Image by: NANGA
ダウンメーカー「ナンガ(NANGA)」が、原点に立ち返りこれまでのマテリアルの組成を研究し、構造の持てる力を追求する自社研究機関「ナンガマウンテンラボラトリー(NANGA MOUNTAIN LABORATORY=NML)を発足した。第1弾として、ナンガ史上最高峰モデルの寝袋「LEVEL 8」を発売した。
NMLでは、多くのスリーピングバッグの使用設定温度帯がスイスにある試験機関ヨーロピアンノームでの検査の結果から設定されていることに着目した。ヨーロピアンノームが全世界の基準となっている一方で、人種が異なれば深部体温も異なるためヨーロッパ基準では日本人に必ずしも適合しない可能性を考慮し、独自の研究を実施。実験では使用環境を北極や南極と設定して検証し、素材や構造などの研究を重ねた。ナンガ史上最高峰モデルの寝袋「LEVEL 8」からは、軽量かつ防水透湿性のある素材「AURORA LIGHT」を使用し、極寒を想定した−23°C対応防水軽量モデル「LEVEL8 -23 AURORA LIGHT」(9万4600円)と、素材による寝心地への影響をデータ化して追求した−20°C対応の軽量モデル「LEVEL8 -20 UDD BAG」(9万2400円/いずれも税込)を展開する。
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