フランス 凱旋門(2016年3月撮影)
Image by: FASHIONSNAP
フランスの老舗百貨店グループ プランタン(Printemps)が、パリのイタリー広場、北部のル・アーヴル、東部のストラスブール、北東部のメッスにある4つの館に加えて、若者向け業態シタディウムの3店舗を閉鎖する。フランス現地メディアのル・モンドなどが報じた。
フランスでは「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト運動)」やストライキがプランタンなどの百貨店への集客に影響を与えている。プランタンは新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウンにより臨時休業。インバウンド需要の低迷が経営に追い討ちをかけたという。また、フランスでは10月末に2度目のロックダウンが発令されており、再び店舗運営が打撃を受けている。
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CGT(フランス労働総同盟)によると、今回の店舗閉鎖でプランタンの全従業員の約15%にあたる約450人が雇用の危機に陥っているという。2021年7月までは雇用が保障されているが、2022年1月までに解雇などで整理されると見られている。
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