Nagisa Ichikawa

外国人エディターの早ワザInstagramに感心

市川渚

ファッション コンサルタント

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今回の東コレは、前シーズンに増して外国人ゲストの姿が目立つ気がします。 その姿を見ていて気になったのが、Instagramを中心に、SNSにアップするスピードの早さ!とあるショーで隣になった外国人エディターは、ショーが始まるとカメラを片手に、全てのルックを手早く撮影し、スキマ時間にサッとiPhoneに持ち替え、ムービーを撮影するという可憐な両刀使いを披露していました。

MBFWTの招待ゲストであるVOGUE Italy シニアエディターSara Maino氏が投稿していると思われるItalia VOGUEのInstagram(https://instagram.com/vogueitalia)では、そんな臨場感溢れるショー写真やムービーを(ほぼリアルタイムで!)見ることができます。新人発掘に力を入れている方なので、東京以外の各都市の写真も見たことのないデザイナーの写真ばかりで、面白い。"あの"VOGUEが世界中の新人タレントをサポートする活動に力を入れている、というのも素敵なことだなあと思います。Sara Maino氏がサポートしたくなるようなブランドは、東京で見つかるのでしょうか。今後どのような動きがあるのか、楽しみです。

さて、話がずれてしまいましたが、この日はまずは11時からの「ヤストシ エズミ(YASUTOSHI EZUMI)」のショーへ。テーマは「LESS IS MORE」。毎回コレクションに関する明確なテーマを提示されるブランドなので、何だか首や肩の辺りに力を入れて観てしまうのですが、今回はテーマをふっとナチュラルに受け入れることのできるコレクションでした。言葉を変えれば、女性にとってよりリアルに、そして全体的にグッと大人になった印象。ショー後半に登場したコートの後ろ姿の美しさが印象に残っています。

YASUTOSHI EZUMI 全ルック

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蘆田さんに誘われお邪魔させていただいた、メンズブランド「 ザ・ サカキ(theSakaki)」の展示会。蔦が絡む昭和の香りただようギャラリーで、畳を踏みしめながらデザイナーの榊さんのお話を伺う。多くのファッションブランドが提唱する「スタイル」に対するアンチテーゼとして、今シーズンはとにかく「喋りたい」と思ったんです、と仰っていた榊さん。一つ一つのアイテム、いや、一つ一つのディテールに込められたデザインの意味やストーリーを事細かに説明していただいたのですが、ファッションにおける「デザイン」という行為の意味を再考させられました。

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夜は、メンズブランドが2本。「アトウ(ato)」と「ヨシオ クボ(yoshio kubo)」のショーへ。こう考えると、(私がインビテーションを頂いているブランドが偏っているせいもあるかと思いますが)やはり東京はメンズのほうが元気なのかな、と思ったり思わなかったり。ショー会場でも「気合入っているなー!」と思わせられるようなスタイルで颯爽と歩いていくのは男性の方が目につきます。(大きなカブリモノはショーが始まる前に取ってほしいなあ......などと思ったりもしますが。)ちなみに、前々からフォローさせていただいているのですが「yoshio kubo」のInstagram(https://instagram.com/yoshiokubo/)、写真がとても美しくてオススメです。

ato 全ルック

yoshio kubo 全ルック

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1回目:ニットブランド「マラミュート」の"心を伝えるコレクションづくり"

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