店舗は築100年超の日本家屋を活用
Image by: FASHIONSNAP

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上陸から2年「ダンデライオン・チョコレート」が都心に出店しない理由

店舗は築100年超の日本家屋を活用
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 サンフランシスコ発の「ダンデライオン・チョコレート(DANDELION CHOCOLATE)」が、新店舗となる京都東山一念坂店をオープンした。日本4号店で、1号店のファクトリー&カフェ蔵前をはじめ、伊勢外宮前うみやまあひだミュゼ店、鎌倉店に続いて都心部以外への出店となった。

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 新店舗の京都東山一念坂店は、京都市指定伝統的建造物である築100年超の日本家屋を活用し、数寄屋大工の経歴を持つ建築家の佐野文彦氏がリノベーション。趣のある一念坂の景観を保持しながら、店内は同ブランドが発信するクラフトチョコレートの世界を体感できる内装に仕上げられた。京都限定メニューのドリンクやペストリーを用意しているほか、世界に先駆けて「CACAO BAR」を導入。シングルオリジンのカカオ豆の魅力をデザートとアルコールのペアリングで体験できる新業態で、本国でエグゼクティブペストリーシェフを務めるリサ・ヴェガ氏が考案したメニューを提供する。5月末までは招待制で、6月以降は予約制で営業するという。また、初のギフトショップを併設。京都のテキスタイルブランド「ソウソウ(SOU・SOU)」や老舗京菓子司「亀屋良長」とのコラボ商品が展開されている。

 ダンデライオン・チョコレートは日本に上陸してから今年2月で2周年を迎えた。ダンデライオン・チョコレート ジャパンの堀淵清治代表取締役CEOは「今年は3年目のバレンタインシーズンだったが、お客様のビーントゥバーに対する知識や興味を肌で感じた」と、一過性ではない手応えを語る。実際にビーントゥバー専門店は3年前と比較して国内では3〜4倍の約60店舗、本国アメリカでは2012年当時の30店舗前後から現在は200店舗に増加しているという。同氏は「ダンデライオン・チョコレートはクラフトチョコレート市場のパイオニアとして牽引している自負がある」と自信を覗かせる。

 国内4店舗の出店先はいずれも都心からは離れたエリアが共通項。同氏は「表参道などの商業エリアは売上的にはいいかもしれないが、私達が注力しているのはブランディングとクラフトチョコレートというムーブメントの拡大。そのためにはキャラクター性のある街に出したいと思っていた。デパートや商業施設からも誘致があるが、慎重に考えている」と話す。ビーントゥバーというカテゴリーでは、明治が「明治 ザ・チョコレート(meiji THE Chocolate)」をヒットさせるなど大手企業による参入もあるが、「同じマーケットとは思っていない。ただし"チョコレートの新しい食べ方を提案する"という目的において、競合の参入は歓迎したい」という。

 「ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)」の日本上陸を手掛けたことでも知られる同氏は、「大量生産ではなく、クラフトという文化を守りながらスケーラブルにビジネスをやっていくことが要になる」とし、クラフトコーヒーやクラフトビールのビジネスモデルを手本に「クラフトチョコレート」をカルチャーとして定着させることを目指す。

■ダンデライオン・チョコレート京都東山一念坂店
住所:京都市東山区桝屋町363-6
席数:56席(CACAO BAR含む)
営業時間:不定休
5月末まで カフェ 12:00-17:30(L.O. 17:00)/CACAO BAR 招待制のみの営業
6月以降 カフェ 10:00-18:00(L.O. 17:30)/CACAO BAR 予約制による営業(予定)
電話番号:075-531-5292

公式サイト

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