COSOの紹介動画より
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男性の新たな避妊法に、超音波で睾丸を温める避妊具「COSO」がダイソンのアワードを受賞

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【2021年10月13日追加】COSOが、「ジェームズ ダイソン アワード 2021」の国際ファイナリストTOP20に選ばれた。国際最優秀賞作品は、国際TOP20の中からダイソンの創業者兼チーフエンジニアのジェームズ ダイソン自身が選出し、11月17日に発表される。国際最優秀賞を受賞した作品には、今後のさらなる研究開発や発展の支援を目的に、3万ポンド(約411万円)が贈られる。

COSOの紹介動画より
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 超音波を使った男性用避妊具「COSO」が、ジェームズダイソン財団による「ジェームズ ダイソン アワード 2021(James Dyson Award 2021)」でドイツ国内最優秀賞を受賞した。準優秀賞に選ばれた2つのプロジェクトを合わせた3作品は、他国の作品群と共にジェームズ ダイソン アワード 2021の第2次審査「国際ステージ」へと進む。国際TOP20の発表は10月13日を予定している。

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 ジェームズ ダイソン アワードは、次世代のデザインエンジニアを称え、育成、支援するための国際エンジニアリングアワード。デザインやエンジニアリングを学ぶ学生と卒業後4年以内の若手エンジニア・デザイナーが対象で、募集課題は「常識にとらわれない、他とは違う考え方によって、試行錯誤を繰り返し、より良い機能を持つ作品」となっている。国内最優秀賞には27万4000円、国際最優秀賞には411万円の賞金が与えられる。

 COSOは、ミュンヘン工科大学のインダストリアルデザイン学科を卒業したレベッカ・ヴァイス(Rebecca Weiss)が開発。男性の避妊法が、コンドームの装着と精管切除の2つに絞られる問題に着目し、解決を目指した。COSOでは、超音波で発生させた精巣組織の深部熱によって精子の運動性を変化させ、再生を一時的に阻止することで受精を防ぐ。現在は動物実験で成功している段階で、人での使用にはさらなる研究を用するという。

 レベッカ・ヴァイスは「COSOは身体的介入や痛み、副作用がなく、使いやすい避妊法を提供しています。しかし、有効なデータがなければ、プロジェクトを実現することはできません。そのため、臨床試験に資金を提供してくれる研究機関や産業界のパートナーとの接点を探しています」とコメントしている。

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