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「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」の旗艦店が11月7日、外苑前の複合ビル「ジ アーガイル アオヤマ(the ARGYLE aoyama)」1階に「ポール・スチュアート 青山本店」として移転オープンする。同ブランドを展開する三陽商会は今後、ポール・スチュアートの直営店ビジネスを強化する方針で、旗艦店を起点にブランドの世界観を積極的に発信していく。
移転前の旗艦店は、1981年から今年2月まで約40年前にわたって表参道の神宮前太田ビルの1階で営業。石垣の外壁が特徴で、自然光を取り入れたフィッティングルームを設けていた。表参道エリアの客層や周辺ショップなどの環境が変化している状況や、1960年代から1970年代にかけて外苑前エリアが日本におけるアメリカントラッドの発信地として栄えていたことを踏まえて、ジ アーガイル アオヤマへの移転が決まったという。
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新たな旗艦店はコンセプトに「何処にもない、ここだけのPaul Stuart」を掲げる。売場面積は約325平方メートルで、重厚な雰囲気だった旧店舗とは対照的に、新店舗はシンガポールの「ラッフルズホテル」からインスピレーションを受け、モダンでコロニアルな店内に仕上げた。メンズカジュアル、メンズスーツ、ウィメンズの3つのファッションスペースに加え、日本初展開となるバー「The COPPER ROOM」、回廊スペースのコリドーの計5スペースで構成。ジ アーガイル アオヤマにはホテルやレストラン、オフィスなどが入居していることから、男女の幅広い層に対応する店舗として展開するという。
メンズカジュアルではコレクションラインをはじめ、百貨店でも販売している共通ライン、直営店限定アイテムを用意。メンズスーツではビジネスシーンからカジュアル、フォーマルシーンまで対応する。ウィメンズは、メンズのジャケットと同素材のワンピースや、メンズ仕様を取り入れたブレザーなどが揃う。メンズスーツをはじめとする一部アイテムはパターンオーダーが可能となっている。
バーThe COPPER ROOMは、銀座と六本木にある会員制バー「ホワイトラベル」と業務提携し、18時から24時まで営業。ヴィンテージウイスキーを豊富に取り揃えるほか、ニューヨーク・マンハッタンのオリジナルカクテルなどを提供する。コリドーでは家具を販売するほか、ポップアップを行うスペースとして活用。オープン初日から12月25日までは薔薇専門店「アフリカローズ(AFRIKA ROSE)」がポップアップイベントを開催する。なお、青山本店では新型コロナウイルス収束後の売上目標として年間4億円を掲げる。
■ポール・スチュアート青山店
オープン日:2020年11月7日(土)
住所:東京都港区北青山2丁目 the ARGYLE aoyama 1階
営業時間:11:00〜20:00(バー 18:00~24:00)
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