リモートワークが常態化する今、社内が一体化するための情報共有ツールは必須となった。株式会社ビヘイビアが提供する「Nerve」は、業種・職種を問わずに活用できる社内向けの情報共有ツールだ。クラウドベースで動作するので、チーム内の誰もが、いつでも・どこでも簡単にノートを書いて共有できる。
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整理を気にせずノートに書ける
これまでの情報共有ツールでは、1つのノートが1つのフォルダにしか保存できない「フォルダ型管理」が主流だった。しかし、「Nerve」が採用するネットワーク型管理では、1つのノートが複数の"リンク"を持つことができる。
なかでも面白いのは、「Nerve」に蓄積された情報はAIが自動で整理するので、後で必要になったときにすぐに検索できるという点だ。「整理の手間」というのは、ノートを書くことへの敬遠につながることは読者もご存知の通りだろう。「Nerve」であれば、整理を気にせずに気軽に書き留めることができるのがメリットといえる。
これまでは自分だけの個人メモで済ませる人が多く、それぞれのナレッジが「暗黙知」のままになりがちだった。「Nerve」ならチームの多くの人間が習慣としてノートを書くようになり、「暗黙知の形式知化」が加速していく。つまり、チームのナレッジを長期にわたり最大限に有効活用できるというわけだ。ビヘイビア社によると、同サービスにより「情報が個人の記憶からチームの資産へと変わっていきます」という。
総額約3500万円の資金調達を実施
この度、ビヘイビア社はSkyland Ventures・日本政策金融公庫・個人投資家などを引受先・融資元とする総額約3500万円の資金調達を実施したと発表した。
同社CEOの河又翔平氏は「社内Wiki系ツールは従前より多く存在していますが、Nerveは『整理不要』であることが最大の特徴です。これまでスタンダードだったフォルダ型整理は時を経るごとにカオス化していく傾向がありますが、Nerveはノートの内容をAIが解析し、内容ベースでノート同士をネットワーク化することでこの問題を解決します。結果『整理を気にせず書き始められる』。これほど素晴らしいことはないと思っています」と期待を込めて語った。
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