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カインズがデジタル戦略を強化、新拠点「CAINZ INNOVATION HUB」を表参道に開設

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 ホームセンターチェーン事業などを手がけているカインズは1月より、EC事業なども含めたデジタル戦略の強化に向けた新たな拠点として、都内に「CAINZ INNOVATION HUB(カインズ イノベーションハブ)」(画像)を開設した。

 同拠点は都内の表参道に開設したもので、3階建てのビル2階と3階はオフィスとしてすでに利用を開始しており、1階については今後、「カインズブランド」を情報発信していく場として検討している。

 同社では2019年度からの3カ年中期経営計画に関連して、戦略の柱のひとつである「デジタル戦略」において、デジタル・アドバイザリーボードの設置や、米国シリコンバレーでのCVC設立など国内外における最先端のテクノロジーを享受できる体制を整えている。

 その結果、ECに関連した内容としては、顧客が自社通販サイトで注文した商品をQRコードなどを活用して店頭で受け取ることができる店内設置型のロッカー「CAINZ PickUp Locker(カインズピックアップロッカー)」のサービスを昨年12月に一部店舗で開始するなど、実店舗とECの融合に向けた取り組みが進んでいた。

 その一方で、同社の本社は埼玉県本庄市にあることから「東京から通勤するとなると、距離や時間に少々無理が生じる」(同社)と説明。デジタル戦略のスピードアップやデジタルの専門知識・経験を持った人材を確保することも踏まえて、今回、都内に拠点を開設することを決めたという。

 なお、同社によるとホームセンター業界は10年以上横ばいの状況が続いており、商品を販売するという役割だけでの店舗戦略では成長に限界があると分析。価格競争や他店のレイアウトを模倣するような手段でパイを奪い合っていくのではなく、「IT小売業」としての立ち位置を目指して、競争優位性を確保していくという。

 「自らをホームセンターと捉えず、『IT小売企業』として、お客様の『ストレスフリー』『パーソナライズ』『エモーショナル』につながるお買い物体験の価値向上を進めている」(同)とした。

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