イコーランド トラスト アンド インティメイトゥのメインヴィジュアル
Image by: ワンオー
ファッションPRを手掛けるワンオー(ONEO)が、イコーランド(EQUALAND)からサステナブルなD2Cプラットフォームプロジェクトを開始した。
イコーランドは、サステナブルな産業のコミュニティーを広め、上流下流に関係なく対等(イコール)に作り手や売り手、買い手が繋がってブランドを展開することを目的にスタートしたプロジェクト。2019年にワンオー初のオリジナルブランドとして「イコーランド トラスト ファッション(EQUALAND TRUST FASHION)」を立ち上げ、2020年にリアルとデジタルの双方で展開するコミュニティ型店舗「イコーランド シブヤ(EQUALAND SHIBUYA)」をレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)にオープンした。今回、在庫の大量廃棄や環境問題などアパレル業界が抱える課題の解決に向けて、プロジェクト発足当初から構想があったというサステナブルなD2Cプラットフォームを立ち上げた。
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D2Cプラットフォームでは、PRをはじめ、生産、販売、WEB構築など多岐にわたるワンオーのソリューションを活用。企業や個人が、サステナブルな素材を使用してトレーサビリティを確保したアイテムを展開できる。綿花生産者から技術者、デザイナーに至るまで、製造に携わった人の自筆署名を印刷した「信用タグ」をアイテムに取り付けるなど、プロダクトの背景にあるストーリーも積極的に発信するという。2023年度までの目標に「一億人総デザイナー」を掲げ、D2Cプラットフォーム支援サービスを強化しながら事業拡大を図る。
プラットフォームの立ち上げに伴い、プロジェクトの基盤ブランドとして展開していたイコーランド トラスト ファッションを、ジュエリーブランド「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」のデザイナー安部真理子をディレクターに迎えて「イコーランド トラスト アンド インティメイト(EQUALAND TRUST AND INTIMATE)」としてリブランディング。「日本古来の素材、そして生産者を大切に」をコンセプトに、環境に配慮した天然素材を用いた機能的なアイテムを展開している。ウェアのデザインは初めてだという安部による新作コレクションでは、独自の製法で編み出した乾燥機にかけられる「ウォッシャブル・カシミアジャージー」シリーズや、天然染料90%以上を維持する染色技術「ボタニカル・ダイ」シリーズ、洗濯可能なシルク「ウォッシャブル・シルクジャージー」シリーズ、1940年代の米軍のミリタリーサーマルをもとに伸縮編みで空気の層を作り、保温性を高めた「オーガニックコットンワッフル」シリーズなどを用意。余剰在庫改善に向けて受注販売をベースに生産し、在庫が残った際には黒色に染色して再販売するという。1月27日の今日から公式オンラインサイトを開設し、順次受注販売を開始。また、公式サイトではジャーナリストの曽根由佳による地球環境や環境問題、ブランドの生産背景についての情報を発信するコンテンツを設けるほか、今後はイコーランド シブヤで展示会やポップアップイベントを開催する予定だ。同ブランドの目標売上高は初年度で1億円、3年後には5億円を掲げる。
■イコーランド トラスト アンド インティメイト:公式オンラインサイト
イコーランド トラスト アンド インティメイトゥのメインヴィジュアル
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