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五輪公式ウェアに「第二の皮膚」の技術を活用、アシックスとソマルタ廣川玉枝が共同開発

ポディウムジャケット

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五輪公式ウェアに「第二の皮膚」の技術を活用、アシックスとソマルタ廣川玉枝が共同開発

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 開催中の東京2020オリンピックで、表彰台に上る日本代表選手のサンライズレッドのジャケットが、輝かしい姿をより一層引き立てている。ゴールドパートナーであるアシックスによるオフィシャルウェアで、一部アイテムの開発には「ソマルタ(SOMARTA)」のデザイナー廣川玉枝が参加。共同開発の経緯と特別なテキスタイルについて聞いた。

 アシックスと廣川は、表彰式で着用されるポディウムジャケットをはじめとする日本代表選手団のウェアと、一部の競技ウェアのテキスタイルデザインで協業。暑熱対策のジャカードメッシュを共同開発した。アシックス社は「涼しく、呼吸する皮膚そのもののようなテキスタイル」の開発を模索する中で、「ソマルタ(SOMARTA)」の代表作である"第二の皮膚"がコンセプトの無縫製ニット「スキンシリーズ」に着目。アシックス社からのオファーを受けて、スキンシリーズの技術を用いたテキスタイルの共同開発に着手したという。

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 今回の協業では、アシックススポーツ工学研究所が人体の発汗ポイントをデータ化した研究成果「ボディサーモマッピング」に基づき、体温が上昇する箇所を考慮したジャカードメッシュデザインを開発。通気孔となるニットガーメントの組織を決め、表面と裏面で表情が異なる二重構造のメッシュを最先端のニット技術を用いてデザインした。メッシュの穴の大きさを変えることで高い通気性を実現したほか、身体を美しく見せるデザインに仕上げた。廣川は「『高温多湿の気候の中で、代表選手たちの体力の消耗負荷を少しでも軽減したい』というアシックス社の強い想いを汲んでチーム一丸となり、今できる最高の技術を用いて快適で美しいテキスタイルを開発しました。このジャカードメッシュのテキスタイル技術は、日本の物づくりを支えてくださる職人達の尽力によって初めて実現する事が出来ました」と共同開発を振り返った。

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