国際水泳連盟(FINA)が、イギリスのブランド「SOUL CAP」が販売しているアフロヘアやドレッドヘアといったボリュームのある髪型に対応した水泳帽を、東京オリンピックを含む公式大会での使用を認めないとした判断について、再検討することを発表した。
海外メディアの報道によると、同ブランドは国際水泳連盟に対して競技大会における水泳帽使用に関する承認申請を行ったが、「頭部の自然な形に合っていない」といった理由により却下された。国際水泳連盟に対して多数の批判が集まったことを受けて、再検討を決定したという。国際水泳連盟は公式サイトで「インクルージョンや代表性の重要性を理解した上で、SOUL CAPを含む類似の水泳帽についても使用の可否を検討している」とコメントしている。
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SOUL CAPは、イギリス人のMichaelとToksが2017年に共同で設立。2人が水泳を習い始めた際に出会ったアフロヘアの女性から、黒人など毛量の多い人々がスイムキャップのサイズに悩みを抱えていることを知り、水泳帽のデザインを始めたという。現在、毛量や頭の大きさに合わせてレギュラーからXXLまでの4サイズのキャップを販売している。
■SOUL CAP:公式サイト
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