三越伊勢丹は2月19日、同社が手がける靴と婦人服の3D計測サービスの一環としてオンライン完結型サービスを始めた。
同社は、3D計測機で測った顧客の足型データと靴の木型データをマッチングし、店頭と「三越伊勢丹オンラインストア」の商品の中から靴のレコメンドとフィッティングを行うサービス「ユアフィット365」を2019年に始動し、すでに1万人以上が体験している。
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今回、同サービスの簡易体験版として、自宅で簡単にセルフ採寸したデータを入力すると、当該データを元に、店頭でもニーズの高いスニーカーを中心に利用者に合う靴をレコメンドし、そのままオンライン決済で購入できる「ユアフィット365トライアル」をスタートした(画像)。
利用者はモノサシと紐、ペンを用意して足の踵からつま先までの長さと、親指と小指の付け根を点でつないだ足囲を測る。左右それぞれの足長と足囲を入力すると、「三越伊勢丹オンラインストア」の取り扱いアイテムの中からレコメンド商品が表示され、タップすると当該ブランドのサイズと利用者のサイズのマッチング度が表示される。気に入った靴はEC購入できる。
一方、3D計測と同社販売員による婦人服のマッチングサービス「マッチパレット」は昨年7月に始動。体験者は2000人を超えたという。
同サービスについてもオンライン上で簡単な3つの質問に答えるだけで4つのラインを診断。利用者に合ったコーディネート例や商品、ブランドを提案する「マッチパレット簡易診断」を始めた。
通常の「マッチパレット」は上半身と下半身のラインと体の厚みをもとに体型タイプを診断。タイプをベースにもっともスタイリングがきれいに見える着こなしや商品を提案するが、簡易版では質問に答えるだけで約1000ブランド、約2万アイテムの中からタイプ別に選定し、気に入った商品はそのままEC購入できる。
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