kotohayokozawaのツイートより
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【2021年2月11日続報】新プロジェクトについて「コピー品の範囲が曖昧なままでの発信は誤解を招きかねない」とし、投稿を削除。ハッシュタグの使用は控えるよう消費者に呼びかけた。プロジェクトの体制を見直し、今後改めて詳細を発表するという。
「コトハヨコザワ(kotohayokozawa)」の横澤琴葉(日高琴葉)が、類似品を紹介するプロジェクト「#COPY_kotohayokozawa」をツイッターやインスタグラムなどのSNS上で始動した。消費者が日常で見かけたコトハヨコザワのコピー品をハッシュタグと合わせて投稿してもらう取り組みだという。
プロジェクトを告知するツイートでは、コトハヨコザワが手掛けたニットと、顧客からの連絡で模倣が発覚したという「Ily vintage」で販売していたニットの画像を並べて投稿。横澤自身で生地の厚みや縫製、タグ、品質表示を自社製品と比較するため、実際に商品を購入したという(現在は販売停止)。なお、Ily vintageは横澤の投稿を受けて類似品の販売を認め、謝罪コメントを発表。今回のプロジェクトを支持することを明らかにした。プロジェクトを始動した理由について横澤は「コピー品と知らずに買ってしまう人もいらっしゃると思いますし、防ぐのはなかなか難しいことです。商品の購入は『このお店が好き。このブランドを応援したい』という想いから生まれるひとつのアクション。消費者の方々には自分が服を買うことで、どのようなことにお金を払っているのかを改めて考えてもらえるきっかけになれば」とコメント。「コピー品が多く集まれば、将来的には展示をしても面白いかもしれないですね」とユニークな構想も明かした。
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コトハヨコザワではプリーツ加工やうねりのある縫い目を施したアイテムが代表的だが、デザインが酷似している商品が2019年ごろから流通。横澤自身も認知しており、昨年9月には「しまむら」で販売されていた類似品を本人が購入し、ツイッター上で「早速買って着比べてると思ってたほど悪くない」とレビューを投稿したほか、自身のYouTubeチャンネル「tv kotohayokozawa」ではコピー品をメルカリで購入し、正規品と比較した検証動画を公開している。一連の投稿や今回のプロジェクトに対し、SNSでは「素晴らしい取り組み」「ますますコトハヨコザワの服が好きになった」と称賛する声も上がっている。
横澤はファッション業界で横行する類似商品について「全く同じものを作るのは良くない。自分にしかできないことを理解している人やチームであれば、たとえ最初は何かを参考にしたとしても最終的なアウトプットは自ずと変わってくるはずです。ただ、今の時代は全てのスピードが速すぎて、作り手側がモノ作りを純粋に楽しんだり、深く考えたりする時間がなさすぎる」とコメントし、ファッション業界の既存のシステムや労働環境の問題点を指摘した。
kotohayokozawaのツイートより
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