パナソニックのデザイン本部「FUTURE LIFE FACTORY」と、日本テレビのR&Dチーム「R&Dラボ」は、共同でコロナ禍でのくらしの課題である「ストレスの悪循環」の解消を目的としたデジタルミラー「ミロモ」のプロトタイプを制作しました。
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ストレスを可視化するミラー
「ミロモ」は、日々の暮らしの中で気づかない間に蓄積しているストレスを可視化し、その解消を促してくれるデジタルミラー。「ミロモ」の前に立つと、ミラーの中に棲むキャラクター「ミロモちゃん」が話しかけてきます。
この呼びかけに応えて鏡に手をかざすと、仕事や日々の暮らしの中で気づかない間に溜まったストレスが「ストレスモンスター」として見える化されるというのです。
溜まっているストレスの度合いによってストレスモンスターの種類や数が変化し、ストレスが多いとボスモンスターも登場するのが面白いポイント。 ミロモちゃんの指示に従ってストレスモンスター達を退治することで、自然にストレス解消のエクササイズを促します。
ストレスの測定には、パナソニックの「デジタルヒューマン技術」を応用。同技術は、パナソニックのプロダクト解析センターで開発された、 ココロの状態やカラダ負担を可視化・定量化する技術の総称で、使いやすい商品・ サービス作りや、工場やオフィスなど働く現場の改善などに活用されているようです。
日テレとパナソニックのコラボで誕生
デジタルミラー「ミロモ」は、日本テレビのR&Dチームと、パナソニックのデザインチームの両社メンバーによるコラボレーションチーム「TONDEMO LIFE FACTORY」により開発されました。
同チームは、日テレの「アイデア・発想力や人を巻き込み動かす力」と、パナソニックの「テクノロジー、商品開発力、デザイン力」など、業種を超えてお互いのリソースを持ち合い、「社会課題の解決につながる、暮らしやエンターテインメントのビジネスアイデア」を創出することを目指し、2020年4月から活動しています。
今回のプロトタイプ「ミロモ」は、新型コロナウイルスの状況を鑑み、展示会などの場所での一般公開は予定しておらずWebでの情報公開になります。今後、状況が改善した際には展示会などでの一般公開も企画していく予定です。
PR TIMES
ミロモ
(文・Takeuchi)
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