株式会社Inspire Highは、世界中の創造力と自分をつなぐ10代のためのEdTechプログラム「Inspire High」を提供中。2020年1月の事業開始以降、10代による個人利用に加え、中学・高校向けのEdTech教材としても活用され、累積利用者は2万人を突破しました。今回は、そんなInspire Highにフォーカスしてみましょう。
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多彩なガイド陣と考える「答えのない問い」
「Inspire High」は、世界中のクリエイティブに生きる大人たち(ガイド)と多感な10代の若者をリアルタイムにつなぎ、ガイドとの対話や10代の参加者同士の交流を通じて、10代が秘める可能性を刺激し、行動者を育むEdTechプログラムです。
ライブ配信セッションは90分間(無料)。アーティストやミュージシャン、映画監督、ロボット開発者、内科医、タレント、ドラァグ・クイーン、失敗研究者などさまざまな領域で活動するガイド陣のクリエイティビティに触れ、「答えのない問い」についてガイドと一緒に考え、同世代で共有し合う双方向型の学びを提供しています。
直近では、2021年9月11日にインドの環境保護活動家・社会活動家であるラジェンドラ・シン氏による「水の危機にどう立ち向かう?」というテーマのライブ配信セッションが開催予定。なお、公式サイト内では、過去の出演ガイドのプロフィールやセッションテーマ、台湾IT担当大臣 オードリー・タン氏、半世紀以上ことばに向き合う詩人・谷川俊太郎氏のセッション動画を公開しています。
教育機関への導入拡大へ
2020年度から順次適用されている新しい学習指導要領で「生きる力 学びの、その先へ」という言葉が掲げられているように、子どもの「生きる力」を育むと共に、社会の変化を見据えた新たな学びへの進化が重要視されているようです。「Inspire High」は、「世界中の10代をインスパイアする」というミッションのもと、未来を生き抜くための21世紀スキルおよび非認知スキルを提供してきました。
今後は、日本全国の中学・高校や学習塾への導入を進めるための営業活動およびカスタマーサクセス、プログラム開発に注力していくとのこと。そのために今回、池森ベンチャーサポート、Sony Innovation Fund、PR TIMES、ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン、鈴木達哉氏、梅田裕真氏、小柴正浩氏らを引受先とした約1.5億円の資金調達を実施しました。また、昨年度に引き続き、経済産業省が実施する「EdTech導入補助金2021」事業者として採択されたことも発表しています。
PR TIMES
(文・Higuchi)
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