分け、山口小夜子の軌跡を辿る展覧会「山口小夜子 未来を着る人」が、4月11日から東京都現代美術館で開催される。展覧会はモデルとしてだけではなくパフォーマーとして活動していた彼女にまつわるアーカイブ作品と、宇川直宏ら現代のアーティストによる作品で構成。会期中には、小夜子メイクを完成させたアーティストでサブファ校長の富川栄によるメーキャップ&トークショーをはじめとした「小夜子になれる」ワークショップも企画されている。

 山口小夜子は1970年代にアジア人初のトップモデルとして世界の舞台で活躍しただけではなく、日本人女性の新たな美を確立。晩年は自身を「ウェアリスト(着る人)」と名乗り、若い世代の表現者達とともにファッションや音楽、演劇、朗読、パフォーマンスが混在する実験的な試みに取り組むなど、2007年にこの世を去るまで時代の最先端を走り続けていた。

 本展では雑誌や写真、スクラプブックなど専属モデルを務めた資生堂のアーカイブをはじめ、彼女をミューズにしていた数々のデザイナーの作品や彼女が所有していた服を"小夜子マネキン"により展示。ファッション写真からアート作品まで被写体としての山口小夜子の魅力を紹介する。また、晩年に展開したパフォーマンスについても高画質映像で公開。山川冬樹や、生西康典、エキソニモら晩年に彼女とコラボレーションを行ったアーティスト達による「小夜子」をテーマにした新作映像作品など、会場に山口小夜子の雰囲気、姿、声が点在する体感型の空間を演出する。

■山口小夜子 未来を着る人
会期:2015年4月11日(土)〜6月28日(日)
開催時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし5月4日は開館)、5月7日
観覧料:一般1,200円 / 大学生・65歳以上 900円 / 中高生 600円
※小学生以下無料(保護者の銅版画必要)
※20名以上の団体は2割引
※身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の所持者とその付き添いは無料

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