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なぜゾゾスーツは変更になったのか?スタートトゥデイ前澤代表が説明

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 スタートトゥデイが4月27日、以前発表した採寸用ボディスーツ「ゾゾスーツ(ZOZOSUIT)」ではない新型スーツを発表した。ゾゾスーツの配送遅れに対する謝罪からスタートした会見で、新作を着用して登壇した前澤友作代表は「実は平行して新旧それぞれのゾゾスーツ開発を進めていた」と2つの技術を比較して最適なスーツを選んだと説明。新スーツは同日から配送をスタートしており、既に4,000枚を出荷。7月中旬までには現在の予約者の手元に届くとしている。

 

 旧ゾゾスーツの問題点について前澤友作代表は「失敗の理由については様々ありますが、一番は電子部品を作ることが難しかった。諦めずに挑戦し続けてきたが、並行して続けていた別の技術の方が可能性があるのではと判断した」とコメント。旧スーツの予約数は100万件を突破し、一部のユーザーには既に配送されているため、所持者には無料で交換対応するという。

 新型スーツには、全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで360度撮影することで体型サイズを瞬時に計測できる新たな技術を搭載。旧スーツはセンサー式だったが、新スーツはマーカー読み取り方式で、音声案内に従って様々な角度から12回程度撮影を行えばボディデータを計測することができる。計測には約3分かかるが、今後計測スピードの改良にも着手するという。

 旧作と比べると電池切れの心配がないことや洗濯できること、また1着のスーツ製作にかかる費用が約1,000円と、コストが大幅に減少したことなどをメリットとして挙げている。また計測データは旧作とは異なり3Dで見ることができるように仕様変更が行われた。

 なお旧スーツを受け取った人の中で実際に計測した人は6割で、そのうち5割がプライベートブランド「ゾゾ(ZOZO)」の商品を約2.5点購入。返品交換は0件だったという。今期中に新スーツを600万〜1,000万着無料配布する予定だ。

 6月にはゾゾからシャツやスキニーデニムなど5型が新たに登場。今後は顧客の要望を取り入れたフルオーダーのスーツやワンピースなどの開発も視野に入れる。ゾゾについて前澤代表は「例えばお腹が出ている人はこういった商品を好むなど、体型情報と商品満足度の関係性を機械学習することができるため商品開発に活かせる」とこれまでになかった商品開発アプローチで他社と差別化していく予定。ゾゾは7月頭から世界72ヶ国で同時販売をスタートし、3年後にはゾゾ事業だけで売上高2,000億円(海外800億円)を目指す。

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