「ダイソン（Dyson）」が、コードレスクリーナーの最軽量モデル「ダイソン マイクロ 1.5キロ（Dyson Micro 1.5kg）」を発表した。10月8日の今日から、ダイソン直営店や公式オンラインストア、家電量販店で順次取り扱いを開始し、直営店限定モデルも用意している。報道関係者向けに開かれたオンライン発表会には、デザインエンジニアのジェームズ・シェール（James Shale）が登場し、デモンストレーションなどを通して新製品の性能を披露した。

　ダイソン マイクロ 1.5キロは、ブランド史上最軽量の1.5kgを実現するために各パーツを再設計。サイクロン機構はダイソン製品で最小サイズとなるルートサイクロン8個で構成しており、緻密に調整し配列することで9万6000Gの遠心力を発揮する。フィルターもフレームを最小限に調整しつつ、微細なホコリを99.99％閉じ込める従来のダイソンコードレスクリーナーと同等の高い捕集性能を備えた。また、人間工学に基づきより軽量に感じられるようにクリーナーの重心をハンドルの近くに設計。起動スイッチは従来のトリガー式ではなくボタン式を採用することで腕への負担を軽減した。

　クリーナーヘッドは、従来のFluffyを45％小型化した新Micro Fluffyを搭載し、ソフトなナイロンフェルトブラシや静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシによって大きなゴミから小さなホコリまでを同時に吸引。このほか、車内やベッド、布団、ソファなどに入り込んだゴミの掃除に適した「ミニ モーターヘッド」、狭い隙間や届きにくい場所の掃除に便利な隙間ノズルと先端にブラシがあるコンビネーションノズルの2種のツールを兼ね備えた「コンビネーション隙間ノズル」、テーブルなどの表面用の「卓上ツール」などが付属する。バッテリー駆動時間はエコモードで最大約20分間、強モードで最大約5分間。

　発表会では、商品の性能をアピールするデモンストレーションを実施。ダイソン マイクロ 1.5キロと他社製品の掃除機を比較し、0.3ミクロンの重曹を吸引した際に排気された空気の粒子を数値化したところ他社製品の掃除機が微細な粒子を排出しているのに対してダイソン マイクロ 1.5キロは粒子を排出していないことを示した。

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