「池袋マルイ」閉店セレモニーの様子
IMAGE by: FASHIONSNAP
池袋マルイが、8月29日の今日をもって閉店した。同店は1952年に開業。1977年に移転し、44年にわたり現在の場所で営業してきた。入居ビルの建物の老朽化などを閉店理由としており、営業終了はコロナ禍よりも前から計画していたという。
閉店に伴い同店では、「さよなら大感謝祭」と題したセールを開催。最終営業日の今日は開店前に約100人が待機した。最終営業日の店内は商品が完売し空になったラックもあり、終日、買い物客で賑わいを見せた。池袋在住の30代の家族連れは「週末になると家族でよく買い物に来ていた場所。無くなってしまうのは寂しい。次にどのような店舗ができるのか気になる」と閉店を惜しんだ。店内4階には、利用者から同店へ向けた感謝のメッセージを壁一面に掲示。8月28日時点で8000枚以上のメッセージが寄せられたという。また、店舗の外ではスマートフォンで記念撮影をする人の姿も見られた。
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営業終了時間の18時半を前に、18時頃から閉店の瞬間を見届けようと来店客が正面入り口に集まった。18時半になると閉店セレモニーが始まり、池袋マルイの店長が登壇。同店店長は「池袋マルイの閉店が決まったのは昨年9月。わたくしやスタッフの間で寂しい気持ち、悔しい気持ちが込み上げてまいりましたが、残りあと1年あると気持ちを切り替えて最後まで皆さんのお役に立つ、喜んで頂ける商売をしていこうとスタッフ一丸となって取り組んで参りました。その間、たくさんのお客様にご来店いただき、たくさんの『ありがとう』の言葉を私たちにかけて頂きました。皆さんに喜んで頂けたことが何よりの励みになりました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
「池袋マルイ」閉店セレモニーの様子
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